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クパのキズの処置をどうすべきか、何がベストなのか、悩んでいると、ドイツの獣医さんK子さんからメールが来て、「湿潤療法」などについて教えてもらった。「湿潤療法」とは端的に言うと、イソジンなどの消毒剤を使うと、皮膚の再生のために頑張っている細胞の働きを阻害しちゃうので、自らの汁(創液というらしい)の力でキズを治すため、傷口は消毒せず、乾燥させないという方法。今までの常識に反する考え方でもあるが、実は古くから民間療法などでは認知されていたらしい。だけど、現代西洋医学でも少しずつ認知されつつある。湿潤方法の大きなメリットは、傷口がケロイド状になりにくいなどがある。消毒と抗生物質では治りにくい褥瘡や火傷の治療で、人医療でも注目されているそうだ。キズパワーパッドという新型の絆創膏、あれと同じ考え方である。

実はドイツのK子さんだけでなく、もう一人のK子獣医師も、少し前にクパを心配して湿潤療法について資料を送ってくださっていた。でも、今までは、手術してくれたホームドクターがイソジン派であるので、「湿潤法に切り替えたい」と言いだしにくく(この私も、である。私だって一応、気は遣う。笑)、また、私も以前この方法で自分自身を治したことがあるが、1勝1敗だった(苦笑)。以前、まめちゃんに噛まれたときは成功したが、ドゴ・アルヘンティーノの歯が入っちゃったときは失敗して、あとからよけいにひどく痛い治療をされることになったことがあるので、もしも化膿したらどうしようと思い、すぐにはクパに実践できなかった。

しかし、親しく、またホリステック・ケアにも関心のあるクレバーなお二人の獣医さんが「こんな方法もあるよ」と言ってくれたということと、

*クパは自分で抜糸したのでなく、肉が切れた → 縫っても縫ってもまた弾けるかも
*ショードッグは卒業するにしろスムース・ヘアなので、なるべくケロイド状のキズは作りたくない。できるだけキレイに治してあげたい(四肢の先なのでどうせ見えにくい位置だけどね。親心ってもんです)。このままでは傷跡が残るのは必至。

という理由から、湿潤方法に切り替える決心をしました。
とにかく、早く治してやらないと、クパがストレスで心が壊れるかもしれない。だって、あいつ、おととい自分の食糞したし、昨日は道のウンチを食糞しようとしたの! 今までしなかったのになぁ、これはストレスのひとつの現れではないかと懸念したわけです。

昨夜、いろいろ調べて、ラップ式でやってみました!

6湿潤法

↑ 流水と生理食塩水で患部をよく洗い流したあと、ラップを固定。

5湿潤法2

↑ あふれすぎた創液をキャッチするために、ラップより大きめサイズに切った薄いペットシーツを切った物を固定。

6湿潤法3

↑ 粘着包帯で固定。血流をさまたげると、循環が悪くなるので注意して。だけど、はずれては欲しくないので、加減が難しい。

6湿潤法4

↑ クパはすぐにはずすので、バレーボール用のテーピングで、粘着包帯のはしっこをガード。これも血流を妨げないように注意。

6リストバンド

↑ さらに、すぐにいじろうとした上の部分にはパパが持っていたリストバンドも装着(笑)。

おかげで、昨夜はいじらずに(夜中はエリザベスカラーもしていた)、いまも無事そのままである。

ただし、この方法は本来、獣医師の指導の元で行うのが大前提です。キズを再生する役割をする汁(創液)と、化膿した汁(膿)の判断を間違うと大変なことになります。治るどころか、非常にやばいことになるでしょう。また患部の状況、キズの種類にもよるはずです。私が失敗した例では、ケガが骨までに達していました。放置していたら、骨膜炎を起こし、最悪、切断です(ひょえ~っ)。正しい判断が絶対に必要です。私も、ダブルK子先生のアドバイスがあったからできましたし、今日明日の様子をみて、来週ホームドクターに診てもらいます。我流でやって、失敗することのないようにしてください。
獣医療の中で、湿潤療法を実践されている獣医師のリストはこちらです。関心のある方は、相談してみてね。


そして、キズ舐め対策のために、お二方からそれぞれアドバイスもいただいたのでご紹介。便利グッズは購入後に紹介するとして……まず身近にあったものをさっそく試してみました。
マチュのお古のタイツ(スパッツ式)です!

6タイツ

うわーっ、江頭クーパーだ!!!!

6江頭

めちゃ笑える。でも実用的!
しっぽの穴を自分で開けました。

これだと患部への関心が薄くなり、自分のお尻付近がムズムズして、どこもかしこも気になったあげく、あきらめてふて寝しておりました。よしよし、大成功。
クパっち、大型犬でよかったじゃ~ん(笑)。

大型犬後肢の舐めこわし対策に、ぜひ。ただし、ウンチシッコはできないので、うちは夜間だけはかせるつもり。
ダブルK子さん、貴重なアドバイス、ありがとうございました!
みなさまの愛に支えられ、クパ、華麗に復活してみせます!

白石バドバドかえ
Posted by白石バドバドかえ

Comments 7

mari  
No title

タイトルを見て、クーパー、ストレスが溜まりすぎてとうとうコワレちゃったのかと思いました。スパッツ利用はナイスです!そのままリングに登場しても…いや、冗談言っている場合じゃない、失礼しました。キズパワーパッドは、利用されている方いるみたいですね。知り合いのドーベルちゃんが肉球がパックリ深く切れちゃったとき応急措置としてパッドを利用、獣医さんに診せたら「そのままでいいです」と、何も追加処置はなかったらしいです。でも、バド吉さんのおっしゃるように、使用は慎重にしなきゃならないのですね~。とてもお勉強になります。クーパー、早く治ってママを安心させてあげて~!

