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クパ、猟犬部はじめます

メルの犬パルクール部は日に日に部員が増加中。みんな楽しくやってくれているし、メルも毎日やってます。幽霊部員のクパも実は毎日の夜のお散歩でパルくってて、「ジャンプ」「タッチ」のコマンドも本当に完全理解。やればできる子だった。

ただクパは、ガンドッグとしての鼻をつかった遊び、ゲーム、トレーニングを取り入れることが、いちばん幸せであり、いちばん自分に自信をつけることになる。と、ドイツの友人兼獣医師のK子さんに言われていた。しかし、猟犬のトレーニングとなると、私の知識ではできない。一般の家庭犬のトレーニングなら、トレーナーさんを今までたくさん取材しているし、そういう記事も多く書いているから、なんとなく自分でも論理や方法は理解できていた。だけど猟犬訓練となるとそうはいかない。子どものとき、おじちゃまの猟に何度か同行させてもらってはいたものの、猟犬のトレーニング風景は見たことがない。
それに、猟犬のトレーニングはたいてい早朝と聞いていた。フィールドに朝5時とか6時集合。ちゅーことは私は4時に起床!? 通常2時か3時に寝る私。そんなん無理ーっっ。

と、今までのらりくらりと逃げておりました。
しかし、この春のクパの木の芽どき事件をきっかけに一念発起。
メル(ボクサー)は、都会のコンパニオンなので、オビディエンス(服従訓練)、アジリティ(ドッグスポーツ)、パルクール(都会のゲーム)などで幸せになれるが、クパはそれだけでは足りない。彼は生粋のガンドッグなのだから。

そこでK子さんとあーだこーだお話しした結果、ドイツの猟師のところに何度も通い、学び、そしてついにドイツの猟師兼ファンシャーからクライナー・ミュンスターレンダーを譲ってもらうほどの人間関係を築いたリサ&クルゾーんちのパパとママに協力を仰ぐこととなった。そして多忙なパパのお仕事とのスケジュール調整に約1か月かかり、ついにその日がやってきた!

27日朝7時に、埼玉県某河川敷に集合!

きっと朝寝坊の私のために今回は7時にしてくれたのだと思う。しかし、それでも朝5時半に出発しなくちゃ。
だけど、「早く寝ないと起きられないし、睡眠不足だと運転危ないしっ。早く寝ないと寝坊しちゃうしっ」……と焦れば焦るほど眠れなくて(小心者)、結局寝たのはたぶん3時半。なのに、無情にも5:15amに目覚ましが鳴った。1時間45分しか寝てないっ! 大丈夫か、私!!

でもそこを大丈夫にするのが、日頃からフリーライターやってる私のバカエネルギー。
もしかしてクパよりルンルンしてた。アドレナリンでてるも〜ん♪

さらには、終電で1時頃に帰宅したトールも、私ひとりでドライブさせるのは忍びないと思ってくれたそうで、これまた付き合ってくれた。感謝。彼はメルと一緒に、河川敷からクルマで10分ほどの大きめの公園で待ってくれることに。ううう、涙。ありがとね。

そんで朝7時前にその公園にメルとトールをおろす。さらばじゃ。(早すぎて公園には誰もいなかったそうだ)

でもそのあと私、ちょっと迷子になり(目印になるようなコンビニやお店もなく、関東平野のだだっ広さで山もなく、東西南北を一時見失った私)遅刻しちゃったけど(すいません)、なんとかリサ&クルパパとママの待つ約束の場所へ到着。
よろしくお願いします!!

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迷彩パンツのパパ、かっこいいー。
ザクザクと背の高いアシ原を藪こぎして進みます。

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クパ、呼び戻しは今までもちゃんとできていたので現場でも大丈夫だった。けっこう誉められました(嬉しい)。
さぁ、ニオイをとって、キジのニオイを実感するんだ!
遠くでケーンケーンとキジが鳴いてます。
(ちなみにいまは禁猟期間なので、もちろん鉄砲は持っていません。原っぱでの猟犬トレーニングのみですよ)
こうやって、猟犬はトレーニングするんだね〜、と私は後ろからパパについていき、背中から学ばせていただきました。

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野原は嬉しくて興奮するから、ウンチ2回目(笑)。

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クパは、まるでリサ&クルパパのおうちの犬みたいになってます。
ああいう初めての猟野で「このグループのいちばんのボスはこの人だな」って、犬にはちゃんとわかるみたい(笑)。

リサ&クルパパのホウホウというような口笛?かけ声?で鼓舞されて、クパが高いアシの間をかき分けて入っていく。
犬でも、藪に分け入るのは大変だし、勇気のいることなんだって。集中力もいるだろうし。だから、ホウホウという声をかけて「さあ、頑張れ。さぁ、鳥を探せ」と促すのだそうだ。なるほど〜っ。

たしかに藪こぎは大変。アシをバキバキいわせながら、入っていく。(私なんて今日は足だけでなく、腹筋まで筋肉痛よ!) こりゃー、クパだけでなく、私にもよい運動です。

すると!

