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先週末から、なーんか元気がなくて、原稿が進まなかった理由がわかった。
今日やっとその原稿を入れました。
テーマは「動物医療の最先端・放射線治療」。

先週金曜から原稿に取りかかろうと資料を読むんだり、取材ノートを読み返してた。
だけど資料を読めば読むほど……パチの現況である「放射線治療以外にできることはない」(手術も無理) = 一か八か放射線をやってみるしかない、吉と出るか凶と出るかはわからない、治すためというより緩和のため、こういうケースの存命率は6か月未満……という事実を思い知らされて、つらくて、現実と原稿から逃げていた。

タビィの症例ではハッピーエンドだったし、取材時にはその気持ちだったから、そういうつもりで取材をしてきた。でも、今は、どうまとめてよいかわからず、頭の中がグルグルしてしまった。

ちょっと今週はプロ失格ですね。

でも、書くなら、ちゃんと前向きに締めたかったんですよ。読む人のためにならない原稿を書いても仕方ない。そうして難産の末、ようやく今日入稿しました。
そしたらね、担当のSっちがこんな返事をくれました。許可をいただき、引用します。
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原稿確認しました。
精神的にも大変な中、急がせてしまって申し訳ありません。
でも、この内容はかつてないほど画期的な記事ですし
読者の方に役に立つ内容だと思います。
つらいでしょうけれど、絶対に無駄にはなりません。
愛犬たちがいるから今のS石さん(ばど吉)があるんだし、
もはや犬なしのS石花絵(ばど吉)は今生では成立しなかろうと思いますよ。。。
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そうか、かつてない画期的な記事かぁ。臨場感たっぷり。写真もヤラセなし。リアリティーあり、というかノンフィクションだぞ(笑)。
よかった。ちゃんと伝わる原稿だったんだ、と安堵した。
この原稿が誰かの役に立てたら、嬉しい。
タビィとパチの闘病体験がなかったら、私はこんなに放射線治療について理解できなかった。ガンになったことは無駄にはならないんだ、と思ったら、涙がこみあげたきた。

そう簡単に、犬死にしてなるものか。なっ、タビパチ。

理解ある優しい編集Sっちに感謝です。
えーっと、この原稿は『愛犬の友』6月号(5/25発売)と7月号(6/25発売)に前編・後編で2号にわたり掲載されます。白黒ページで発見しづらいかもしれないけど、よかったら読んでみてください。私の魂のこもった原稿です。でも今は必要ないかもしれない。しかし、いつの日か愛犬が年をとり、もしかガンになってしまったときにきっと参考になるはずです。そんな日が来ないにこしたことないけどね。

それにしても「もはや犬なしのS石花絵(ばど吉)は今生では成立しなかろうと思いますよ。。。」。そっかぁ、そうだね、成立しないね(笑)。私にとって最高の誉め言葉かも。死ぬまで犬あり人生。いいね。私にとって人生でいちばん必要なものは、お金より男より、ぜったい犬だな(笑)。マチュ、ママが死んだら、ママの犬はよろしく頼む。

明日からはまた気を取り直して、頑張ります。ジョーバ報告もまた今後(笑)。

そして15日のパチ。
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なんか今日はいい感じですよ。咳も、へんな音も、ゲッと吐き戻そうとする素振りもないです。食欲もあるぞ、やる気まんまんです。
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食べるスピードも速い! ガツガツ。病犬には見えませぬ。いい感じです。
食後も、未練たらしくお茶碗舐めてました。普段なら、お行儀悪くてお恥ずかしいと思ってしまうところだけど、病気のときは、いいね、安心するね。

パチ、もしかしたら、私が原稿に書いたように放射線治療で「不可能が、可能になる」のかもしれないよ。一か八か、でも可能性が一でもあるうちは諦めないぞ。
(そういえばバドだって3歳の頃、3回胃捻転やって「一か八の手術はふつう犬ではしません」と獣医さんに言われたけど大手術をお願いして、しかも手術中に何度も心停止したけど、いま、こんなに毎日うざったく生きてるもんねっ!)
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白石バドバドかえ
Posted by白石バドバドかえ

Comments 7

陸  

原稿、お疲れさまでした。
自分の愛犬の状態と重なってしまう辛い記事・・・大変でしたね。
でも、そんな中でも、最高の記事を書き上げるとは、やはりプロですよ!!
記事、読ませていただきたいと思います。
・・・実は、マイクロチップの記事読みたくて、本屋に行ったら、まだ発売前でして(フライング)、そのまま買いそびれています・・・(泣)もう、売れ切れちゃったかな~行ってみます!そして、今回の記事こそは、発売後にちゃんと買いに行きます!

