バドバドサーカス

クーパー(ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)、メルちゃん(ボクサー)、まめちゃん(バドが拾った黒猫)と暮らす、犬ライターが綴る犬馬鹿生活。

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2012 南伊豆旅行(2日目①)林道編

2日目の朝。
夜明け前から、野鳥たちのたっくさんのさえずりで目が覚めました。
暗いうちから鳴くんだね〜。
だんだん空が明るくなってきて、それにともない、野鳥のオーケストラがますます大きくなる。
野鳥の声は、どんなにいろいろな種類、音量が聞こえても「うるさい」とは思わないから不思議だね。実に心地いい。
森の中で目覚める醍醐味。

でもクパは、暗いうちの第一声でビクッと起きて、警戒ちゅーか緊張してたけどね。繊細すぎ。
けど、以前よりは少しは平常心を保てるようになってきたみたい。それが心の成長といえるでしょう。今夜は一度も吠えなかったもんね(昨年の夏の小淵沢キャンプでは獣の声に反応して大変だった)。クパ、頑張れよ。これも社会化のお勉強のひとつだ。いろんな環境を体験し、心のキャパシティーを広げたまえ。そのゴマのように小さい堪忍袋が、少しでも大袋になるように。


あ。そうだ、素敵な野鳥のさえずりの前に事件があった。
バンガローで寝てたんだけどね。二段ベッドがあって、2段目にマチュが寝て、1段目にトールが寝て、私は犬と(リードを持ったまま)床に寝てたんだけど、朝4時くらいにトールの寝ぼけたような悲鳴で起こされた。

トールさん、手のひらを8センチ級のムカデに噛まれた。あちゃー。可哀想に!

しかし、なぜかこういうとき、やたら冷静な私。
私)「まず、ムカデを退治する」(二次災害を防ぐため)
オット)「えっ、どうやって!?」
私)「……火ばさみ。外の七厘のとこから持ってきて。それと犬の足が噛まれるといけないから、犬は外に」
   (私はその間、ムカデが移動しないように現場を凝視)
オット)火ばさみをとってくる。
私)「ムカデ、どこで噛まれた?」
オット)「(枕にしてた)黄色のバッグのへん」
私) 無言で、黄色のバッグ以外の寝袋やマットをどかす。ムカデが別の場所に逃げ込まないように。
   マチュのベッド側に逃げるのは絶対に阻止せねば。
   そして、えいっ、とバッグをどかしたら、でかいムカデが走る。
   すばしこい。
   でも、えいやっと、2回目で火ばさみにて捕獲成功。
   無言で外に出て、まだ火が残っている炭の中で、火あぶりの刑に処す。
   悪いな、ムカデちゃん。あんたの陣地に遊びに来ているのはこっちだが、
   また噛まれるわけにはいかないのでね。
   アウトドアではやるかやられるかの闘いなのだ。

そして、次。
私)「消毒薬も軟膏も持ってきてないから、とにかく噛まれたところを流水消毒しよう。そんで冷やそう」
  トールと犬を連れて(犬を置いていくと、鳴かれると困るので)、蛇口のある洗い場へ。
  そんでしばらく流水消毒させて(山の水はとても冷たい)、
  ハンドタオルをたっぷり濡らして、
  その後は濡れタオルを患部に当てて、寝かせた。

という応急処置にて、朝、目覚めたときには腫れもなく、なんとかなった。少しはじんじんしたみたいだけど、活動に支障はなし。よかった、よかった、大事にならなくて。

10バンガロー朝

犬ちゃんずとマチュは、ムカデ事件に関係なく、すがすがしい森の朝を堪能。

10朝2
“ぱぱ〜、なんか凹んでる? だいじょうぶ?” クパ、鼻の穴、でかすぎ

トールは、手の痛みより心のショックの方が痛手だったかもしれないが、大丈夫さ、それくらいじゃ死にゃしない(笑)。小学生高学年くらいのときにもっとでかいムカデに頭を噛まれたことあるけど、私、生きてるもん♪
でも噛まれたのが、マチュや犬じゃなくてよかった。犬だったら、何が起きたのかわかんないままだったかもしれないからね(ねっ、マツにーちゃん)(でもマツにーちゃんのはムカデではないよ。ムカデならあんなに腫れないと思う)

10朝3
“ちっちゃいおかーちゃん、何してんの〜〜?”

10朝4
“いつまでものんびりコーヒー飲んでないで、行こうよ!”

はい、はい、それではキャンプ場のお父さん(ミックス犬が2頭住んでいるキャンプ場で、犬にも親切!)に教えてもらった、ひとけのない林道へ行きましょうか。

キャンプ場からクルマで5分もしないところに、素敵な林道が!
先日の大雨のせいか、大きな枝がばらばら落ちてます。クルマの轍もない。とうぶん人は来ていないな。

待ってました! やっほ〜〜〜〜い! 久しぶりの林道!

10林道1

10林道2

お天気がよすぎて、木漏れ日の直射日光と木陰のコントラストが強すぎて、写真撮りづらいっ。まぶしいっ。

10林道5

当然、クパは大爆走。
でも、5分もしないうちに、まぁ、鉄砲玉はなくなり、呼びもどしがよく効く。やはりちょっとは成長はしている模様。口笛を吹くと、全力で走って戻ってくる姿、なんて可愛いんだ。

10林道4
ぺろん。このお花は、なんて名前かな?

10林道6

メルちゃんは、20〜30分もしないうちにへばる。鼻の穴から泡がでてるぞ。心臓は大丈夫か。無理はするな。アホにーちゃんとは体(循環器、呼吸器)のつくりが違うんだから、負けん気をだすでない。

10へばる

その後もクパにーちゃんは、暑さにも負けず、ちょろちょろ走り回ってました。さすがポインターはタフだね。

10林道7
小腹が減って、犬のために作ってきたチキンジャーキーを食べるふたり

1時間くらい遊んだかな。
こんな名もない場所でも、いや、こんな名もない場所こそ、シライシ家の犬にとっては貴重。
これをしに、わざわざ南伊豆にやってきた、と言っても過言ではない(カニも目的だったけど。笑)。

じゃ、とりあえず、森遊びはできたから、ちょっとは満足したかな。
次は、リード付きで歩くところへ行きましょう。

つづく。

コメント

 

楽しそうだね~。
あら?そういえば、すごく久しぶりのコメントな気がする(^^;

やっぱりお山は喜ぶよねぇ。
いかり潟の記事、久しぶりに読み返しちゃった。
なつかしいな~。
みんな幸せそうに走ってたし、バドも山を満喫してたよね。

戸田の一つ沼津側の大瀬崎は私の遊び場でした。
水質がよくてダイビングのメッカでね、私は素潜りで毎年遊んでましたよ。
戸田もワンが我が家に来るまでは毎年のように泊りがけで遊びに行ってました。
お食事が美味しくてお安い民宿があるんだけど、さすがにワンズがいるともう泊まれないもんね~。

ムカデ退治、さすがです(笑)
母は強し。
  • ルナママ 
  • URL 
  • 2012年05月10日 21時33分 
  • [編集]
  • [返信]

 

おおぅ、コメントは久しぶり〜〜〜っ。
私も今回、いかり潟の記事、読み返したよ。懐かしいね。
バドもいたよね。いろいろ楽しかったよね。カメラ、忘れたけど(笑)。

へ〜〜、戸田はルナママの縄張りだったのか!
私は、戸田は初めてです。
あのへん、お魚も美味しいし、海岸線はきれいだし、いいとこだよね。
今度、一緒に行きましょう!って、大所帯すぎかな。
冬なら、犬はクルマ泊!? でもちょっと可哀想な気になってしまう(年のせいか。アホクパのせいか)。でもお魚の美味しい民宿、泊まりたいねぇ。

ムカデ退治、おまかせください。そうです、母は、オトコよりはるかにサバイバル能力あるんです(爆)。

○○の準備、進んでる? 頑張ってね〜。
  • ばど吉 
  • URL 
  • 2012年05月10日 21時49分 
  • [編集]
  • [返信]

 

カニ、すご~~く羨ましかった!!
キャンプだホイ!野鳥の声で目覚めたい♪・・・多分マツも、ちょっとの物音で反応すると思うし、タケはお構いなしで爆睡だろうな~!
っで!こんな名もない場所!!行きた~い!!
鼻の穴デカクパッチ、可愛い~♪
同じで~す!マツは本当にタフ!ワイマよりタフだと感じてます!タケ付いて行けません。伸びてるメルちゃん状態。。。鼻から泡は出ないけどね(笑)けど笑い事ではないね。メルちゃん、気を付けて~!これからますます暑くなるよ~(泣)
クパちゃん、呼び戻し効いてお利巧さんだね♪
トールさ~ん・・・可哀想・・・!!
応急処置で、大事に至らずに良かったです!
ムガデの野郎!!ってマツタケ母も絶対やっつける!やられたのがマツタケならね(笑)!
やられたのがパパなら、パパが自分で火あぶりにすると思います。
自分がやられたら、パパにやっつけてもらいます。
マツタケに何かあったら、怖いもの無しになる母って事です(笑)
バド吉さんも逞しくって素敵だわ~~♪
マツは多分蜂だったと思うの。傷口は一箇所、細い瘡蓋になっていました。すずめ蜂ではない大きい蜂が飛んでいたから、あいつだな~って今は思ってます。
ペロンのお花、昔覚えたから不確か・・・コウライテンナンショウ、マムシ草とも言われる、確か毒がある、ちょっと不気味な感じで、面白い花だから、出会うと嬉しかった♪北海道の山で時々出会いました。あ、東京でも見たから、けっこう広く分布してるのかも。
犬のオヤツを親子でもぐもぐしてるのも笑うけど、黙ってみてる2頭も可愛すぎるんだわ~♪
  • マツタケ母 
  • URL 
  • 2012年05月11日 00時30分 
  • [編集]
  • [返信]

 