クパが、カモをフラッシュさせた!!! (カモを飛び立たせた!)

(私、藪こぎで自分の足元を見るのが精一杯で、クパが自分の鼻を使って、カモを発見した様子を見てなかった! 残念無念!)

だけど、リサママから「ちゃんとクパは自分でニオイを追ってたよ。ちゃんとわかってたよ」とのお言葉。
クパ、やったぁぁ!

それにしてもキジではなく、カモがなぜこんな水辺でないところでいたのやら。「私たちも(乾いている)アシ原でカモに遭遇するのは初めて」と、リサ家もびっくりしてた。こりゃラッキーですね。神様が応援してくれたのかな(バド爺かな)。とにかくクパ、カモのニオイはわかったでしょ。そして鳥を飛び立たせた悦び、わかったでしょ。
それが何よりの成果!

ちなみにこうして鳥を発見することを「(トリを)あてる」という言葉を使うそうだ。へーっ。

それにクパは飛んだカモを直後にワーーーッと追いかけたけど(本当の猟犬は追いかけたら間違って撃たれるので走ってはいけません。でもクパはまだ初心者なので、まずはこんなもんでOK)、でもちゃんと私の口笛ですぐに戻ってきてくれたのもよかった。合格。どんなに興奮しても、私のコマンドは耳に入っている。よし!

いやー、よかった、よかった、収穫ありだ。嬉しい。

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クパでも猟犬っぽく見えるではないか

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アシの高さは、ニンゲンより高いんだよ〜。藪こぎするのも必死ですわ

いや〜、よかった、よかった。
早起きした甲斐がありました。

クパもちょ〜笑顔です。

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ところで、猟犬のトレーニングは基本1頭ずつやるそうな。
2頭だと遊んじゃって集中しないし、実際の猟ではイギリスはともかくドイツ式の猟では1頭で猟をするのが普通なので、複数の犬では歩かない。
だから、こんな風に猟野に入って、クパが自分の鼻をクンクンして鳥を探す練習を、私とクパとで今後も練習することにする。クパと私の宿題だ。そして次のステップのときにまた師匠に付き合っていただこうと思う。

クパはハアハアと笑顔で、もう集中力も切れたことなので、それではクルーゾーと交代しましょう。
いやはやしかし、4月末でもとても暑くて(帽子を忘れた私。もう季節はこんなに夏仕様に変わっていたとは知らなかった!反省! 日焼け止めは塗っていたけど、汗で流れて、すごく日に焼けちゃった!)
犬をクルマで待たせるのはもう危険な時間になってしまったので(まだ朝の9時前だったのにね)
リサママがクパとクルマで待っていてくれることに。それにも感謝です。

わーい、クルーゾー、はじめまして!
(クパの練習中)お待たせしてて悪かったねー。

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可愛いぞ、可愛いぞ。

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私の好きな顔だぞ。色だぞ。にやにや〜〜〜〜〜っ!

クライナーのオス。生粋の猟系家系、そしてなにしろ本場ドイツの家系のクルーゾー。体重は22キロ。クパより扱いやすいサイズ。でも猟欲は相当なもの。
骨太で、ごろっとした体つき、でかい頭蓋骨。最高に好みである。

今度はクルーゾーが猟野でどういう動きをするのか観察させていただこう。

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あ、いま歩き出したばかりなのに、もう水路に入ってる! 熱さを発散させているんだね。
クルーゾーにとってはこの練習場は、庭のようなものなのね。
ガシガシ、走り回ってます。
2歳だけど、(猟犬としては)クパの先輩。クルちゃん、これからもよろしくね。
(今日はリサちゃんはおうちでお休みでした)

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クルちゃんは首輪にGPSをつけています。ふふふ。

あー、本当に楽しかったし、勉強になりました。
クパも充実の顔をしてた。それが何よりも嬉しい。
リサ家に大感謝です!!

クルーゾーとも1周したあと、駐車場に戻り、リサ家と10:30くらいまでお喋りして(トレーニングのアドバイスなどをいただいて)、お別れし、トールとメルを今朝おろしたままの公園へお迎えに。
あ、3時間半も待たせちゃった。すまない。
でもトールはそういうの平気なんだって。これまた感謝である。

ではでは、長くなったので、後半はまた今度!

(でも明日は犬パルクール部のお題発表の日だから、水曜日以降かな! ちょい待っててね)

Comment

  • ばど吉
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I・セターさんちですね!
お膝の具合はいかがですか?
はい、ぜひ御指導のほどよろしくお願いいたします。
お会いできるのを楽しみにしています!

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