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今日、11月11日は、バドの誕生日です。

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バド、最後のお花見(17回も花見に行けたのはえらい)、犬友達に囲まれて代々木公園にて

2011年の夏にバドは死にました。享年16歳8か月。大往生だったね。

バドが生きていれば、今日、20歳です。

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お友達のボニママ・ラウンジで洗ってもらったあの日

老犬になると、いろいろ足腰弱ってきて、オシッコぽたぽた、ウンチぽろりんとかもあって、
膀胱炎を繰り返すからおうちでカテーテル導入とかもしてるときもあったけど、

バドは死ぬ数時間前まで自分の足で歩いて、外へ散歩へ行った。

私は、バドと過ごせて、犬の飼い主として、たくさんの経験を積ませてもらったし、
自信も与えてもらったと思う。

そしてバドのおかげで、いま私はこんな犬の原稿を書く仕事に携わることができている。
それにバドのおかげで、いま私は、生きている。

ほんと、バドのおかげ。
私の第2の人生は、バドのおかげで始まった。

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バドが14歳のときに、クーパーが来た。
悩んだ末にやっぱりクパを迎えちゃった。
私の愛してやまない7グループ、ドイツのポインターが2頭になった。
こんな幸せなことはない。
クーパーは大事なことは全部バドに教わり、
クパにとってバドはものすごい心の支えだったと思う。いま振り返れば本当にそうだったと強く感じる。

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意外とバド爺ちゃんは、まんざらでもなく、クパを受け入れてくれた。

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バドが15歳のとき、メルまで来ちゃった。笑。

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バドはさみしんぼだから、なんだかんだ言って、多頭の暮らしは好きだったみたい。
そしてメルも、からだも年齢も大きな先輩がいると安心してた。

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夢のドイツ3点セットになった。黄金時代といってよい。

バドが16歳の誕生日は、私は山で骨折して、府中の都立病院に入院してた。
一緒にお祝いできなくて、泣いた。
でも、私は、その翌日(11月12日)外科医の反対を押し切り、病院を脱獄(退院)した。
そして、両手松葉杖(しかもまだ手術のキズがふさがってない重傷患者)で
それでもバドのお散歩に行った。
バドの散歩に行けて、すごくすごく嬉しかった。

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バド爺は、ゆっくり、だけど確実に、筋肉が落ちて、痩せてきた。
食べても食べても、もう太れない。
私たちは毎日バドといるからあまり自覚がないんだけど、
たぶん他人様から見たら、ずいぶん痩せこけた(まるで虐待を受けてごはんをもらってないような)犬に見えたことだと思う。

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でもバドも、いつも一緒に遊びにつれて行った。
もう走ることはできなくても、家族みんなで、群れのみんなと出かけることは、脳と筋肉にとてもよい刺激になっていたと思う。
バドは最期まで呆けずにいてくれた。
死ぬ2時間前にも「ウンチでた!」と教えてくれたもん(笑)。呆けてなかったね。


バドの死後、もっと私は死人になるかと思っていたけど……
わりと大丈夫だった。
それはバドがじゅうぶん大往生してくれたおかげだと思っている。
ゆっくりゆっくり老いて、私に心の準備と覚悟をさせてくれた。
本当にバドには感謝だ。
死ぬのも、私のベッドの中で、腕の中で、眠るように、苦しまず、ゆっくり心臓がトクントクンの間隔が広がって、ゆっくりと鼓動が止まった。
バドは、私が狂わないように、壊れないように、最善の逝き方をしてくれたんだと思う。

バドはやっぱり最高の犬だ。


いまは、別に毎日バドのことを思い出したりはしていない。
でも、ピンチになったらバド頼み。
そして、いいことがあったらバドに報告。
これはいまも変わらない。

まだお骨がおうちにあるのは、どうしたものか……とは思っているんだけどね。

写真

昨夜、マチュが、バドの祭壇をきれいにしてくれたよ。

バド、マチュはいい子に育っているよ。
バドが赤子のときから護って、相手してくれた子は、こないだ16歳になったよ。

バドは、これからもシライシ家の家族。
これは変わらない。
タビィもパチも、たねちゃんも。

あ、バドが拾ったまめちゃんも元気だよ。10歳半になったよ。

写真-1
(めちゃめちゃ画像がでかいから、小さく載せとくよ)

