クーパー(ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)、メルちゃん(ボクサー)、まめちゃん(バドが拾った黒猫)と暮らす、犬ライターが綴る犬馬鹿生活。
バドたちの写真
2011年08月30日 (火) | 編集 |
先日(少し前の話しになってしまったけど)、
公私ともにお世話になっている写真家・Kさんから小包が届きました。

写真たち

写真立てに入ってるのが2つ、そしてそのほかにプリントがいっぱい。
タビィやパチも写ってる。

泣けてきました。
写真の中には、生き生きとした姿の、在りしの日のバドたち。
写真って、文章にはかなわないパワーがあるなと、ほんとにもうぶわ~っと泣けてきましたよ。涙腺の蛇口が故障中なもんで、すぐ漏水する(笑)。

Kさんには今までいっぱい仕事でバドたちの写真を撮ってもらいました。
雑誌の単発のお仕事だけでなく、私の『東京犬散歩ガイド』(通称:青本。都内編)に引き続き、『東京犬散歩ガイド 武蔵野編』(通称:オレンジ本。中央線沿線だから。笑)ではメインで撮ってもらいました。
バドと一緒に、1泊2日強硬ロケ(高尾山や檜原村周辺)にも行ったよね。懐かしいな。

こんなに表情を捉えるのが上手なプロの写真家に、自分ちの犬を撮影してもらうチャンスが多くて、私やバドやタビィやパチはすごくラッキーだと思います。

写真の中の、タビィが笑ってる。
パチはいつもカメラを向けると少し緊張して真面目な顔になる(笑)。
バドは、私のどんな注文にも文句を言わず、どこにでも喜んでついてきてくれて、モデル役をきっちりこなしてくれてる。
仕事の上でも、大事なパートナーだった。

あああ、もうこの栄光のフォトジェニックな3頭はこの世にいない。
マチュがこの写真たちを見つつ、「やっぱりコーギーもワイマラナーも写真映えするね。可愛い。クパメルは、可愛いけど、どーもね、地味だよね」と、こぼしていました(笑)。いまのわが家のニューヒーローとニューヒロインは、地味で表情が写真に撮りにくい「茶色ーず」ですからね。
大丈夫ですかね、ライター・シライシのお仕事の相棒として、クパメルは(汗)。中味も外見も頑張っていただかないと。やっぱ、コーギーとワイマラナーを追加しないと仕事にならんですかね(ガハハ)。

さて、その写真家のKさん。春から被災地のみなさんのために、壮大なプロジェクトを立ち上げ、いま日々ボランティアで邁進されています。
写真の力は、すごいです。
もちろん文の力も頑張らないといけないけど、
真実を伝える臨場感、笑顔を残す力、家族愛や人間愛を伝える現実感は、やはり写真ならではのパワーです。
犬がらみではありませんが、
興味のある方、賛同してくださる方、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

プロジェクトの概要はこちらです。

私も、いつか(足が完全に治ったら。たくさん歩いても平気になったら)、東北被災地3県に行きたいです。
電話取材で春に1本新聞記事を書いたけど……現地に行って、肌でしっかり感じてきたい。
犬猫などのコンパニオンアニマル(牛豚などの家畜でも書いていいなら取材したい)など飼育動物の身の安全を確保することは、飼い主さんの心を助けることにつながると思います。

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そのほか、銀座おとな塾の生徒のパグちゃんちさん、
バドにお花をありがとう。お礼が遅くなってごめんなさい。わざわざ学校経由でまでお花を手配してくださり、よけいに嬉しく思いました。

6月の課外授業の日。バドに会ってもらえて、よかったです。
バドはね、実はあの授業の日が、最後のおでかけ(日々の散歩以外)、最後の奉公(ママの仕事の相棒)でした。
6月21日のことだね。死んじゃったのが7月15日だから……本当にバドってば死ぬまで現役だった。たいしたもんだ。

その日の写真、私ったらまさかそんな大事な日になるとは思ってなかったからバドの写真を撮っていなかった(失敗)。
だけど、バドはちゃんと代々木公園の現場にいます。その証拠写真は、銀座おとな塾のブログをご覧ください(他力本願。笑)

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それと最後にロボママさん!

ああああ、ありがとーーーーーー。もうこんなにお礼が遅くなっちゃってごめんなさい。

17ろぼままさんより

包みを開けるなり、マチュと私は、
「ああ、バドだーーーーーーーー!」と、叫びにも似た感嘆の声をあげました。
ああ、バドだ。ほんとにバドだ。

手作り、ですよね? 本当に心のこもった贈り物、ありがとうございます。

17狙うな
「狙うな! ロックオンするな!」

メルクパに襲撃される可能性が大なので、やっぱり仕舞うことにしました。ガラスのキャビネットの中にキープして、眺めてニヤニヤしてます。もったいない、もったいない。



バドは、こんなに、こんなに公私共々、みんなに可愛がってもらえて、
飼い主としてこれほど嬉しいことはありません。
みんな、本当にありがとう。感謝。   シライシ家一同より。


僭越ながら私のパブリックコメント
2011年08月28日 (日) | 編集 |
さっき27日のうちに
環境省へパブリックコメントを送りました。
ガーッと書いたから、多少雑ではありますが、
自分の記憶のために、「つづき」で掲載しておきます。

日本の動物福祉も、これからどんどん前進していくといいね。

私のまわりにも、ブリーダー放棄犬を引き取った友人が、ちらほらいる。
捨て犬をほっとけなくて、頑張ってしまった友人もいる。
そして、私の耳には、職業柄、とんでもない非人道な飼い主やブリーダーやペットショップの話しも入ってくる。

現実は、まだまだ厳しい。
だけど、きっといつかは日本も、犬文化が成熟する時代がくる。
今だって、10年前とか、バドが若犬だった時代(16年半前)に比べれば、ずいぶんいろんなことが変わってきているんだもん、日本だって、もうすぐヨーロッパに追いつく日がくるよ。そう信じる。
環境庁だって、環境省に、この間に格上げされたんだし!(笑)
環境省のお役人さんの良心と正義を信じよう。
ペット業界団体では、組織票(組織意見)をすごーく根回ししているらしいけどね。
九州電力の原発パブリックコメントのねつ造事件と似ているね(苦笑)。やれやれ。

