クーパー(ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)、メルちゃん(ボクサー)、まめちゃん(バドが拾った黒猫)と暮らす、犬ライターが綴る犬馬鹿生活。
エネルギーシフト
2011年05月08日 (日) | 編集 |
震災から時間が経過し、ますます具体的な被害状況や、そして継続して苦難を強いられている人たちの映像を見るたび、東京でのほほんと暮らす自分に「私はこんなことでいいんだろうか」と心がキューッとなる。ゴールデンウィーク中に「とにかく何かしたい」とボランティアで駆け付けた多くの日本人の精神にも感銘を受ける。知り合いのカメラマンさんのブログを見たら、彼も現地に飛んでいた。
ああ、だけど東京は、オフィスビルのエレベーターが間引き運転されたり、店舗の照明が少し暗めだけど、あとはほぼ平常運転だ。震災や原発の避難生活をしている人の痛みをうっかり忘れないようにしなくちゃ、と毎日肝に銘じているが、人間とは(とくに私は)楽しい方、楽な方に流れやすい。いかん、いかん。

私の放射能(ヨード)アレルギー疑惑の首や耳の後ろ、後頭部の蕁麻疹は相変わらず痒い。昨日、小降りの雨の中、片手松葉杖で歩いたら、やっぱりそのあとひどくなった。うーん、疑わしい。原爆の黒い雨と同じだったらどうする!? でも東京電力は東京にいる私の健康被害なんか賠償責任を負うつもりはまったくないだろう(苦笑)(だいたい前例のないアレルゲンが原因だったら、それを突き止めるのは時間もかかるに違いない、放射能皮膚炎などに詳しい皮膚科医がいればそこに行きたいけど)。
経済優先の大企業や政府はおうおうにしてそんなもんだ。まぁ、松葉杖を卒業したら、皮膚科に行ってみようと思ってる。でもなー、塗り薬を塗ったらとりあえずは痒みはおさまるとは思うけど(睡眠中も痒くて目が覚めるくらいで辛いの。しかも右腕が四十肩、もとい五十肩のせいで首の後ろをカキカキするのもすごく痛いの)、もしも本当にアレルゲンが放射能だとしたら、空気中のアレルゲンを避けるのは難しい。私は犬の散歩に必ず行くし、暑いから髪の毛もアップにするし、Tシャツも着るぞ。どーしてくれるんだ、東京電力。

みんなの大気や地面や海や川の環境を、1企業の利益のためにリスクに晒すのは、もうやめてほしい。
国策という名のもとのエネルギー開発とはいえ、経済産業省(保安院も含む)のOBが何十人も電力会社に天下りしているというこの現実。WWFで環境問題にかかわっていた私としては、もうイヤになるほど見てきた裏の構図だ。まったく日本ってば。10年経っても、20年経っても、ほとんど変わってないんだから。

だけど、浜岡原発の停止を要請した菅総理には、一応拍手。米軍の圧力やらなにかがあったという話しもあるが(横須賀基地とか厚木基地にも影響が及ぶ範囲だから、アジアの均衡を保つ<という命題の>ためにあのエリアで原発事故を起こされると アメリカは困るらしい)、ともかく今までの「原発万歳」の政策に一旦停止をさせる宣言をしたのは、なかなかすごいと思った。自民党だったらできただろうか。道路族議員みたいに、原発族がいるような気もするしねぇ、天下りをこれからもしたい官僚の根回しもあったろうに、よくぞはねのけ強硬しました。

そういえばマチュは先日、表参道のエネルギーシフトのパレードに参加してきました(TBSの取材にも答えたらしい。よしよし、それも小さなNGO活動だ)。
WWFではあまり取り組んでいなかったけど、原発反対といえばグリーンピースさん。ぜひ頑張っていただきたいですね。これからも注目していきたいと思います。
そのグリーンピースさんのリリースの中にこんな記事が。

環境省: 風力発電、風が吹くときだけ発電しても、原発よりもたくさん発電できます

おおぅ、本当ですか。環境省もほんとにプレスリリースだしてる。太陽光発電や風力発電、地熱発電などの再生可能エネルギーの可能性は、本当は現実的に実現可能そうじゃん。がんばれー、環境省!! (お金持ちの)経済産業省に比べて、(予算取りも歴史も少ない)環境省ではあるが、世論の後押しを受けて、ぜひ頑張って、大きな声をあげていってほしい。私は、もう少し電気を節電もするし、消費万歳生活を我慢するから、安心な空気や食べ物や水や未来を守りたい。

一応、犬ブログだから書くけど、大人よりも子どもの方が健康被害が懸念されているように、動物にも健康被害がでる可能性は捨てきれない。犬たちは、人間のように寿命は長くないから蓄積しないかもしれないけど、でも、いいわけないよね。人間よりも体重が小さい個体は、少量のなんとかシーベルトで影響を受けるかもしれないじゃないか。今までチェルノブイリで、家畜やペットや水産資源(お魚や蟹や海草など)、もっといえば野生動物、野生の森の植物たちにどんな影響かでたかデータを調べているか聞いたことないけど、放射能は、地球上のすべての動物、植物、地面、空気、水を破壊する威力を持っているはず。遺伝子を破壊したら、マチュたちの次の代にも迷惑をかけることになる。枝野さん、「疑わしきはシロ」ではなく、「疑わしきはクロ」の姿勢で、日本を守っていってくださいよ。


……と、連休最後の日に、日本の環境を憂うばど吉であります。

さて、金曜日、バド、病院に行ってきた報告。
半分くらい勝手に抜糸したけど(怒!)、とりあえず、赤身は露出していないということで、このまま経過観察に。「とにかく舐めさせないで。そうすれば、くっつくから」との先生のお言葉。
それと「うん、だけど傷の治りは順調ですよ。なかなか早いです」と言われたのは嬉しかった。バドちゃん、こんなに爺様なのに、若い者同等の快復力をまだ持っているらしい。素晴らしい。

だけど、2日前くらいから急に膀胱炎らしくオシッコポチポチ落としが増えたので、キズのための抗生物質を膀胱炎にも効くものに変更してもらった。うん、そしたら、いまはオシッコ垂らしは改善。よろしい。

だから、あとは自分で舐めさせないことのみに注力すべし!

