Article page

by
  • Comment:5

いろいろ弱っているバドを思い、昨夜、古いブログをつい読み返してしまった。
1年1年、腰の位置が低くなっているなぁ。老齢になると起きやすい変形性脊椎症のせいだと思うけど。

20060725134756.jpg

↑ まずブログを開始した年、2006年7月(バド11歳8か月)。立っている写真がなかったけど、このようにまだ筋肉もあり、皮膚に艶と張りがある。まだ自転車散歩していたね。11歳半の大型犬といえば通常は立派な老犬だけど、バドはまだ「じーちゃん」という感じではなく、「おまえはいつになったら落ち着くんだ?」というレベルでした。

20070723125959.jpg

↑ 2007年7月(バド12歳8か月)。パチが6月に亡くなった年。散歩でも引っ張らなくなり、老いてきたなぁ、すっかり飼いやすくなってきたなぁ(笑)、と思い始めた頃。チャリ散歩もしなくなってます。それでもオスの大型犬(こちらはキースホンドさん)と遊ばせるのはドキドキ(ついでに右の尻はタビィです)。まだまだいつなんどきケンカが勃発するかわからないパワー、血気盛んさはあった。おしりまわりの筋肉は落ちてきたものの、腰骨はでていないし、まだ腰の位置がそんなに低くない。代々木公園(片道徒歩20分くらい)を往復し、公園内を1時間ばかり散歩する、合計2~3時間、夏場に歩くのも問題なし。右側腹部の脂肪腫、もうこの頃からあるね。ガンではなく、問題なく現在に至る。

13バドの回し

↑ 2008年7月(バド13歳8か月)。この年、7月からタビィの具合が悪くなり、9月にタビィが死んだ。タビィの調子の悪さに今思えば比例するように、バドのおしっこ垂れ事件(おそらく膀胱炎)が頻発。オムツをして過ごした夏だった。肺動脈を患い、心臓と肺の具合が悪かったタビィのために、エアコンで冷え冷えにしていたせいで自立神経が狂ったのか、あるいは、タビィがもうすぐ死ぬことを動物的直感で悟り、自分の免疫まで下がっていたのかは不明。とにかくこの夏は具合が悪く、いろいろと急にガタが来た。私はこの7月段階で、まさか2か月後にタビィが死ぬなんて思っていなくて、むしろバド爺ちゃんが夏を越せるのか、とても心配していた。
雷が怖くて、オシッコをジャージャーしていたのもこの夏。不安でパニックになりやすかったのもしれない。ちなみに雷がすごく怖かったのは2007年と2008年の夏のみ。それ以降はパニックにならないところをみると、この頃まで耳や骨伝導など聴力はむしろあったためかもしれない。つまり2009年以降は、雷の音もほぼ聞こえないし、ピカッと光ることに気がつかない(視力も薄い)ため、雷が気にならなくなった可能性がある。
2008年7月から膀胱炎対策のため、1日3回散歩(朝8時頃、夕方6時前後、深夜12時すぎ)になる。現在まで継続中(もう2年もやっているのか。ルーティンになると慣れるもんだね)。
2008年10月、僧帽弁閉鎖不全症(心臓)が発覚し、それ以降毎日、心臓病と肝臓のための投薬を現在まで継続中。