28メルは11.5週齢できた

メル初日の写真です。確認すると、メルは6月1日生まれで、わが家についにやってきたのは8月21日だった。
つまり11.5週齢です。
8週齢規制くらいで、ガタガタ騒ぐなよ、業界団体! と、言いたくなる私。
彼らは40日や45日規制(約6週齢)で、子犬を物流に乗せたいわけですね。
「8週齢だと、子犬の社会化が遅れる。人間に馴れない子犬になる」だと!??
それは、愛情のない、手をかけないブリーダー(いや、パピーミル)で生産(あえて言う)された子犬のお話しじゃなくて?
正しいブリーダーのもとで生まれた子犬は、11週齢を超えていても問題なし。むしろ、こんなに心の安定した犬になるんだぜ、と言いたいです。
な、メルちゃん♪

それに赤子のときからうちに連れてこなくても、
「何度でも会いに来て。かけがえのない時期だから」と言ってくれるブリーダーさんなら
この時期までの成長過程もしっかり見せてもらえるんだよ。それはそれは幸せな時間だよ。待つ楽しみもかけがえのない時間だよ。
だいたい赤子のときに連れてきたら、トイレの失敗の連続で、飼い主はギブアップ寸前になるはずですぜ。とくに初心者飼い主ならなおのこと。少し大きくなってからの方が絶対に楽。まぁ、その分、だから繁殖屋は早く親元から手放したいんでしょうね。だって手間がかかるもん。ミルク代もかかるだろうしね。

ただし、うちも断耳はしてしまいました。
昨夜、マチュと愛護法についてお話しをした結果、マチュも「これからは日本も断耳、断尾は、ヨーロッパと同じく切るのをやめた方がいいと思う」と言ってました。意見が変わりましたね。
断耳後の手間もかかるしね。その思いを1年間近く愛犬に強いるのはやっぱりよくないと、体感したのかもしれない。気がつくのが遅い、と叱責されたらそのとおりなのですが、これもわが家にとってはよい勉強となりました。


あああ、うちに次に子犬を迎える日は、いつだろう。(子犬に限らないかもしれないけど)
いったい私は何歳になっているのかしら(涙)。
そう考えると、いくら人間の寿命が、犬より長いとはいえ、自分の犬との出会いは、人生でそんなに何度もない。

じっくりゆっくり吟味して、大事な1頭とめぐり逢いたいね。

みんなで世論を動かそう!~環境省のパブリックコメント、〆切は明日27日!!
2011年08月26日 (金) | 編集 |
本日3時半、黒い雨雲に気づいていながら強行突破で自転車で移動して、ゲリラ雨にやられてしまった、社会人失格のばど吉です(ガハハ)。

しかーし!!

キャンプやゲリラ雨ですっかり忘れていたんだけど、それどころじゃなかった!!!

動物愛護管理法のパブリックコメントの〆切が、明日まででした!!!(ABCママ、連絡ありがとねー!)
パブリックコメント……ようは環境省が、国民の意見を広く聞きたいな、聞かせてね、というジェスチャー(ちょい皮肉)、いえいえ高尚なアクション(応援しよう!)でございます。

下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる!(私の鉄砲はそんなもんさ。だけどいつかは当たるかも!)
壮大な夢や希望の実現も、最初は、小さなひとりひとりの勇気の1歩から!

長年、自然保護活動のNGOにいた私としては、ひとりひとりの声こそが、いつか世論を変えていく、と信じています。

だから、みなさんもぜひこのチャンスに、環境省に意見を送りましょう。
愛護法改正は5年に一度の、希少なチャンスです。
もしもこれを機に、犬の心身の健康や最低限の人権(犬権)よりもペット販売業界団体の利潤を追求するルールが、一般の愛犬家の声の高まりによって法案がひっくりかえったら、素敵じゃん! 

やっても無駄、と思うのはやめよう。
勝つまで、勝ち取るまで、アクションをし続けよう。
そうすれば、何かが変わる。そして、いつかは、最終的に、今までの常識がひっくり返るはずだ!(正しい倫理感と正義と道義心があれば。原発も同じだと思うけど)

コメント(意見)の内容は、私がとやかく言うことではない。
みんなの、ひとりひとりの考え、意見、理想でいいと思う。それぞれが信じる道を書けばいい。
そんなに難しいことではない。文章がうまくなくてもいい。短い文章でもいい。箇条書きでコメントしてもいい。
「こんなに多くの人がこの問題に関心を持っているのか。いいかげんなことはできないな」と思わせることができたら、それだけでも大きな前進だ。

と、いうわけで、こちらをクリック! 環境省の報道発表のページです。

動物取扱業の適正化について(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)について

この本文の下に、添付ファイルがついてます。
もう郵送だと間に合わないから、メールかfaxだね。
メールはテキスト形式限定だって。添付ファイル式だと受け付けてもらえないかもしれないから、テキスト形式でね。
募集要項によると、8月27日(土)必着とある。
27日24時までに送ればいいってことだ!(まるで私の原稿〆切みたい。笑)。

というわけで、お伝えするのがぎりぎりになってしまったけど(ほんとスイマセン)、
ひとりでも多くの人が、アクションを起こしてくれるのを楽しみにしてます!
(私は近々、環境省に取材依頼をするつもりです。むふふ)


26生後54日

ちょうど生後54日目のメルちゃんの写真があったよ。
生後54日というと、8週齢に満たないね。
それでもけっこう大きい。こんなに大きいと、ペットショップでは通常は売れ残り扱いだ。

26きょうだい

だけど、最低でも8週齢までは、母犬やきょうだい犬とともに過ごすことはとても重要。犬の心身の健康のためでもあるが、ひいては問題行動の少ない犬になるから将来の飼い主のためにもなるんだってば。みんなにとってそっちの方が長い目で見てハッピーなんだってば。犬の先進国である欧米の国民はそれに気がついているから、8週齢未満の子犬を商業的に使わないんだってば。

26コミュニケーションn

心が満たされて、幸せに育った子犬は、情緒が安定してて、過敏でなく、不良にならないんだよ。
(あ、正確に言うと「不良になりにくい」。あとでバカ飼い主が甘やかして育てれば、態度の悪いワガママな不良に育てることはできる。笑)


と、いうわけで、みなさん、よろしくね!

「つづき」で一応、環境省のプレスリリースをコピペしておきます。保存版にね。

私は今日はもう飲んじゃったから、明日、絶対に書くよ!!!
(原稿も、パブリックコメントも、いつも〆切当日ぎりぎりじゃないと書かない私。てへへ)

追伸:本日のブログは、リンクフリー!!
   みんな、どんどん犬友達に広めてください!!
   あ、猫友達だってもちろん大歓迎よ♪


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
(22:00追記)

ABCママが追加で新情報をくれました。

1分でできるパブリックコメント!

(財)どうぶつ基金という団体のサイトに行きます。
だけど、いま私もやったけど、アクセスが集中しててできないや。
深夜か早朝か(笑)、時間をずらしてやってみて。
手軽にできるので便利だと思う。
1人でも多くの人が参加することがとにかく大事!
ダンナと妻がそれぞれだしたっていいのよ。選挙じゃないけど、ちゃんと意見総数にはカウントされるから。
みんなが注目してる、多くの一般人が「このままじゃいかん。なんとか変えたい」と本気で思っている、と感じてもらうことが重要であーる!
ぜひ、Let's 行動!!!

業務連絡:トールもマチュもコメントに参加するように!


2011夏キャンプ<富士見高原>~バドのいない夏休み
2011年08月25日 (木) | 編集 |
みなさま、ご心配おかけしております。
なかなかブログが更新されない、と心配してくださるみなさん、
大丈夫、ばど吉は案外元気です。

25夏キャンプ
観音平付近から望む南アルプス。もうススキが秋の気配。涼しかったよ~

22日(月)~24日(水)、
富士見高原(ぎりぎり長野県)で2泊3日のキャンプを楽しんできました。
小淵沢(ぎりぎり山梨県)でも買いだしやお水取りや少しだけトレイル散策(クパメル山爆走)を堪能。

バドがいない旅は、寂しいけど(ほんとはバドに涼しい高原で過ごしてほしくて、予約したのにな。涙)、
でも私は3日間連続で、ウェグマン(ワイマラナーを撮ることで有名なアメリカのフォトグラファー)のTシャツを着てました。胸にはいつもバドと一緒。ぴょん吉ガエル状態だ(笑)。

image.jpeg

今日はこのあと仕事の掛け持ちがあるので(遊んだツケが~回ってくる~)
詳しいレポートはまた後日! 乞うご期待!

(コメント返事もお待ちください~)
(そして未だバドに届くお悔やみの品々のお礼もお待ちくださいませ。遅くなり、すいません)

25まめちゃんも行った

今回は、まめちゃんも連れていった。2泊だから(1泊のときは留守番が多い)。
ドッグランキャンプ場=キャットランも可能だった! まめちゃんものびのびできた(野生化した?)旅でした。
それでは、詳細は後日♪

バドの最期
2011年08月18日 (木) | 編集 |
ひと月以上も書けなかったけど、
ちゃんと書かなくちゃ、けじめがつかない気がする。から、バドの最期を書きます。

18バドの最期1

バドは、7月12日(火)もこんな感じで、それなりに普通に過ごしていました。1日3回の散歩、朝(7時半頃)、夕(5時半頃)、夜中(12時頃)の排泄兼筋肉維持のためのお散歩(各15~20分)も、ちゃんと自分の足で歩いて行きました。家庭内の階段は抱っこだけど、平地は問題なく自分の足で歩いてた。
それまでもじょじょに食欲が落ちていたけど、12日の夜ごはんは、6時半頃に意外とやる気で食べてくれたの。自分でお茶碗のとこまで歩いて、食べた。「よく食べたね。よしよし」と思った。調子よさそうだったから、私はマチュとトール(トールは私と入れ違いで帰宅する計画。できるだけバドのそばに誰か人間がいられるように配慮していました)にバドのお世話をバトンタッチして、7時から私は、お仕事兼ボランティア的な所用で、写真家の友人に犬友達を紹介する会のために新宿へ出かけました。

あとから思えば、あの夜ごはんがバドの最後の晩餐でした。
でもバドはちゃんと食べてくれたから、私はいまでも別に後悔してないけどね。

翌日の13日(水)。朝ごはんを食べない。水もほとんど飲まない。
嫌な予感がした。
そもそもすでにだいぶ痩せ衰えているので、体力や栄養の蓄えがない。
昨日までの安堵感は急になくなり、焦って次の作戦を考えようとした。そのときの胸中がこちら

とにかく水分補給をさせないと脱水症状になる。
少しでも栄養をとらせないと体力がなくなる。死んじゃう。
食べられない、飲めない、というのは、生きものとしてかなりヤバイ状態だ。

だから、少しでもいいから、口に入れて。胃袋に入れて。バド、少しでも栄養をとってよ。
そう思い、14日(木)のお昼から、療法食をゆるく子犬用ミルクで伸ばして、シリンジで与えた。
数時間おきに少量ずつ。いっぺんに強引にあげて気管などに入って誤飲したら、免疫力が下がっているから肺炎など別の病気を併発しそうだから、焦らず少しずつね。

18さいご2

用意していたブドウ糖の点滴もした。水分補給して脱水を緩和させないと。

18さいご3

18さいご4

他人の犬に医療行為をしちゃいけないけど、自分ちの犬にするのなら違法じゃないだろう。
だいたい、もうバドをいまクルマに乗せて、動物病院に移動させることは体力がなくて無理そうだ。
流動食と点滴で、体力が少し戻ったら、大学病院に連れていきたい。別の手だてを考えないといまの薬だけではもうじき死んじゃう、と思った。

バド、とにかく栄養と水分をとってちょうだい。
そしてまたいつものように奇跡の回復をしてよ。今までだって、何度も、なんとなく、復活をしてくれたでしょう。

14日(木)の朝の散歩は、それでもバドは短めだったけどいつもどおりトールと歩いた。
でも14日の夕方の散歩はもう歩く気力はなく、連れ出せなかった。
14日の朝の散歩が、バドの人生の最期の散歩となった。

でも、たまたま14日は、クーパーの学校があったため、もともとトールが仕事をお休みしていた日だった(私が仕事でクパを送迎できないため)。だからトールは14日は1日中、バドと一緒にいてくれたの。トールの観察によると、バドは14日の午前中、自分でちゃんと立ち上がり、お水茶碗まで歩き、少しお水を飲んで、そしてまた自分のベッドに戻っていったという。
つまり、バドは死ぬ12時間前まで、ちゃんと自分の足で歩いてたということ。
バドが寝たきりになったのは、わずか半日(それくらい昼寝分だね)。

バドは、死ぬ2日前まではちゃんとごはんを食べた。
前日までは散歩も行った。自分の足で動いた。
立ち上がるときなどのオシッコ垂れやウンチのぽろりんはあったが、基本的に大部分の排泄行為はちゃんと外で自分の意志と筋肉で排泄をコントロールしていた。

なんて、バドは、親孝行な犬なんだろう。
なんて、バドは、死ぬまで動物としての尊厳を持ち続けた犬なんだろう。
本当に私はバドを誇りに思う。


だけど、私は、14日(木)の夜、バドが今までになくピンチだと、どうやらうすうす感じていたようだ。
仲のよい、昔からバドを知っている近所の犬友達3人にメールを送った。
「バドが危篤です。たぶんもう長くはないです。生きているうちに会いに来てね」

そしてちょうどその頃、たまたまカイパパが私にメールをくれた。バドに新鮮なブルーベリーを産地から送ってくれると。
でも私は「もうバドは食べられそうにありません。でもありがとね」と返信した。

いま思えば、なんで私は、あの夜、そんな確信があったのか、わからない。
だけど、飼い主の直感って、やっぱり当たるというか、
バドは私の心にさよならのテレパシーのようなものを柔らかく送っていたように思える。
私は取り乱して泣くような状態ではなかったけど、でも、バドがもう長くない予感に包まれてた。

だけど、そうはいっても、その晩とは思っていなかったはずなんだけど。
バドは、それから4時間後くらいに息を引き取ったことになる。
飼い主の直感は、みなさん、大事にした方がいいと思います。

その後、私のメールを読んで、すぐ電話をくれたBママ。
「まだ昨日まで自分で食べてて、今日まで動けて排泄できているなら、今日明日に死ぬってことはないから。ハスキーさんちは食べなくなって3週間くらいは寝たきりになってた。だから花絵ちゃんはしっかりするんだよ。じゃ土曜に行くからね」

私も、昨日まで食べて、歩いているバドが、今日明日に死んじゃうってことはさすがにないだろう、と少しは思ってた。
だから自分がお風呂に入ったあと、トールに「バドを(2階の)リビングから、(1階の)寝室におろしてあげて」と軽く頼んだ。まだ数週間は介護が長丁場になるだろうから、私の体力温存も必要なので、自分はちゃんとベッドで寝ようと思ったのだ。

そうしたら、バドが階段抱っこでおりているときに、トールが抱きかかえている途中でまた痙攣をした。そして下血のように黒い水様便も。

バドは泡を吹き、ガタガタして。
お尻もウンチで汚れたので、取り急ぎ、お風呂場に寝かせた。
でも、バドがそのままお風呂場の床で、心停止し、呼吸も止まってしまった。もう肋骨が動いてない。心臓も動いてない。

まさか! そんな馬鹿な!

私が、バドを階下に動かすように言ったばかりに、
バドが、こんな急に、痙攣起こして、死ぬなんて!

そんなのだめ! 

私は、お風呂上がり直後で裸ん坊のまま、「バドー! だめ! 死んじゃだめ!!!」と、昔動物病院でやった心臓マッサージのように、左胸を数秒ごとに強く圧迫した。
こんな硬い床でバドを死なすなんて、いやだ!


……そしたら、バドが、生き返った。
心臓がまた拍動を始めた。呼吸も戻った。
いま思えば、また脳貧血状態の痙攣だったのかもしれない。
でも、とにかく、よかった。
バドは、三途の川までいったん行ったけど、呼びの利く犬だから、「ママが呼んでいるから、もどろーっと」と戻ってきてくれたんだ。
急いで用意していた酸素をシューシューと与えてみた。


でも、下血をしたということは。
前回の痙攣時も下血はなかった。
タビィがかつて死ぬ数時間前にも真っ黒い水様便をした。もう腸でなにも水分も栄養も吸収できない臓器不全状態になっている気がした。もう、これはじゅうぶん、危篤状態と言っていい。今夜が山のような気がする。

だから、トールに頼んだ。
「今日はバドは人間のベッドに寝かせる」

トールは、最初は「ええー」と言った。きっとトールは今夜バドが死ぬとは思っていなかったから、そんなに甘やかせると明日から大変だよ、という意味だったんだろう。でも、私にはたぶんわかってた、おそらくバドにはもう明日や明後日はない、仮にあったとしても、分離不安で要求する体力も残ってないよって。

「私はバドとベッドで寝る」

ここまで断言されたら、トールは反対できない。
人間ベッドに新たにマットを敷いて、フカフカにして、バドを寝かせてやった。

バドは、穏やかな顔をしてた。

バド、最高でしょ。ママと一緒に人間ベッドで寝られて。

18さいご5

子犬のとき、わが家にきた初日の夜と、
そして、わが家を去る最後の夜だけ、バドは私とベッドで寝たことになる。
正確にはもう1回あった。タビィが死んでバドが少しへんだったとき、バドをシャンプーしてピカピカになった夜、酔っぱらった勢いでトールに頼んでうっかり一緒に寝ちゃったこともある。

バドとは、この状態で、3時間弱ほど一緒にいた。
さっきの痙攣がウソのように、呼吸も安定し、心臓も(少しは不整脈だったけど)安定していた。
痛そうな声や苦しそうな呼吸音もしていない。ちょっと薄目をあけて、ウトウトしていたバド。

途中で、「うおう」と1回鳴いた。どうしたの? 痛いの? と思ったら、次の瞬間、プゥ~ンとウンチ臭が。
寝ながら出ちゃったんだね。でも、つまりバドは、そのときまで頭は呆けておらず、排泄した感覚もあり、「ウンチがでたよ」と教えてくれる自覚もあったということだ。
「バド、えらいね、まだちゃんと意識がしっかりしているんだね。はいはい、きれいにしてあげるね」

死ぬ直前まで、意思の疎通ができる、ということもすごく幸せなことだったと思う。

ウンチがでてから、1時間もしないうちに、
私もついウトウトしていたら、
バドの呼吸音が少し変わった。
速くなったのではなく、深い呼吸に変わった。
すぐにトールを起こした。苦しそうではないけど、なんかわかった。
その数秒後、いや数十秒後かな、でもたぶん1~2分もない短い時間のうちに、
バドの呼吸が止まった。肋骨が上下に動かなくなった。
そして、そけい部の脈もゆっくり弱くなり、ついに止まった。

「バド、えらかったね。本当にいい子だ。ありがとう」
私とトールはバドの頭やからだを撫でながら、脈がなくなっていくバドにお礼を言った。
死んじゃだめ、とは私はもう思わなかった。まだ死ぬな、まだ頑張れ、とはもう言わなかった。

こんなに長く生きてくれてありがとう。
さっき、お風呂場で、私が後悔しそうなタイミングに死なないでくれてありがとう。
最後まであんたは私のことを考えて、いちばん私が望む死に方をしてくれたね。



だから、私のペットロスのダメージが少なくなったのではないかと思います。
私が望む死に方。まさに、そうです。やはり泣けてきます。
バドは、甘ったれで、分離不安で、いろいろ面倒なヤツだったけど、
私を観察する天才ストーカーなだけに、私の望むことを見抜いていたのかもしれません。
こういう芸当ができるのは、甘ったれで繊細でワンオーナーで、意外と妙なとこが冷静で、知能の高いワイマラナーならではないかと思います。


でもバドが完全に死んでしまうと、
やっぱり滝のように号泣しました。
「バドの体温がどんどん冷たくなっていく。硬くなる。いやだ、バドが冷たくなるのは」と、バドに覆い被さってバドの体を温めようとしたり、
「バドを焼いて、バドがこの世からなくなるなるのはいやだ。どこか一部分を切りとってでも残しておきたい。この前足がいい」と、自分でもかなりクレージーな発想だといまなら思うような発言をして、その晩トールを困惑させました。

18さいご6

タビィやパチのときには思わなかった衝動です。
最愛の者を失うとき、人が狂気に走る感覚が少し理解できました。

それくらい、バドは私にとって、なくてはならない存在、私の一部だったのだと思います。

7月15日(金)、日付が代わったばかりの深夜2:51AMにバドの命が終わりました。
2日前まで自分で食べ、1日前まで自分で歩き、
ぎりぎりまで自分の力で生きてくれた、バドは素晴らしい、誇り高き私の相棒です。

享年16歳8か月+4日の犬生でした。



メルはすぐオーバーヒート
2011年08月15日 (月) | 編集 |
マチュがキャンプ中のため、足がそこそこ回復した私が、メルの近所散歩に行く機会が多いここ数日間。
今日は仕事が朝からないから、11時くらいに近所のマクドナルドまで。

そしたら、やっぱ、短頭種は、暑さに弱いものなのね~~~。痛感。

15おーばーひーと

近所の公園で、往きと帰りにお水補給しても、
暑くて、木陰で“きゅうけいしましょー"と訴えるメル。
ヨダレが、目の下にだらりんちょ。
休憩後、道の端の陰を選んで歩くメル。本当に、暑さは苦手なんだね。ついでに言うと、バカではない。必ず木陰や建物の陰を選んで歩く(笑)。

やはりワイマラナーやポインターとは違い、ラジエーター機能(熱交換機能)が本当にだめなのねぇ。
うちの犬にしては軟弱である。しかしこれは短頭種の特性なので、メルのせいではないし、わかってこの犬種を選んでいるので文句を言ってはいけない。
でも、フレンチブルやパグに比べれば、足が長くてアスファルトからおなかは離れているし、体力のある使役犬なんだし、もうちょっと平気かと思っておりましたが……。
いつもはマチュが散歩に行くので実感したことがなかったけど、
やっぱりメルは短頭種。気を遣ってやらないといけない、ということがわかりました。
暑さで急性心不全にでもなったら困る。
ポインターみたいにタフじゃないから大事にしてあげないと。スパルタ禁止。


それでは人間は、この炎天下の中、今からお仕事にでかけます。
ミミズのように干からびそうで、コワイです。

みんなも熱中症にはほんと用心してね。人間も犬も、水分補給ね。

ボクサーは子ども好き
2011年08月13日 (土) | 編集 |
マチュはただいまボーイスカウトのキャンプで埼玉県入間郡にお出かけ中。
マチュはこの間、親よりもテレビよりも、メルと離れることがいちばん寂しいらしい(笑)。

そんなメルちゃんは近所の公園にて、

13子ども好き

幼児たちに釘付け。ロックオン中(笑)。

西洋では、ボクサーは「子守り犬」と評されるそうですが、
ほんとに、メルの幼児好きぶりには驚かされます。
コーギーズやワイマラナーやジャーポにはまったく見られない行動です。
飼い主は同じなので環境による性格変化とは考えにくい。どうみてもこれは犬種特性、あるいは家系の性格の遺伝的形質の特性ではないかと推察されますが(仲良しボクサーのビーちゃんも同じく子ども好き)、それにしても子ども大好き、子どもに関心ありありの情熱はすごいです。

仲良しM子ちゃんちの可愛い1歳児Kちゃんが、わが家に遊びに来たときなんか、もーうメルはデレデレです。クーパー兄ちゃんより、絶対にKちゃん好きだね。Kちゃんの一挙一動にいちいち反応、すぐに「何か御用ですか?」と寄っていく(笑)。別に飛びつくとか、そういうオーバーアクションはしないんだけど、とにかく関心が強い。往来で出会った乳母車に乗った乳幼児にもすぐロックオン。内心ほっぺたをべろべろしたい衝動をグッとこらえているのではなかろうか。

しかし。あなたがどんなに乳幼児が大好きでも、その鼻ぺちゃ顔を怖れるママたちは多いので……(涙)。
メルの激しい熱い凝視のたびに、少々平謝りのマチュママなのでした(笑)。
まぁ、半数以上の往来のお母様たちは、犬への親愛の情を示してくれますけどね(ほっ)。

ボクサーは、本当に、おもしろい犬です。わりとオススメ(笑)。
あ、でもワイマラナーやジャーマン・ポインターと暮らすわが家にとってはボクサーは「意外と小さい」「意外と運動量が少ない」「意外と飼いやすい」なのですが、シライシ家は一般人の感覚からずれているので(笑)、参考にはならないかも。


毎日暑いですが、
みなさま、よいお盆休みを!

映画『Cars2』と神宮外苑花火2011
2011年08月09日 (火) | 編集 |
暑いですぅ。
なるべく節電のため仕事部屋は、仕事中以外はエアコンをつけないので、いつでも灼熱地獄。ブログを書くことも難しく、なかなかアップができず、すいません~。
更新が遅いのは、実はバドで悲しみに暮れているせいではなく、暑さのためなのであった(笑)。

さてさて。
先週金曜の夕方から、家族3人でピクサーの『Cars2』を見に行ったよ。

カーズ

バドが生きていたら私は仕事以外ではできるだけ留守番をさせたくなかったので、トールが春くらいかに早々に前売り券を買うときに「私はいいから、マチュと2人で行っておいで」ということになってた。だからおうちにあった前売り券は2枚。でもトールもマチュも「ママも行こうよ」と誘ってくれた。ちょっと複雑。バドがまだ生きていたら、私はバドとお留守番してたのにな(しんなり)。

ま、グジグジしてないで、一緒に行きましょうかね、ということに。

家族で夏休みに見るのに最高な映画ですね。今回は実はメーターが主役なんじゃない!?(多くを語るとネタバレになるので止めます)。メーターの間抜けさと純粋さがいいねぇ。私は1番カッコイイヒーロー的主役よりも、どんくさくて人のいい二番手が好きなので、「カーズ1」のときからメーターが好きだったから、よけいに今回は楽しめました。
クルマ好きの大人も楽しめると思うな。ちなみにチラリと2回プジョーのライオンマークも登場!って私は1回しか認識できなかったんだけど、保育園時代からプジョー一筋、映画『TAXI』を何十回とヘビロテしているプジョー好きのマチュは「プジョーマークは2回でた!」とのこと。もう1回見て確認せねば(笑)。
そうそう今回は3Dで見ました。サーキット・シーンとか飛び出す絵本式で臨場感ありました。業務連絡:つむじちゃんへ。「カーズ2」のDVDが発売されたら、原工房の3Dテレビの栄えある1枚目にいかがですか。プジョーマークを探してみてねん。


そして土曜の晩は、今年も恒例、友達んちのビル屋上にて神宮外苑花火へ。

9花火

今年は、東京湾華火が、震災後に早々に自粛して取りやめにしたから(非常に残念)、外苑花火しかない!
保育園チームのみんなが「お空に近いところでバドを偲ぼう」と献杯してくれた。泣ける。

「バドバドサーカス」は、マチュの保育園で2回登場したの。0歳児から6歳児までの園児の前で、まず、「犬とは」を説明し、人間と同じように目も耳も心も持っていることを伝え、反対に人間にはないしっぽがあることを教え(小さい園児は自分のおしりを触って一生懸命しっぽ探してて、可愛かったなぁ)、「犬は基本的には友達です。噛みついたりはしません。ほら、バドを見て。みんなを噛んだりしないでしょ。だけどね、バドは祭鈴んちの犬で、ずっと祭鈴と住んでいるから人間の子どもに慣れているけど、そうでない犬もたくさんいます。そういう犬は、知らない人間に触られたくないから、怖くなって、こっちに来るな!と吠えたり、噛みつきたくなることもある。だから、お店の前につながれているなどの犬に勝手に触ってはいけません。必ず飼い主さんに“触って良いですか?"と聞いてからにしてね」と説明したの。そしてそのあと、犬への近寄り方、撫で方をバドちゃんで実習。みんな、目をキラキラ輝かせて、バドにひとりずつ触ったんだよね。

それから、ちょっとトレーニングしたら犬はいろいろ学習できる、賢い動物なんだよ、人間の言うことをよくきく友達なんだよ、を示すために、バドバドサーカスをしたんだよね。まずは、マテ、スワレ、フセ、オイデ。それだけで、みんな、うお~っと驚嘆する。そのあと、園児用の小ぶりの跳び箱をいくつか並べてジャンプさせたり、フラフープの輪くぐりなどを披露。どの犬だってできる、そんなたいした芸ではないんだけど、でも初めて犬を近くで見た子どもにとってはアメージング。大感激して拍手してくれた。

そのときのバドとのふれあい授業が成功だったから、今度は卒園式の出し物としても、バドはお呼びがかかった。こんな大きな、人相の悪い犬を、園内に同伴させることを許した園長先生の英断に感謝だし、また保護者も誰1人として「犬なんか汚い、危ない」という感覚の人がいなくて、つくづく理解のある園だったと思う。
だからマチュと一緒に保育園時代を過ごしたお友達は、上の子も、下の子も、みんなバドが大好き。マチュを夕方お迎えに行くたびに、いろんな子どもが「今日はバドはいないの?」と聞いてくるようになった。
きっとバドバドサーカスを見た子どもは、犬を敵視する大人にはならないと思う。
バドの功績は大きいんだ。

9神宮花火

バドのいない夏が、ついに来ちゃったな。
やっぱり寂しいな。

しんなりクーパー
2011年08月03日 (水) | 編集 |
バドの最期を書くにはまだ辛いばど吉でございますが、
日常生活は滞りなくフツーに過ごせるようになっております。

でもね、思ったよりは泣かないのはなんでだろう?と自分でほんと不思議なのだ。
私、バドがいなくなったら、もっと廃人のようになるに違いないと思っていたのに。おかしい。
だから毎晩のようにトールによく尋ねます。
「私はなんでパチやタビィのときのように泣かないんだろう。私のバドが死んじゃったというのに」

するとトールは毎度にこやかに淡々と答えます。
「やっぱりバドがあんなに長生きしてくれて、花絵も納得のいくお別れだったんだと思うよ」

16歳8か月まで生きてくれたから、17歳の大台までいけるかなぁとちょっぴり期待してたのに、などとついつい欲が出てしまう気持ちもあるにはあったけど。人間って欲張り(笑)。

うん、そうだね。これ以上は望めない、立派な大往生だったとつくづく思うの。
最後ぎりぎりまで自分で歩いてくれて食べてくれて、そのうえ苦しまないで私のとなりで安らかに眠ってくれた。私が理想とする形だもの。ぎりぎりまで自分で動いて寝返りして(だから床ずれができない)、そしてお茶碗のとこまで歩いて食べる。私がずっと望んでいた動物としての正しい死。そしてできれば苦しまないで私の手の中で死んでいってくれたらいいな、という飼い主としてのワガママな願いも叶えてくれた。バドはやっぱり偉大。

若かりし頃、胃捻転で3回も死線を彷徨い、あんなに泣かされて、私の退職金もぜ~んぶつぎこむくらい大騒ぎさせられた胃捻転小僧。引っ越ししたら環境変化が不安を増長させたようで、分離不安症でご近所トラブルになり、ずいぶん悩み、トレーナー代もかけるはめになった依存心の高いママストーカー。12歳も過ぎれば飼いやすくなったけど(12歳過ぎまで落ち着かないのかよ!とつっこみたくなりますが、そーゆうもんですよ。ワイマの飼い主さん、心してね~~~。笑)、
甘ったれのバカったれの愛しいバドは死ぬ前にもう1回さんざん迷惑をかけてから死ぬんだろうなってちょっと楽しみにしてたのに、最期だけは、拍子抜けするくらいに、いい子に聞き分けよく死んでいった。


もうちょっとバドらしく私に迷惑かけてから、死んでくれてもよかったのに。

せめて1か月から半年は寝たきりになって、排泄も困難になって(つまり垂れ流しね)、いろいろ介護が大変でも、ちゃんとそういう心づもりをしてたのに。
痴呆で夜鳴きだけはできたらしないでね、ご近所に迷惑だからね、だけどそれでもちゃんと最期までバドを守ってやる気概があったのに。

バドったら、あっさり、いい子で死んじゃった。



やっぱり。泣けるよ。まだ全然泣くじゃん、私。

あー。いかんね。だからまだバドの最期のリポートが書けないんだね、たぶん。

でも書くことによって、きっとちゃんと気持ちの整理がつくと思うんだ。私は子どもの頃から日記を書いて、書いているうちに心が落ち着いてきて、そして前向きになってきたもの。
だから、今度、もうさんざん号泣していい体勢を整えてから書きますね。

クーパーもやっぱりバドがいなくなってちょっとへん。

3しんなりクーパー

私のパソコン机のすぐ下にある、コーギー用の小さなバリケンに強引にずっと入っていたりする。
犬のくせに引きこもりだ。
バドが死ぬひと月前くらいから、この妙な行動を取るようになった。もしかしたら、クーパーは、バド爺の命のロウソクのともしびが揺れて小さな火になっていたことを勘づいていたのかもしれないね。動物の方が、私よりもそういう勘が鋭いかもしれないなと思う。
バドが死んだあとは、ひとりで暗くて誰もいない熱のこもった仕事部屋に引きこもっていたりもする。夜とはいえ熱中症になるからやめなさいよ。

クパは繊細でデリケートな7ちゃんず。バドも然り。たぶん私も見た目のごつさよりも心は案外弱く、依存心が高い、心は7ちゃんず。似た者なのかしらね。だから7ちゃんずが好きなのかしら。


ちなみに、ボクサーは、心が図太いしっかり者。バドがいなくなっても変化なし。これはこれで魅力的。脳天気さに救われる。

3繋留用ワイヤー
“こないだでっかいままが青山に取材に行ったとき、ボーダーコリーのブリードレスキューをしているお姉さんのブースで、ドイツのハンター社製の繋留用のワイヤーを買ってきてくれたの。これで次のキャンプやバーベキューのときにクパにーちゃんをつないでも大丈夫よん♪ ああ、早く次の遊びが楽しみ♪"

それにしてもなぜ短頭種だと、かぶりものをさせたくなるのか。そしてなぜ短頭種のメルだと、犬のくせに話し言葉にしたくなるのか(苦笑)。よくわからないが、やっぱり鼻ペチャ犬はついつい擬人化したくなる傾向にある。顔が平面だからか、なんか考えているようなゴリラのような思慮深い表情をするせいだろうか。シライシ家の七不思議。

そんでもって、まめもいつもどおり。

3まめもマイペース

ちょっと薄情なくらい、マイペース(苦笑)。おまえの命の恩人が他界したっていうのに。バドが山奥に捨てられたあんたたちきょうだいの入ったダンボール箱を見つけて、私たちに吠えて知らせなかったら、あんたも三途の川のむこうにとっくに行ってたくせにぃ。

ま、それも猫らしいからいっか。
しんなりするのは、私とクーパーだけで十分だ。


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未だに届くお花たち。お礼が遅くなりました。

キキちゃんち、イチロー、きれいなお花をありがとうございました。
最初にいただいたお花たちがいなくなりそうなタイミングで届いたおかげで、バドのまわりが寂しくならずにすみました。
そして山中湖に引っ越ししちゃったオリエンタルリリー・Aかちゃん。私、あんな立派な電報、初めて見ました。ありがとう。
バドとは避暑に行けなくなったけど、クパメル連れて、今度必ず遊びに行かせてね。


よーし、今日から元気だして、早く社会復帰するよう、コメントお返事リスタートするぞー!
いままでたくさんのみなさんにコメントいただき、本当に感謝しております。初めて書いてくれた人もたくさんいましたよね。みんな、こっそりバドのこと応援していてくれたんですね。嬉しいです、すごく。その都度、だいぶ泣かされましたよ(笑)。今度、また気がむいたらハッピー話題のときにもどうぞコメントください。そのときこそ必ずやお返事をいたします!

