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今日、こんな事件があったようだ。
ショックなので本日2回目の更新。

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チワワやプードル190匹焼け死ぬ 茨城で犬舎6棟全焼

2009年6月22日18時34分(gooニュースより転載)

 22日午前8時半ごろ、茨城県坂東市逆井で、犬の繁殖・飼育をしている「ペットプラザ・ワンダフル」(黒沢美奈子社長)から火が出ていると通行人から119番通報があった。木造の犬舎6棟、計285平方メートルが全焼し、ペット用の犬190匹が焼死した。消防署員によって10匹は救出された。被害総額は2千万~3千万円になるという。

 境署によると、犬舎にはチワワやダックスフント、トイプードルなど20種類ほどがいた。この日は10匹を市場で販売するため、黒沢社長が朝6時半から1時間ほどかけて洗い、犬舎脇の乾燥室でドライヤーなどを使っていたという。出火当時、黒沢社長は市場にでかけ、犬舎の上に住んでいた社長の父親(56)も不在だったという。

 同署は最も焼け方の激しい乾燥室が火元ではないかとみている。

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190頭も焼死してしまったことじたい、いたましい悲しい事故であるが、
私はそれ以前に、190頭+救出された10頭=200頭もの犬の「子犬工場」がやっぱり実在している現実にもショックである。

しかも、チワワ、トイプー、ダックス。
流行犬といわれる犬種ばかりじゃあないですか。

こういうところで「チワックス」なんていうミックス犬をつくって販売しちゃっているんだろうな。

200頭もの犬の健康診断、遺伝性疾患の有無の検査はしているのか、
健康管理に欠かせない運動や排泄物のチェックは毎日しているのか、
病気になったときに医療費をかけてちゃんと治療してあげているのか。

遺伝性疾患のない犬だけを繁殖に使っているのか、
両親犬の性格を見極め、家庭犬にふさわしい性質の犬だけを繁殖に使っているのか、
そもそも衛生的な環境で、最低限でも犬が幸せを感じられる世話をしてあげているのか、
人とのふれあいはあるのか。
栄養管理は大丈夫なのか。健康体なのか。

甚だ疑問である。

鶏のブロイラーと同じように、
大量飼育し、大量繁殖させ、
必要なくなったら大量廃棄していいのか。
まぁ鶏ならよくて、犬ならダメなのかと言われるとたしかに返答に困るけれど、
だけど少なくとも、人間が生存するための食料として犬を必要としているのでなく、
私たちは、心の糧として犬を必要としているわけで。

そのために犬の命を粗末に扱うのは、よくないと思う。
愛護の精神に反すると思う。
命をコントロールし、誕生させる者には、それなりの道義が必要なはずだ。
商品としてだけでない価値を、ちゃんと理解し、プライドを持って、商業活動に従事してほしい。

また、裏を返せば、
こういうふうに犬を「生産」しているところから来た子犬を私たちが買わないようにすれば、
いつか「子犬工場業者」は淘汰されていくはずだ。
私たちが、そういう業者を許さず、そこで買い物せず、その人たちにお金を儲けさせないようにすれば、その人たちは社会に受け入れられる方法を模索するしかなくなる。

たとえ子犬の値段が少し高価になっても、
健康な子犬を迎えた方がいいに決まってる。
できれば精神的に安定した、問題行動の少ない子犬を迎えた方が、よけいな苦労も減る。
犬の飼育は、金勘定だけではいけないので、このことだけを強調したいわけではないが、心身ともに健康な子犬であれば、将来的な手間と出費も本当は少ないという事実を知っておくべきだと思う。

そして犬も健康に産まれた方が、いいに決まっているのだ。
生き物だから100点満点は無理なこともあるけれど、事前にわかっているリスクはかぎりなく減らして繁殖に臨み、産まれてきた方がいいに決まってる。

