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先日、江戸川河川敷に、後肢麻痺のミニチュア・ダックスさんの取材に行きました。掲載許可を飼い主さんにいただいたので掲載するね。

いちばん最初に感じ、いちばん印象に残ったことは、

犬って、車イスでも、すごく人生楽しそうだな、ってこと。すごく普通だってこと。

普通の犬とまったく同じで、原っぱに来たら嬉しくって嬉しくって、すごいスピードで走り回る。車イスでも、この子は前肢は元気だから、すごくすばしこい。こりゃ、捕まえられない。写真もぶれる、ぶれる(笑)。

そんでもって、すんごい笑顔! 笑いながら走ってる。楽しいんだね。
モッテコイ遊びもできちゃうの。普通だ。普通のただの犬だ。

犬は、ニンゲン(当時の私)みたいに「車イスはかっこ悪い」「自分はハンディキャパーなんだ」「差別されると恥ずかしいから、外に出たくない」みたいな感情は、微塵もないんだね。車イスでも走れるから、(痛みのない症例でもあるから)まったく不自由さを感じてない。悲壮感もない。ふさぎ込まない。卑屈にもならない。

「原っぱ大好き〜〜〜♪」
「体を動かすのって、楽しい〜〜〜っ♪」
「ママ、大好き〜〜〜〜♪」

この基本は、なんら変わってないんですね。ある種の感動を覚えました。犬は強い。明日を憂いて生きてない。いまの幸せを全力で楽しんでいる。素晴らしい生命力じゃないか。

昔、大学病院の待合室で、断脚した猫ちゃんに会ったときも、最初私は同情のまなざしでみてしまったことがあります。なんて不憫な子なんだと。でも、飼い主さんは「脚がなくても、ジャンプ力すごいんですよ。テーブルでもソファーでも、上手に飛び乗ったり降りたりして、普通に生活してます。テーブルの上のおかずもすぐ盗んでいくの」と笑ってお話ししてくれました。へーーっ、そうか、脚を1本失っても猫は猫のまま、猫らしい人生をちゃんと送れるんだなぁと感慨深くなりました。

むしろ、同情される方が、飼い主さんにとっては、辛いみたいです。
これは、犬でも猫でも、もしかするとニンゲンのハンディキャッパーでも、同じなのかもしれません。
同情ではなく、普通の存在として扱ってほしい、と思っている気がします。人にもよるのかもしれませんが。

とにかく、シャルルちゃんに会えて、私はまた大事なことを学んだ気がします。
ありがとう。

ここ数年、車イスや台車のようなもので散歩している犬も、たまに見かけるようになりました。昔と比べてだんだん増加していますね。それだけ、全力で愛犬を愛し、少しでも QOL(人生の質。生活の質、命のクオリティー)を高めてあげたいと、本気で取り組む飼い主さんが日本に増えている証拠だと思います。

私はそういう子に会うたび、「すごくこの子は可愛がられているなぁ。いい飼い主さんだなぁ。この子は、幸せ者だね」と感じます。そして「がんばれ」と、心の中でエールを送ります。

なんだか、日本も、捨てたもんじゃないな。
きっと、もっと数年後、数十年後には、さらによい犬と共生する社会ができあがっていくと思うな。がんばろうね。

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白石バドバドかえ
Posted by白石バドバドかえ

Comments 2

dori  

先日は遠くまで来て頂き、ありがとうございました。
シャルルとの大切な思い出がまた一つ、増えました。
こんなに素敵に書いて頂き、ありがとうございます。

大きなワンコと暮らしておたれたのですね。憧れです・・私の。
また遊びに来させて頂きます。
リンクさせていただけますか?宜しくお願いします。

2012/10/20 (Sat) 01:14 | EDIT | REPLY |   
ばど吉  
ddri様

返信遅れてごめんなさい!
ちょっと出張に行ってました。

こちらこそありがとうございます。シャルルちゃんに会えたのは、私にとっても大事な出会いでした。

こんなエネルギーだだ漏れ大型犬ブログですが、これからもぜひ遊びに来てください。リンクもどうぞ。

2012/10/23 (Tue) 21:40 | EDIT | REPLY |   

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