27タイヤ交換

↑ 2009年7月(バド14歳8か月)。バド人生で初めて、ひとりっ子時代(タビィが2008年9月に死んで~2009年9月にクーパーが来るまでは1頭飼育)。いちばん穏やかな老後時代だったかも(笑)。腰はだいぶ低くなってきて、後肢をだいぶ引いている。暑さにも弱くなってきている。エアコン嫌いのバドが、エアコンなしではハアハアしてしまうし、ふわふわベッドじゃないと寝なかったバドが、暑いせいかフローリングなど硬い床でも寝るようになる。心臓病は暑いのが負担なんだと思う。
臀部まわりの筋肉は落ちつつあるし、胸部のパチンパチンとした肉もかなり落ちてきた。今までに比べると、すっかり老いたなぁ、15歳の誕生日が迎えられるかなぁと、ひとりっ子に対して、過剰に心配&ちょい溺愛をしていた時期ではあるが(笑)、今年と比較したら、まだ腰は高く、シャンとしていると思う。1日3回の散歩で膀胱を空にする作戦や膀胱洗浄が効を成したか、オシッコこぼれ事件はなかった。
ただ、ひとりっ子だったため、家庭内でも刺激も少なく、また無理に老犬を連れ回す必要がなかったため、運動量もいまよりずいぶん少なかったはず。昼夜、寝てばかりいた。そのため夜中の3時ごろに起きることがあり、呆けたように「ドアを開けろ」と言わんばかりにワンと深夜に鳴くことがあった。ご近所の手前、夜鳴きは本当にできるだけ回避したい。痴呆症の進行をいちばん心配していた時期ともいえる。
9月、クーパーが家族に加わる。いきなり刺激的な毎日となる。すると呆けるヒマもなくなり、夜中はよく寝るようになった。

15腰が低い

↑ そして、2010年7月(バド15歳8か月)。本日撮影。
腰がかなり低く、後肢もいつも曲がった状態。頭を下げているのが日常化しているのは、関節痛があるからとのことで、また頭蓋骨は重たいのでそれを支える筋肉が衰えているともいえる。体重も年々痩せて、いまは30キロを切っている。腰骨も痛々しく露出している。フードを買えて、少し太らせたいなと思っているが、ちょっと太ると後肢の負担が大きいようにも思え、加減が難しい。
今週は、外耳炎も悪化。高湿度のせいだと思うけど、後肢麻痺がひどいということは関節炎の痛みも増していることが考えられ、炎症が起きているということは白血球さんが働いているということだから、免疫力が下がっているのかも。免疫が下がると、すぐバドは外耳炎が悪化する。わかりやすい(笑)。ザイマックスのオテック・イヤープロテクターの酵素で加療中。
ナックリングもあり、起き上がるのに介助が必要となったのも、今月から。ナックリングは今までもたまに起こしては、いつのまにか治っていたけれど、起き上がるのも無理、階段から落下する、などはこの夏から。年々、筋肉の低下や関節痛などのために、四肢の弱りがひどくなっている。ウンチぽろり事件も週1~2回ほどの頻度である。でも今のところ2008年夏ほどオシッコ漏れはなく、オムツの必要性はないが、犬ベッドがなんとなく臭い朝があるので、多少はこぼれていると思われる。

だけど、食欲はばっちり、ウンコもよろしい。まだボケてもない。関節や脊椎神経、心臓、肝臓、膀胱などは弱ってきているけれど、心臓がパンクしない限り、まだ頑張れそうな気がする。

*************************************

ふりかえってみると、だいたいバドは7月、梅雨の頃に弱っている。
やっぱり、犬は暑いのが苦手だね。

15コング

おやつ入りコングもいまも大好きだよ。
体は100歳以上だけど、心はずっと3歳児。
だけど、コングを投げて中味を出そうと興奮するとハアハアになる。ごはんを食べた後も体温が上がるらしくハアハアするので、昨日は夜9時からリビングを冷房したよ(昼間は節約のためバドを仕事部屋に連れてきて冷房)。

15とりあい

クパとコングを取り合いし、

15一喝

一喝した顔。
クパのようにいまはもう機敏に動けないので、転がったコングを先に奪い取るのはクパ。
だけど親分(私)に取り上げられ、バドに渡される(だってクパは自分の分のコングがあるんだから)。

1515歳8

いけるところまでいこう。

(だけど、この顔、肺高血圧になってしんどそうだったタビィの表情と似ている気がする。心臓が苦しいとこういう顔になるのかな。コングの遊びすぎにも注意が必要。でも外では暑くて遊べないし、かといって寝てばかりは昼夜逆転しそうだし。命の質を高めるのは、さじ加減が難しいです)