どこから子犬を購入するか。
一人ひとりが考え、行動すれば、いつか日本は変わっていくはず。
変わってほしい。

190頭の冥福を祈りながら、そう思いました。


(ちなみに私なら、1犬種の大ファンになってしまい、心底その犬種のとりこになり、ついには繁殖を手がけることになってしまった「単犬種ブリーダー」さんを探し、直接お話しをし、会いに行き、お人柄とその犬種への愛情や知識の深さを確認し、またそのブリーダーさんにも「こいつにならうちの大事な子犬を譲ってもいいな」と思ってもらえるよう自分を理解してもらったところで、子犬を譲り受けるつもりです。道のりはまぁ遠いです。でも、それだけ時間と手間をかけて迎えた子犬は、絶対に可愛く、手放せない存在になるでしょう。それにその道のりじたいも楽しい。そこからすでに自分の子犬の飼い主時代は始まっていると思うのです)



白石バドバドかえ
Posted by白石バドバドかえ

Comments 4

こぼずはうす  
そうですね。

私もまさにその方法でケリーを選びました。
だからか、病気知らず。
首長犬にありがちなウォブラーの疑いがあり
油断はできませんが、今のところ落ち着いてます。
次、純血種を選ぶとしたらやはりちゃんとブリーダーを選ぶつもりです。

いわゆる「パビーミル」ですね。
世の中から無くなって欲しいもののトップ3に入りますね。

2009/06/23 (Tue) 23:03 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
→こぼずはうす様

そうです「パピーミル」。日本語に訳すと「子犬工場」。
すごい単語ですよね。
世の中からなくなってほしいトップ3ですよ、ほんと。

ケリーちゃんも、そういういいブリーダーさんをチョイスして
来たんですね。
純血種を選ぶとしたら、欠かせない道のりですよね
(なまじ我々は素人?じゃないだけに。笑)。

ウォーブラー、ワイマラナーにも多いようですね。
バドは診断されたことないけど、
(12歳のとき、変形性脊椎症は診断された)
ちょい調べると、ついウォーブラーも疑いたくなります(苦笑)。が、もうこの年齢なら、頸椎だろうが脊椎だろうが腰椎だろうが、どこが故障しても、無理ないかな(笑)。

2009/06/24 (Wed) 09:39 | EDIT | REPLY |   
マイママ  
そうですね

マイもそのようにブリーダーさんから譲り受けました。
チワワで問題行動のある子は調べてみると
ペットショップで1ヶ月くらいで売られた子が多いです。
(親からも早く離され、兄弟と触れ合う間もないコたち)

あまりに小さいため大事にしすぎて、外の世界に出すのも遅れ社会化をする良い時期を逃してしまうことが多いみたいです。
先日小学校のボランティアで参加したお母さんからマイを見て何歳からしつけましたか?と質問があって「家に来た日から」と答えるとびっくりされたみたいです。

「パピーミル」信じがたい現実ですね。

2009/06/24 (Wed) 11:49 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
→マイママ様

「チワワで問題行動のある子は、ペットショップで生後1か月くらいで売られてた子」
生後1か月に陳列されるってことは
2週間かそこらしか、親の母乳を飲んでないってことですかね。
それは、犬同士のコミュニケーションを学ぶ機会もないですね、
お店に行ったら個室(ケージに1匹での生活)だもんね。
子犬の精神面の発達が阻害されるのは間違いないです。

そうね、チワワはじめ、小型犬は、可愛いし、ちいちゃいし、心配になるから、しつけも社会化も後回しにされがちですね。
でも小型犬って「小さな巨人」「自分では猛犬(のつもり)」のことも多いんだけどね(笑)。犬は犬。サイズに関係なく、しつけや社会化は絶対大事だよね。
「家に来た日から」でびっくりするんだ~。あはは。
笑えるけど、笑い事じゃないですよね。ほんとは。

マイちゃんみたいな賢いチワワは、1日にして成らず。ですよね。でもこれからマイママのように勉強した小型犬オーナーが増えれば、賢い小型犬も増えることだってできる。だって、小型犬でも「小さな警察犬(のつもり)」になれるはず!

2009/06/24 (Wed) 16:14 | EDIT | REPLY |   

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