2010/02/06 (Sat) 16:55 | EDIT | REPLY |   
ルナママ  
最高!

あははははっっ!!!
クーパーさいこー!!
ちょー似合うぞ!!

経緯は笑えるもんじゃないけど、結果こうなるあたりS家だしクーパーだわ~v-408
どこかに投稿したい。

私もむちうち型のエリザベスを、ルナの避妊前に買っておこうと思ってたんだ~。
あれのほうがストレスが少ないような気がして。
少なくともがんがんぶつける心配はないよね。

スパッツ、前も切っちゃえばトイレOKじゃない?
で、サスペンダーつければずりさがる心配もなし。
どお?(笑)

いやあ、色々勉強になるねえ。
クーパー、ありがとう。
でも早く治せ~。
一緒に走りに行こうよ~。

2010/02/06 (Sat) 17:43 | EDIT | REPLY |   
Andy mama  
大変な事になってたのね、、

少し留守して、PCを見ないでいたあいだに、クーパー、大変な事になっていたのね! ぱっかり(泣き)から読みました。確かに皮も薄くて骨に近くて、顔も届いちゃう箇所だから、それでもきっと順調に快復するだろうって思っていたので、こうまで苦労するとは、トホホですね。
ダブルK子さんがついているので、心強いですね。キレイに治りますよう、祈ってるよ。バド吉姐さんも頑張れ~。

2010/02/06 (Sat) 17:58 | EDIT | REPLY |   
つむじ  
No title

めっちゃ似合ってる!
まるでクーパー用のスパッツのよう(笑)
今度は厳重ですね。
クーパー、もう取るなよ~。
早く治そうぜ~。

ダブルK子さん、さすが!
心強いなー。

ばど吉さんも、詳細にアップしてくれてありがとう。
勉強になるわ。

2010/02/06 (Sat) 18:10 | EDIT | REPLY |   
カイパパ  
謎の覆面レスラー

茶色のマスクに黒タイツ。
まるでメキシカンレスラーのようだ。
リングネームは「クパカラス」
必殺技はフライングボディーアタック?

冗談はこれ位で。

きちんと治して山登りたのしもうぜクパ。

2010/02/06 (Sat) 23:30 | EDIT | REPLY |   
リッピママ  
笑ってしまいました☆

江頭クーパーくん笑えます♪笑っちゃダメよね…本気でやってるのだから。

湿潤療法?でしたか、私も知ってましたが実践はした事がありませんでした。

なんだかガーゼもよくないとかその本には書いてありました☆

本当、火傷の傷なんかケロイドにならず綺麗に治ってる写真をみた事があります。

クーパーくん、綺麗に早く治りますように!
獣医さんの中にもその療法を取り入れてらっしゃる先生がいる事に感動しました♪

北海道にもいるんですね~リスト載せてくれて助かりました!

2010/02/08 (Mon) 00:24 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
茶マスク!

to mari様
心が壊れて、江頭になってたら、そりゃー大変よぉ!(爆笑しました)
大丈夫です、まだ心はエガちゃんにはなっていません(笑)。
キズパワーパッドのドーベルさんのお話し、へぇ~です。
バイ菌が入ってなかったのね。
でも、肉球なのに、絆創膏をはずさないドーベルさん、羨ましいぞ。
クパに舐めさせないようにするのが、目下の私の最大の仕事です。


toルナママ様
絶対にウケルと思った、君には(笑)。
そう、それまでの経緯は笑い事ではないはずなのに
結局はこういう風にお笑いのオチになってしまうシライシ家。
むちうち型カラーね、私もどうしようかと思いつつ、
とりあえず違うのを買ってみた。
明日、届く。乞うご期待。(でも江頭ほど笑えないよ。妙な期待はせぬように。笑)


to あんもにママ様
そうなんです、けっこう大変なことになっておるのです(涙)。
しかし、クパおはいたって足以外は元気。快食快便。それが救いです。
足の裏ではないので、犬トレッキング部計画は変更はありません。
だけど今週は正念場なので、よく見張って、早くくっつくように頑張ります。


toつむじちゃん
ほんとダブルK子先生のおかげです。心強いです。
専門家のアドバイスがなければ、私だって怖くてできません。
でも大型犬飼い主にとってよき知識、1アイデアになればと思って書いてます。
試行錯誤はその後も続いてます。
実は、江頭クーパーは1晩で終わりました。
続編もお楽しみに(はぁ~。早く完治させたいものだ。ネタ満載のクパっちである)


to カイパパ様
まさに!茶マスク!クパガラス!
大笑いしました。
そうです、必殺技はフライングボディーアタックです(やめていただきたい、エリザベス付きで飛ぶのは)。
治るが治るまいが、トレッキングは決行です! (だってクパ、このままではほんと心がエガちゃんになる恐れ)
あ、ブログ拝見しました。勉強になりました。
今回の参加者にも読んでおいてもらわなくちゃね。


to リッピママさま
そうなんですよ、ガーゼもダメだとか。
今までの常識と違うから、ちょっとびびってしまうのも事実です。
だけどテレビとかでも取り上げられて、認知もされつつあるようです。
ご近所の病院もリストにありましたか。それならよかったです。
1知識としてお役立てください。


2010/02/08 (Mon) 13:07 | EDIT | REPLY |   

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