バドの誕生日がくると、
ストーブをそろそろだす季節。

メルが寒い寒いって、ひっついてくるから、さっきようやくストーブつけたよ。

写真-1

すぐにクパメルは察知して、寄ってきた。
バドとおんなじだね。

クパメルが、バドのあとを継いで、ちゃんとやってくれています。
ちゃんと? うーん、ちゃんとかどうかはまだ怪しいけど(笑)、でも、ちゃんと。

バド、安心してね。
頑張るからね。

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まだまだ私、犬のために、もっともっと頑張るからね。

バド、ありがとう。
20年経っても、ずっとずっと大好き。

白石バドバドかえ
Posted by白石バドバドかえ

Comments 17

ルグリママ  

バド様、ハタチ、おめでとうございます。
大往生で、立派で素敵な犬生でしたね!
私の初代愛犬、ゴールデンのティンカーさんも今年の夏でハタチになりました。 お空で会ったらよろしくお願いします。
先代の教えてくれたたくさんのことのおかげで今の愛犬、チョコラブぼっちゃまと楽しく暮らせていると思ってます。愛犬の存在はいつまでも偉大な宝物ですね。
きっとクパくんもメルちゃんも大切なこと、たくさん教えてもらったんでしょうね。素敵なことです。
愛犬図鑑、毎日楽しく読み進めて勉強しています。 これからもたくさんのこと、書いて下さい。 楽しみにしています。
バド様の永遠のファンより。

2014/11/11 (Tue) 22:32 | EDIT | REPLY |   
ミホ  

久しぶりに読んで泣けました。うちのオリーブとも重なったりして。
バドを目標にしてたけど、もうちょっと早く逝っちゃった。
私も愛犬図鑑読んで勉強させてもらっています。文章量がすごい!そして、ファンシャーもうなずける内容だから「他の犬種はどんなのかな?」ってついつい時間を忘れて読みすすめてしまいます。
これからも応援してます、がんばってください。

2014/11/12 (Wed) 09:42 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  

>ルグリママ様
ありがとうございます。ティンカーさんも生誕20年ですか。
ゴールデンやラブが多かった時代でしたよね。
いまはチョコラブぼっちゃま! 可愛い呼び方♪
宝物の思い出と、目の前の宝物を大事にしながら
毎日、犬バカ暮らししましょう。
「バドの永遠のファンより」だなんて言ってくれて、ありがとうございます。


>ミホ様
オリーブさん、ってあのオリーブさん?
ああ。涙。
dog+ meが書けているのも、
あれを書くために膨大な資料を読んでも飽きないのも、みーんなバドのおかげです。
ありがとうございます、これからも頑張ります!

2014/11/12 (Wed) 18:21 | EDIT | REPLY |   
ABCママ  

いろんな思いがこみ上げて、泣きながら読んだよ。
千葉に来てくれた時の写真見て、あの時の事も思い出した。
失った後はこんなにも切なくて悲しくて・・・でもやっぱり犬がいないともう生きていけないんだよね。

バド、ありがとう。バドのおかげで私はいい友人に巡り合えました。

2014/11/13 (Thu) 11:05 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  

>ABCママ
バド爺にとって千葉の芝生のやわらかく、平坦なお庭は最高でした。本当にあの環境のおかげでどれだけバドの老後が豊かなになったことか。
お日様サンサンの日向ぼっこ昼寝もできたしね。本当にありがとう、いま思い起こせば、あの時期にいちばんABCのお庭に通っていたのは、クパのためかと思っていたけど、実はバドのためだったんだ。
私が松葉杖でも、犬に運動させてあげることができたし。笑。ウッドデッキに松葉杖がうつっているのを見つけて、苦笑いしました。

そうだね、バドのおかげで、私は、いい犬友達とたくさん巡り会えました。この中から一生の友達もたくさん残ると思います。私のお葬式に来てくれる人も残るかも知れない。
そう思うと、なんてバドは偉大なんだろう。

たかだ犬。されど犬。
犬は、ニンゲンの人生も変える、大きな存在なんだよね。

2014/11/13 (Thu) 13:25 | EDIT | REPLY |   
Andy mama  

バド爺様、私に朝のお散歩の催促をしてくれたこと、忘れられません。花絵ちゃん家の道しるべになったのですね。いろいろな意味で最高の家庭犬だったと思います。またいつか会える時まで、若造のアンディのこともどうぞ宜しく。

2014/11/13 (Thu) 23:12 | EDIT | REPLY |   
Andy mama  
バド爺様

バド爺様、私に朝のお散歩の催促をしてくれたこと、忘れられません。花絵ちゃん家の道しるべになったのですね。いろいろな意味で最高の家庭犬だったと思います。またいつか会える時まで、若造のアンディのこともどうぞ宜しく。

2014/11/13 (Thu) 23:14 | EDIT | REPLY |   
みき  

お久しぶりです。
バド君20歳おめでとう!!
会いたいな~。

うちのワンズもみんなシニア入りしたけど、いまだにお互い勉強の毎日。
そして、衰えを感じることも出てきました・・・。
犬と暮らすことは、思ってた以上に大変だでイライラしちゃうときもあるけど、とっても特別なこと。
いなくてはならない存在。っていうより体の一部のような何とも言えな存在です。
一緒にいれる時間を思いっきり楽しみたいと思います。
そして、バド君と花絵さんのようなぶっとい絆を作りたいな。

2014/11/15 (Sat) 02:20 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  

>>あんでぃまま
アンディんちにもお世話になりました。バドったら、アンディのふかふかベッドをちゃっかり横取りしたよね。
あんなオシッコたれる心配のある老犬を招いてくれたこと、いまも感謝しています。
これまたちゃっかりバドったら、アンディママに「おしっこですぅ」と要求しちゃってね。懐かしいね。
お空でアンディのベッドをまたもや奪わないように念を送らなくちゃ。笑。


>>みきさま
お久しぶりです。
みき家のみんなももうシニア入り? いや、まだあのちびたんは若いでしょ? いくつになった? それにしても光陰矢のごとしですよね。
そうです、完全に
NO DOGs , NO LIFE ですよー。
私の人生の一部です。重大な一部です。
毎日のように事件も起きますが、だから生き物っておもしろいし、かけがえがないと思います。

2014/11/20 (Thu) 16:22 | EDIT | REPLY |   
みき  

あのちびだった「るー」も、もう7歳になりましたよ!
早すぎます!!
夏のTVCMに参加させてもらいましたが、朝から走って遊んでみんながドン引きさせてました。
まだまだワイマの体力パワフルさ恐るべし。でした。(笑)
でも、やっぱり若いころとは違うな~っとしみじみすることが増えてきました。

2014/11/21 (Fri) 01:03 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  

返信遅れてごめんなさい!
るーたん、もう7つか!! はやいねー。
あんなちびたんだったのに。
へー、あのユニクロはるーたんだったのか!
それは感激。
あ、でもまだ倍以上生きるから。まだまだ恐るべしパワーは続きます。11歳か、12歳を超えると、いい感じに扱いやすくなります。ワイマはそこからがまた味わい深く、愛しくなるよー。楽しみだね。

2014/11/27 (Thu) 17:07 | EDIT | REPLY |   
凡  
長生きの秘訣教えてください

16歳8か月の長寿すごいです!!
ピンピンコロリというわけではなく適切な介護や治療によるものだとはおもいますが。。。

私のワイマも1月末に頚椎ヘルニアで首下不随で翌日手術しましたが経過が良くなくしばらく立てませんでした。
最近走れるまでに回復してきました。 後ろ足もつれてますがw

改めて健康と長生きを考えているのですが、与えるドッグフードや日ごろの生活(運動や興奮させすぎないなど?)で長寿の秘訣だったのかな といえることはありますか?

2015/05/12 (Tue) 13:01 | EDIT | REPLY |   
凡さま  

コメントありがとうございます。
頸椎ヘルニア、大変でしたね。最近は走れるまでに! それもすごいですね。何歳ですか?
同じ頸椎ヘルニアの既往症がある犬にとって希望の臨床例ですね。

バドも13歳、14歳、15歳、16歳と、だんだん変形性脊椎症(四つ足の年寄りは大なり小なりほぼみんななっていくと思います)のせいで、後ろ足がもつれていたけど、
でも犬は前輪駆動(8:2だったか、7:3だったか)なので、前肢さえしっかりしていればけっこう後ろ足はついてきて、歩けます。

長寿の秘訣は、まず若いときからいっぱい運動して、筋肉をつけること。年をとると、ニンゲンもそうですが、筋力はどんどん落ちていきますよね。だから元気なときの筋肉の貯金があれば、ちょっとずつ衰えても寝たきりになることをだいぶ回避できると私は思っています。ちなみにヨーロッパでは寝たきりになる犬はあまり聞かないそうです。安楽死があるせいも考えられますが、それ以前に日々の自由運動、それとトイレシーツ文化はないので意地でも老犬でも毎日外の散歩に行くのが当たり前なので、日本の犬より筋力がついているのかもしれません。

そもそも「歩く」「動く」というのは、生物の命の源だと思うのです。
動けば、おなかが減るから、食欲が落ちない。
動けば、内臓にも刺激が加わる。
寝たきりになると、関節が固まってますます歩きづらくなったり、便秘になったり、食欲が減ったり、かたや体重が増えたり、いろいろ弊害が起きるのではないかなぁと思うのです。

あと、脳味噌の刺激も大事だと思います。ニンゲンと同じ。
外に出れば、脳の刺激も加わります。
認知症になると介護も大変ですし。夜鳴きとかは切実な問題ですし。
そのため老犬になっても、守りに入らず、どんどんアウトドアへだしてあげるべきだと思います。
たとえ走れなくても、バドは山に行くと、葉っぱのにおい嗅いだり、シカの姿を追いかけようと頑張ったりして、そのあと早寝しました(翌日よけいに足をひきづったりして、どっちを優先すべきか悩みもしましたが。でもたとえ1年早く死んじゃったとしても、楽しいワクワクするような充実した晩年の方がいいはずだと思いました)。

犬も認知症気味になると昼夜が逆転しがちですが、昼間動き、お日様をあびてセロトニンだしたら、夜もよく寝てくれました。すべての犬が同じ効果がでるわけではなく、個体差はあるでしょうけどね。

動く(刺激)、食べる、寝る。これが長生きの秘訣だと思います。

ごはんも、ドライフードも、生食も、いろいろトライしました。
年寄りになる前に食わず嫌いにならない練習をしておくのも大事かと思います。うちのはなんでも食べますが。少量で栄養価のあるものが食べられるようにしておくと、老犬は消化吸収が下がってくるので、よいかと思います。馬肉の生肉とかね。あと疾患によっては療法食を食べねばならない日が来ることもあるので、なんでも食べるようにしておくのはよいと思います。

ワイマさん、長生きしてね。バドの記録を抜かしてください!

2015/05/13 (Wed) 15:21 | EDIT | REPLY |   
凡  

お忙しい中 すばらしい知識と考え、言葉の数々 本当に痛み入ります。

実際に同じワイマラナーという犬と16歳8か月+α 一緒に暮らした白石様のやさしさとバドたんの幸せな生活の日々がすばらしい物だったのが おこがましくも分かったような気になります。

うちのは今7歳9ヶ月です。 先日色々調べてたら 7歳が犬の厄年らしくて びっくりしました。

今日も少し芝生のところへ走らせに行くと自信がついたのか家でもダッシュして
コーナークラッシュしそうで逆にビビリましたw

病院でもらったアンチノールというサプリを2週間前ぐらいから与えているんですが、そのおかげで しびれや関節(古傷有り)の痛みが軽減?したからかな とも考えているんですが。。。

運動によっては心臓や関節へのの負担にもなるのかな?という思いもあって少し悩んでいたんです。
今は様子を見ながら 本人がやりたいこと+αのリハビリや筋トレで後遺症の軽減を期待して いっしょにぼちぼちやってみます。

リードなしで山頂で4人?で休憩なさっているのが幸せそうで、、 
白石さんちのご多幸を思います。

2015/05/13 (Wed) 23:39 | EDIT | REPLY |   
凡さま  

返信遅れてすみません!
7歳9か月ですか。まだまだ若いですね!

ワイマは無茶するパワフルさもあるので、様子をみつつ、リハビリ中は、必要なら飼い主判断でセーブされることも必要かと思いますが、
もし叶うことなら完全復活できますように!
お祈りしております。

長生きしてね、凡ちゃん。まだ人生半分以上残っているからね! 今からよ。笑

2015/05/20 (Wed) 16:49 | EDIT | REPLY |   
よじえもん  

うちのわんこの病気を調べていて たどり着きました。
バドの素敵なお話をありがとうございました。
バド、幸せな顔してます。

2016/07/11 (Mon) 12:50 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
よじえもん様

読んでいただき、ありがとうございます。
私も久しぶりに読んでしまい、いま泣きそうになりました。
そうだ、私は、頑張る!ってバドと約束してたんだって。

よじえもんさんちの犬も、心臓の病気かな? いろいろあると思いますがQOLの高い老後が送れますようにお祈りしています。

2016/07/11 (Mon) 14:57 | EDIT | REPLY |   

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