思い出に浸っているなんて縁起悪いね。
でも、ちゃんとまとめておきたかったの。
今から老犬期に突入する飼い主さんの参考になれれば、と思います。
長く生きてくれると、それだけオシッコ掃除・洗濯などの手間や1日3回散歩や、投薬代やサプリメント代、消毒薬代、靴代(笑)、冷房代、床暖房代などがかかるもの。まー、わりと大変です。

だけど、老犬は、若い犬にない魅力、愛しさがいっぱいつまってます。
バドは可愛いです。ものすごく可愛いです。何を考えているかツーカーで、手に取るようにわかります。15年半も一緒に暮らしているんだもんね。

それを噛みしめながら、いま書いている本の原稿に活かしていきます。
(ばど吉、現実逃避してないで、早く書けーっ!)

白石バドバドかえ
Posted by白石バドバドかえ

Comments 5

-  
管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2010/07/16 (Fri) 01:08 | EDIT | REPLY |   
こぼずはうす  
分かりやすい。

バド君の体の変遷が分かりやすいですね。
きちんと文章として残しておきたいというのは
さすが、バド吉さん。
ツルツル系は体の線がわかりやすいですからね。
ケリーもすでに若い頃とは筋肉のつき方が
違うのがわかります。

明日くらいから梅雨明けで、気温もかなり上昇するらしいです。
バド君には益々厳しい状況ですが
ご自愛くださいませ。

2010/07/16 (Fri) 09:45 | EDIT | REPLY |   
mari  

バド吉さん、ありがとうございます。バドほどの長寿犬と暮らしたことがない私にでも、変化がわかりやすいです。まだまだ血気盛んな愚娘にも長生きしてほしいから、じっくり読んでしまうし、将来読み返して勉強(力)になることもあると思うのです。バド、食欲・ウンチ・心(臓器じゃなくて『ハート』)がバッチリなんだから、やっぱすごいな。15年たてば、ヒトだってものすごく変化すると思うんです。そこを一緒に生きてきているわけだから…愛おしいのでしょうね。追伸:DVD、全然いつでもいいですよ~新しいエピソードはナショジオで!

2010/07/16 (Fri) 12:27 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
参考になれれば嬉しい

♪こぼずはうす様
そうですね、きちんと文章として残しておきたくなるのは職業病ですね(笑)。
自分の中で心の整理をつけるためにも
文章にするって有効なんです。

ツルピカ犬は、そう、筋肉の付き方が一目瞭然。
病気の発見もしやすいという気がします。皮膚の腫瘍とか炎症とかね。

でも自分のブログを読み返すと、バドは2008年12月に神宮外苑イチョウ祭りまで自転車で行ったり、わりとつい最近まで自転車でちょろちょろ外出をしていたみたい。スパルタな飼い主だ(苦笑)。だけど、筋肉は使わないとダメになるばかり。いま15歳8か月のバドが自分の足で移動できているのは、当時の運動のおかげではないかと思っています。
ケリーさんも若いときにしっかりいい筋肉を鍛えておいてね!
クーパーも砂丘で筋トレさせたいです(笑)。
(さっき仕事部屋は37℃だった!! いまはエアコン中。オスどもが3頭<猫も含む>がごろごろ気持ちよさそうに寝ております)


♪mari様
ありがとう、そういってもらえると嬉しいです。大きめの犬は、介護も大変にはなりますが、だから飼い主はより努力や工夫をするので、それもまたよけいに愛しさを増す要因なのではないかと思ってます。
以前、たしかつむじちゃんが言ってくれたのだと思いますが、
「死ぬ前に(愛犬が)世話をさせてくれるのも親孝行だ」と。涙。
うん、たしかにそうだと思う。心の準備をさせてもらえる時間でもある。

もう代々木は完全に梅雨明けだね。入道雲だ~~~。
もう夏の空だ~~~。
夕方散歩がますます過酷になるね。ビーちゃんも気をつけて!





2010/07/16 (Fri) 14:47 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
カギコメさんへ

バドと私の、1日1日、楽しくやっている記録が
持病のあるワイマラナーさんちの勇気になっていることは
とても嬉しいです。
これからも頑張って書き続けます。

2010/07/16 (Fri) 14:56 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply