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観てきました、「犬と猫と動物と 2」。マチュとトールと。家族全員強制参加。

ほぼ最初のスタート時の、白い日本犬ミックスがしっぽを揺らしながら歩く後ろ姿の段階から、泣きっぱなしとなりました。

犬、猫の愛玩動物。牛という産業動物。
立場は違えど、ひとりにつき1コの命を持っており、痛みや空腹や苦しみや、人間に可愛がってもらえて「嬉しいな」という感情はちゃんともっている動物です。

いかに、日本が動物福祉後進国かを痛感させられました。
ハエやウジがわく累々と転がる死体、何日間も(白骨化するまで)道路っぱたで放置される犬や猫や牛の死体。
これが、先進国といわれているニッポンの姿なのか。
こんなにも日本が、非情な国とは。
日本じゃないみたいな光景です。聞いてはいたけれど、頭ではわかっていたつもりだったけど、映像で見ると衝撃大。でもこれが事実。フィルムは現実しか映さない。

あんまり書くとネタバレになるので控えますが、
とにかく、多くの人にこの現実を直視してほしいと思います。
この映画、たくさんの人に観てもらいたいと願います。

マチュ(中2)も、「泣きくたびれた」と消耗しておりましたが、
でも「子供でもちゃんと知っておくべきだと思う」と言ってます。
きっと今後「子供にはショッキングすぎ」みたいな意見もでるかと予感しますが、それはオトナの過保護な感情、怠慢でもあると思う。
子供だって知る権利がある。ましてや原発の問題は、子供の方にこそ大迷惑をかける案件である。そして「命」とは何か、自問自答するきっかけになる。

津波や地震の被災も大変。本当に、被災した人たちの気持ちを聞いて、涙するしかない。
そして原発。これは、もう天災ではない。被害はこの先、何十年にも渡る。
被爆した牛(寿命は20〜30年)は、二度とあのエリアからは出られない。
仮設住宅には動物は連れて行けない。
避難先に連れて行けずに、死をとげた動物たち。小さな家族の命を守れなかった飼い主の無念さ。

天災じゃないのなら(原発を放棄することによりこの惨状を二度と起こさないですむのなら)、失敗は二度と繰り返さないようにするべきではないのか。

いろんな感情がうずまき、ただ涙がこぼれてくる。


5月から渋谷の映画館はじめ、全国でロードショーされるそうです。
チラシやポスターの配布を手伝ってくれる「応援団」も募集中。
私も、公私ともに、できることは微細だけど、手伝いたいと思います。
上映映画館などが決まったら、プレスリリースをもらえることになったので、ブログでお伝えします。

動物福祉に関心のある人、原発問題に関心のある人(別に反原発を叫んでいる映画ではない。粛々と現実を映してるだけ)、子供を育てている人、人も動物も命の尊厳とは何かと考えている人、など、みなさんにとりあえず「現実」を知るひとつの手段として、この映画を観てもらえたらなと思います。


おうちに帰ったら、いま普通に一緒に生活しているクパメルまめのことが愛しく思えてなりませんでした。

当たり前の幸せ。動物と一緒に暮らせる、当たり前の幸せ。
これが当たり前でなくなってしまったエリアの人たちが、この日本にいるのです。
2年経過したいまも、手探りの状態で、日々、頑張って闘っておられるのです。

私たちにできることはなんだろう。
日本の動物の福祉、動物の最低限の命の尊厳を守るためには、どう世界を変えていけばいいんだろう。

白石バドバドかえ
Posted by白石バドバドかえ

Comments 2

マツタケ母  

あなたの文章を読んでるだけで、涙が出てくる・・・。見れるかな私・・・
でも、パパと一緒にみようと思った。

2013/01/13 (Sun) 23:30 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
♪マツタケママ様

うん、辛いけど、観て。
映画がたくさんの人に普及することも、ひとつのムーブメントになるから。それが世論をつくっていくから。
「みんな、関心がない」って、政府や東電や世論が思うことがいちばんよくないと思うんだ。

マチュも書いてます。以下、マチュのコメント転載。

******************
今日、犬と猫と人間と2っていう映画の完成上映会に行きました。

ふくしまの被災した動物たちを撮ったドキュメンタリー映画なんですが、泣きすぎて疲れました(笑)

原発で入れなくなった立入禁止区域の中に残された犬や猫、牛にエサと水をあげにいくボランティアの人に、カメラがついて行ったシーンがあるのですが、道や家の脇にごろごろと死体がありました。モザイクも何もないけど、一番わかりやすく現場の過酷さが伝わってきます。
それはだめでしょと思うかもしれないけど、本当の姿を見れるのはとても良い事だとと思いました。

他にもたくさん辛い光景があるのですが、やっぱり実際に映画を見ないと分からないです。
気になる人は、映画見に行ってね
てゆうか、日本人なら知っておいてほしい現実だから、チェックしてね!

2013/01/13 (Sun) 23:39 | EDIT | REPLY |   

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