被覆材を貼ったり、浮き輪カラーしたり、ズボンやレッグウォーマー履かせたり、今までもいろいろ手を尽くしてきましたが、すぐはがしたり、脱げたりするので、今度は、サスペンダーでズボン吊りにしてみた。

8なめるなよ~

茶色の縞々は、パパのロングTシャツをお下がり。
とにかく患部を気づかせないというか、気持ちを集中させないことが大事。

じーちゃん、たのみますね。舐めんなよ~。

そして、じーちゃんのズボンがパンタロンになるので、切った端切れで。

8かぶりもの

なんでボクサーって、こんなにかぶり物がお似合いなのかしら!!(爆)

原発問題はあれど、毎日、犬たちの存在が、シライシ家を笑わせてくれています。
犬が、家族を和ませ、幸せにしてくれるのは間違いないです。
被災者の方も愛犬と一緒に避難生活が送れますように。行政のみなさん、エネルギーシフトに加えて、動物と飼い主の福祉政策もどうかよろしくお願いいたします。


コメント
この記事へのコメント
じーちゃんのズボン、トールさんが来ている姿を
ブログでお見かけした気がしますよ!笑。

エネルギーシフトかぁ。これは、相当難しいらしいですね、現実問題。
今、原発が負ってる電力を火力でも水力発電でも
行うとしたら、何十倍の資金がかかるらしい。
風力発電ですが、数か月前のニュースの中では
国が投資して立てた水車の半数が故障により
使用できないらしい(台風や雷のせい)。
となると、海外のように風力発電でも補いきらないでしょう。
私は、どちらかというと人や車が動くことで起こる
摩擦による発電の方に期待してます。
こちらの方が電力使う関東地方の方が人も車も多く摩擦力も大きいでしょうからね。
一刻も早く実現してもらいたいものです。
2011/05/08(日) 18:48:32 | URL | こぼずはうす #-[ 編集]
♪こぼずはうす様
トールが縞々になっている姿、見覚えがありましたか!(爆)
けっこう愛用してて、ふにゃふにゃになってからも私はこなれた感じが好きでパジャマがわりにしていたのですが、大事なバド爺のためにさよならしました(笑)。

風力発電。そういう報道があったのは私も覚えがあります。だいぶ前からよく言われていました。でも本当にそうなのか?情報操作されているのではないか?と疑っています。原発は建造してから台風などで故障することはなく修繕費はちまちまかからなくても、ドカーンと故障したらそちらの方がものすごい経費がかかる。周囲100?キロくらいの住民、農業、水産業、そして一般の会社の人でもその場から避難しなくちゃいけないのなら、ものすごい賠償金額が発生する(迷惑をかけているんだから、ちゃんと民法上の責任を負うべきだ)。それに毎年、原発を誘致してくれた地方自治体にかなりの地方交付金も落としている。さらに核廃棄物を未来永劫管理・保存していく経費も莫大(建物費、人件費、地元への協力金的なものを含め。あ、広報活動費もかなりお金を使ってる)(しかも何万年単位で核廃棄物は放射能を出し続けるというではないか)。そう考えると、本当にコストが低いエネルギー源はなんなのか、かつ、再生可能、持続可能なエネルギー源はなんなのか、再考する必要があると思います。
昨日テレビでやってたけど、地熱発電の機械のメーカーは日本製だった。びっくり。99.9%自然エネルギーで賄っているアイスランドでも、原発のかわりに地熱発電所を作ったフィリピンでも、日本製の地熱発電機を使ってた。日本にはそんなすごい発明力というかメーカー力があるのに、たぶん日本では地熱発電は政府の思惑、官僚の都合で評価されなかったんだと思う。
地震が多い国=火山活動が活発な国。地熱発電は本気でやればかなり有望だと思います。ただし一部の温泉地の方は「温泉が枯れる」と反対しているところもあるそうで、それが事実かどうかちゃんと環境アセスメントをして、仮にそれが事実であれば、地元の観光産業に迷惑をかけない配慮は必要だと思います。

そう、それとこないだ振動(音も含むのかも)を使った発電についてもテレビで見ました。摩擦による発電と同じ? 違うのかな? 渋谷のスクランブル交差点で実験してた。まだ蓄電技術が今後の課題だそうですが、渋谷駅前の信号機や照明の電気くらいまかなえちゃうんだって。私も将来有望だと思う! 新宿駅とかの改札やホーム付近に敷き詰めたらけっこう発電できそうだよね。自動車の道路の下でもいいらしいから高層道路の照明とか(実際に都内で橋のライトアップに利用しているとこもあるんだって)。週末のデパートのエレベーターホール前とか、いろいろ考えれるんじゃないかな。東京では人が瞬間的に密集するところ多いからね。

ニッポンの発明者のアイデアと優れた技術力に、大いに期待したいです!
(今日は犬ブロガーではなく、環境ジャーナリストの小粒卵として語ってみた。笑)
2011/05/09(月) 14:24:12 | URL | ばど吉 #-[ 編集]
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