バドバドサーカス

クーパー(ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)、メルちゃん(ボクサー)、まめちゃん(バドが拾った黒猫)と暮らす、犬ライターが綴る犬馬鹿生活。

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紀州犬事件の続報

こういう飼い主を放置するしかないのが、いまの日本の法律。

これでは、犬が苦手な人が、もっと犬のことを憎悪するのは無理もない。
噛まれてしまった人たちも、今回は軽傷ですんだとはいえ、攻撃されている最中はどんなケガになるかわからず、怖かったし、痛かったと思う。軽傷かどうかは、事後にわかることだ。

やはり法律でドイツのように、適正飼養の、環境事由、運動や栄養管理などの事由、飼い主とのコミュニケーションの事由などを、ある程度数字や条文で示さないと、わからない飼い主は多いのかもしれない。
そしてスイスのように、飼い主試験の導入も検討すべきなのかもしれない。
さらには、こうしたネグレクト(飼育放棄)を放置しないよう、アメリカのアニマルポリス(民間)(行政との連携あり)や、ドイツの獣医局(行政)(民間との連携あり)を設立し、改善するよう法的強制力を持って通告し、数週間後かに査察して改善が見られないときは犬を没収(没収後の犬の養育費も罰金のように払ってほしい)し、その飼い主は状態または常習性などに応じて、今後の飼育禁止期間を設ける(数年かもしれないし、死ぬまで犬の飼養禁止も)。

飼育状況がダメな人は、犬を飼うということに真摯に取り組んでいないから、また簡単に次の犬を飼ってしまう例も多い。責任を実感できてないから、簡単に、次の犬を飼ってしまう。そして、劣悪な状況に幽閉するか、罪悪感なく捨てる。
そんな人を許していたら、日本の殺処分数はいつまでたってもゼロにはならない。こんなに多くの動物福祉団体や愛護団体が頑張っても、もとを絶たなくては、
いつまでも蛇口はジャーージャーーとこぼれっぱなし。こういう事態を根本から変革する法律、そしてその法整備のためには世論をつくっていくことが急務だと思う。

↓ 東スポさんの記事。スポーツ新聞、ちゃんと丁寧に続報を追ってくれている。情報が少ないので助かる、グッジョブだと思います。

感情論に訴えるのではなく、事実を公平中立に伝える報道がもっと増えてほしい。大手マスコミもちゃんと報道してくれればいいんだけど。公平中立、ジャーナリズムの基本でしょ。

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【警官が13発発砲】紀州犬射殺の謎
2015年09月16日 06時30分 東スポ

ミリが閉じ込められていたベランダはゴミだらけ

 日本中の愛犬家に衝撃が走った。千葉県松戸市の住宅街で14日、脱走した飼い犬が“通り魔”的に路上で次々と人に襲い掛かった揚げ句に、飼い主の眼前で警察官に射殺されるというショッキングな事件が発生。発砲は13発に及び、何発が当たったかはまだ分かっていない。戸建て住宅が立ち並び、愛犬家も多い街だけに、住民のショックも大きい。いったい、なぜペットの犬が“狂犬化”してしまったのか? 謎を追った。

 14日午前2時ごろ、松戸市の路上を車で帰宅途中だった女性(23)が、体長120センチの白い中型犬にかまれたと同乗者から通報があった。松戸署によると「女性はふらふらと歩く犬を見て、『迷い犬かな』と思い、車を降りて声を掛けた途端にかまれた」という。犬は紀州犬の雄の7歳とみられる。

 5時間ほど前の13日午後9時ごろにも、特徴の似た犬に男子大学生がかまれ救急搬送されていた。犬の行方を追っていた捜査員が、女性の目撃情報をもとに現場付近に急行すると、警察から連絡を受けて先に駆けつけた飼い主の男性(71)が前腕部にタオルを巻き付け、犬にかませて捕獲しようと格闘中だった。

 だが、犬は飼い主の上腕部にかみつき、署員にも襲い掛かろうとしたため、飼い主に「射殺します。離れてください」と声を掛け、飼い主も「仕方がない」と了承。午前3時の住宅街に銃声が響いた。松戸署は「麻酔銃は猟友会などしか持っておらず、警察の通常装備にはない。緊急時の対応として、拳銃の使用は適切だった」としている。警察官3人で13発は多いようにも感じられるが、夜明け前の暗い中、発砲にもひるまず向かってきた犬から身を守りながら撃つという状況が影響したとみられる。

 それにしても、なぜ犬は脱走し“狂犬”化したのだろうか。

 近隣の住民は「あの犬が散歩しているのを見たことがないと近所でも心配されていた。5年前にも脱走して人や小型犬にかみついて以来、2階の狭いベランダをおり代わりに閉じ込められていた。糞尿も片付けないので異臭もした」と語る。

 ペット事情通は「犬は散歩しないことでストレスがたまり、かみつきや無駄ぼえという悪い行動が出てしまう。ましてや飼い主にかみつくというのはストレスが最大になっていたということでしょう。もし紀州犬だとすれば、狩猟用に改良されイノシシをかみ殺すほど強くて気が荒いので、小さいころから厳しくしつけないと周囲に攻撃的になってしまう」と指摘する。

 飼い主一家は70代の両親と30~40代の兄妹の5人家族。家の中はゴミ屋敷状態だといい、犬が放置されていたベランダにも壊れた食器やひっくり返った鉢などが散乱していた。

「雨ざらしになっていて、近所の人が使っていない犬小屋を差し入れたこともある」と同住民。

 また別の住民によると「あの子は3代目で、どの犬も『ミリ』と名づけられていた。奥さんが犬好きで買ってくるくせに世話をせず、旦那さんが『世話しろ!』と怒鳴る声もした。猫も何匹も放し飼いにして2階の窓から猫を放り投げるのを見た。子猫が家の前でひかれて死んだこともあった」という。

 ミリの最期はあまりに壮絶だった。

 警官が発砲した際に流れ弾が家の外壁に食い込んだ住民は「夜中3時くらいにバンバンと2発聞こえて、最初は、若い人が花火でもやってるのかなと思った。見ると警官が犬に向けて発砲していて、何で撃っているのか分からなかった。捕獲かごや網は持っていなかった。撃たれた時に『く~ん』と悲しそうな声を出していた」と明かす。

 朝5時から行われた現場検証を目撃した住民は「犬に白い布がかけられていて、周りは血だらけだった」という。

 脱走直後のミリを目撃していた住民がいた。「13日の夜9時10分ごろかな。あの犬が電柱にオシッコして、うれしそうな顔をして歩いていったの。やっと自由になれたと思ったんですね」と涙ぐんだ。

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プロフィール

白石バドバド花絵

Author:白石バドバド花絵
犬歴31年、猫歴29年(2017年元旦現在)の雑文家。犬2頭、猫1匹がごろごろ爆睡しているとなりで、日々、犬原稿を執筆中。
《(c)kae Shiraishi/当ブログの文章や画像の無断転載は禁止です》お問い合わせは下のメールフォームからご連絡ください。

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1号表紙

TERRA CANINA Magazine
(テラカニーナ編集室)
http://terracanina-magazine.net

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『うちの犬♥  あるいはあなたが犬との新生活で 幸せになるか不幸になるかが分かる本』
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『最新犬種図鑑』 
監修:ジャパンケネルクラブ
構成・文:白石花絵
(インターズー発行)

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