犬がいなかったら・・・私も、今の私じゃなかったはず。
犬のいない生活なんて、考えられないですね~

パチちゃん、ご飯、写真がブレちゃうくらいガツガツ!嬉しい光景ですね~。
目が、キラキラしてきましたね♪「奇跡の犬パチ」も、夢じゃないはず!信じています。

2007/05/16 (Wed) 09:11 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
→陸ママ

「犬がいなかったら・・・私も、今の私じゃなかったはず」、私なんてぜったいそうです、こんな仕事もしていなかったろうし。犬がいるから、今の私がいます。こういうのはあんまり公言したくはないけれど(笑)。
でもアホバドと強引タビィとワガママパチと、ついでに餓鬼な巨猫と暮らしていなかったら、こんな臨場感あふれる苦労話は書けなかったでしょう(爆)。
ヤツらはネタの宝庫です。

明日、タビパチ2本立てで、大学病院行ってきます。
陸ちゃん、ママと妹の無事を祈ってね。

2007/05/16 (Wed) 13:07 | EDIT | REPLY |   
ハリーとぴよのママ  
フレーフレー!バチタビィ!!

今日は雨で大変だけど、気をつけて!!                       フレーフレーばど吉ー!!!

2007/05/17 (Thu) 07:55 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
→ハリーとぴよのママさま

ありがとうございます!
ふつうなら雨だったら出かけるのがめんどくさいから嫌いだけど、
本日の場合、雨なら気温も上がらないから、
文句の多いバカバドも同行できるのでラッキー。
だってパチだけならともかく、
タビィまで連れて行くと、バドはひとりで留守番できるかどうか……。
ハリーちゃんと同じです(笑)。オスは甘ったれでね~。
猫のまめちゃんがいるんだから、これから夏にかけては留守番してもらわないと困るんだけど。

とにかく本日も頑張って相模原に走ります! 行ってきまーす。

2007/05/17 (Thu) 09:17 | EDIT | REPLY |   
イイオカ  

結果はどうだったかなぁ。

編集Sさんの仰るとおり、がんは誰でも罹る可能性があるわけですし
放射線治療を必要としている愛犬と一緒に暮らすご家族にとってはもちろん
多くの愛犬家の方々にとって非常に心強い記事になりますよね。

個人的には、愛犬が、というか家族が病気で、ましてやもしや余命いくばくも
ないかも知れずという状態で、対峙しなければならない仕事を
こなしたばど吉さんを表彰したいくらいです。

2007/05/17 (Thu) 17:27 | EDIT | REPLY |   
Ryoko☆  
読みました。

本日早速購入して読ませていただきました。
現在の白石さんの状況を知っているだけに涙なしでは読めない記事でした。

でもとても意義のある記事だと思います。
犬と暮らす以上、愛犬が癌になる可能性があります。
その場合の治療法は飼い主として知っておくべきことです。
白石さんの、辛い気持ちに針をさすような思いで書き上げられたこの記事は、
「誰かの役に立てたら」ではなく、
犬と暮らす人全員の役に立つ素晴らしいお仕事だと思います。


残りの放射線治療、そしてその後の抗がん剤が素晴らしい効果を発揮し、
パチちゃんの体を守ってくれるよう願っています。

2007/05/25 (Fri) 22:44 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
→Ryokoさん

感想ありがとうございます!
そんなふうに言っていただけて、ライター冥利に尽きます。
これからも、頑張ります!
(かなりダメ飼い主なんですけど。笑。猫は脱走させちゃうし。でも、ダメ飼い主だからこそ、ネタが尽きないんです!)

2007/05/28 (Mon) 14:27 | EDIT | REPLY |   

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