そう、そう。あれはマムシ草といいます。
秋には、ぶどうの房状に赤い実がつくんですよ。

その後、ムカデに刺されたあとは大丈夫でしたか?
結構、痛いらしいですね。
犬は、意外に虫刺されに強いものですよ。
だって、マムシに噛まれても死にませんからね。
山歩きしていると、1シーズンに1回は
マムシに遭遇しますが
犬は全く気がつかずに通り、結構にマムシを
怒らせてるみたいで、後ろを歩いてる私達が
やばいんですよ。


  • こぼずはうす 
  • URL 
  • 2012年05月11日 13時11分 
  • [編集]
  • [返信]

 

お会いしたことはないのに、ブルースの事、憶えていてくださって、お気遣いして頂き、有難うございます。

本当にブルースと一緒にお会いしたいですね。
生クパちゃんや生メルちゃんにもお会いして、元気なオーラを感じたいです。

ブルースは、歩けますが、ふらついたり転ぶので、ラフウエアーのウエブマスターハーネスというので、殆どぶらさげるようにして歩いています。

クパちゃんメルちゃん、本領発揮で楽しそうですね。
嬉しそうなワンちゃん達の顔を見ていると、いつの間にかこちらも笑顔になっています。
マムシ草って初めてみました。日本の本州に、こんな不思議なお花があるのですね…なんか夜になると歩き出して歌いそうです。

 

♪マツタケ母さま
「やられたのがマツタケなら母がやっつける!」って、わかる! それに可愛い〜〜。マツタケ母の必死ぶりがすでに想像できそう。
私は、オットよりもサバイバルで生き残れる自信があるので
家族全員分を私が引き受け、火あぶりにします。ふははは。
でも、犬とマチュにやられたときが、よけいに処刑が厳しくなると思います(にやり)。

マムシ草っていうんだね。毒もあるの!? 調べてみます。
北海道にもあるんだ〜〜。

あ、うちの場合、クーパーよりもバドの方が持久力はありました。大きなオスだったからかな。クパは、ほら、チキンだからムダに自家発電して、よけいに消耗を速めているけど、バドはいつでも沈着冷静、淡々としたグレーゴーストですから。レジャー中に、オスワリしたりフセしたり、「休め」の姿勢をコマンドしないかぎりはしなかったです(ああ、なんて男らしいヤツだったんだ。涙)。

マツタケんちと野鳥の声で目覚めるキャンプ旅行に行く日を楽しみにしているからね! タケちゃん、メルの鼻の泡、見せてあげる(笑)。あ、それにこの南伊豆なら、私たちの中間じゃない? 伊豆なら冬でもキャンプできるしね(しかーし、また転勤の噂!?)


♪こぼずはうす様
さすがお詳しい、マムシ草ですね。山陰にもあるってこと? 日本中に広く分布しているんですね。
オットは、もうムカデ痕、大丈夫らしいです。本格的にガブリとはやられていなかったのか、それか冷やしたのがよかったのか。ムカデに効く軟膏あったら教えて〜〜。

犬はマムシに噛まれても、死なないよね。昔、うちのビーグルも噛まれた。で、顔が宍戸錠になった。泡吹いてて、可哀想だった。歩いてたけど。だからそのマムシはあとで火ばさみでとっつかまえて、ウィスキーのビンに幽閉して、1か月以上かけて窒息の刑にした(←子どもの頃からなんて残虐な私)(でもそれ以外の刑だと自分がやられる可能性が高いので)。

へーっ、1シーズンに1回はマムシに遭う!? さすが、自然豊か!
(マチュ、長ズボン必須!とご指摘をうけるはずだ!)
犬はまったく気がつかず、後ろを歩いているニンゲンがやばいって、想像できる(苦笑)。気をつけてね〜〜。


♪ブルースママ様
ブルースさん、会いたいですよ! バドとともに生き、頑張った仲じゃないですか。
しかーし、クパメルと一緒だとかなりブルースさんを疲れさせてしまう危険性が大でございます。どうしたもんか。
6月後半に、代々木公園で、銀座おとな塾やるから、そのときに会えたらいいかな。

マムシ草、「なんか夜になると歩き出して歌いそうです」。ナイスな表現! その光景が見たい。

  • ばど吉 
  • URL 
  • 2012年05月11日 23時09分 
  • [編集]
  • [返信]

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プロフィール

白石バドバドかえ

Author:白石バドバドかえ
犬歴31年、猫歴29年(2017年元旦現在)の雑文家。犬2頭、猫1匹がごろごろ爆睡しているとなりで、日々、犬原稿を執筆中。
《(c)kae Shiraishi/当ブログの文章や画像の無断転載は禁止です》お問い合わせは下のメールフォームからご連絡ください。

2011独3点セット450

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1号表紙

TERRA CANINA Magazine
(テラカニーナ編集室)
http://terracanina-magazine.net

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『うちの犬♥  あるいはあなたが犬との新生活で 幸せになるか不幸になるかが分かる本』
白石花絵著
(イーステージ出版発行)

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表紙

『東京犬散歩ガイド 武蔵野編』
白石花絵著
(オーシャンライフ発行)

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tokyo_inu.jpg

『東京犬散歩ガイド』
白石花絵著
(オーシャンライフ発行)

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『最新犬種図鑑』 
監修:ジャパンケネルクラブ
構成・文:白石花絵
(インターズー発行)

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