業務連絡:コロラド州のワイマ2頭オーナーさん。ワイマを家庭犬として飼育する頭数がおそらくヨーロッパよりも多いであろうアメリカで、バドのような高齢な犬を見たことがないというのは、本当に嬉しい情報でした。ますますバドを誇りに思います。私はたぶん次にワイマラナーを選ぶことはないだろうと、バドが死ぬまでは思っていましたが(ワイマを管理するのは50代になった私には体力的に大変だし、バドを超える犬はもういないだろうと思ってた)、バドがいなくなったらやっぱりワイマラナーは最高におもしろく、誇り高く、ママ一途の素晴らしい犬種だと再確認しております。アメリカのワイマも見てみたい!(日本はだんだん小型化していますので。アメリカは、大きいのも小さいのも、いろいろドッグショーにでているとアメリカのショーを見に行った友人が言ってました)
今度ぜひ写真を送ってくださ~い!(まずはメールフォームからご連絡いただければ、私のアドレスを送ります)


犬を心底好きでいることが私のモチベーション。公私ともにいちばんのエネルギー。
いつまでもしんなりしてないで、頑張るぞー!

8月だー、元気だして海だー!
2011年08月02日 (火) | 編集 |
昨日の8月1日。
千葉・富津の海へ家族揃って行ってきたよ!

バドがいない海。バドがいないアウトドア・レジャー。
バドと一緒に家族で海水浴したのは2年前
まだクーパーもいなかった。バドひとりっ子時代。すでにバドは14歳半だけど、ずいぶん体もぷりぷりしてて、いい体格してたね。

いまはもうバドがいない。
タビパチもいない。
だけど、やたら元気な若犬2頭。こいつらは海水浴は人生初。
「なんだかすっかりわが家も世代交代だね」と、トールと話す。
ちょっぴり寂しい、かなり切ない。
ひとつの時代が終わった。
でもシライシ家の新しい時代はもう始まってる。

2クパメルビーチ

クーパーはかつてルナ姐と波打ち際爆走や、ジョジョやアテナちゃんのオモチャを奪おうと(怒)少し犬かきをしたことはあるけど、人間が水着を着て、海の中まで行くのは初めて。
やっぱり警戒心が強く、意外な部分がへたれなクパは、あんまり波や海水がお好みではない。
それに比べてメルちゃんは、最初の瞬間だけ「なんだーこりゃー!」と焦ってたけど、あとは全然平気。鼻ぺちゃはザブザブ塩水に浸かりながらも、けっこう楽しそう。

2わたちも連れてって~

“マチュ、ぱぱ~、わたちも連れて行って~~~~っ!" byメル。

それに比べて、しっぽを丸めて、しんなりしているクパにーちゃん(笑)。↑

2メルは大丈夫

望遠レンズじゃないのでわかりづらいが、左から2番目がメルちゃんです。↑
浮き輪ボートを爪で破きそう。今度はメル用にビート板みたいな、硬くて浮く素材のものをかってやったらよさそうだな。

2ぼくは苦手

環境適応能力が高く、脳天気な遊び好きの妹・メルの姿を、遠くから見つめるご隠居さんのようなクパ。↑
“ぼくは海は苦手です"  そして案の定塩水を飲んでしまったらしく、水下痢をするクパおさん。
メルはザブザブ波に顔をつけていたわりには、少しウンチが緩くなる程度。心も腸も丈夫なヤツだ。

バドもタビィもあんまり海は好きじゃなかった。パチは、海や湖で泳ぐのが大好きだったけどね。
犬種差もあるけど、個体差もあるよね。もちろん育った環境の違いも大きいだろうけど。
やっぱり海といえば、ラブラドールやニューファンドランドが似合うよね。
ボクサーは全然海のイメージはなかったけど、メルは案外イケル口でしたね。

2メルは穴掘りも好き

メルは穴掘りも大好きだった。タビィも穴掘り大好きだったけど。コーギーで穴掘り好きは多いですよね、きっと。クパは穴掘り全然しなかったな。心閉ざしているのか、おまえは。

2はまひるがお

はまひるがおの群生地があったよ。けっこう可愛い紫の花。
このビーチは、犬も入れてもらえるし、ライフガードのみなさんも親切で、とても居心地がよかったです。
マナーを守って、これからもずっと犬が入れてもらえるようにしたいね。
犬連れ海水浴をしたい!という方、直接メールをください。こっそりご案内します。

そんでですね。ビーチにいて3時間近く。
午前中は薄曇りで、涼しい海風だったんだけど、昼から晴れてきた。メルは海に入ったり出たりしているから、からだが濡れてて、気化熱で涼しいようだけど、クパが少しハアハアしてきた(先に暑がるのはメルかと思っていたが想定外。笑)。ともかく無理は禁物。というわけで、カッパのように水を満喫するマチュトールはそのまま浜に残して、私と犬ちゃんずは、近くの犬友達の別荘のお庭に移動~。「いつでも使ってね~」というお言葉に甘えて、行ってきました。

クパメルは「今度はやっとノーリードだ~~~~!」と大喜び。とくに、クパ、やっと笑顔(へたれな子やね)。
でも、午前中の海で心労がたたったのか、意外とクパメルが前回のように爆走しない。ま、それでもいいや。午後はここでのんびり過ごしましょう。私は、犬を見ながら、ぼ~っとしているだけで、じゅうぶん楽しい。
ときどき「前回は、ここでバドが寝そべって、日向ぼっこしてたなぁ」と思い出して、ひとりでうっかり涙したりしてね。

2海より原っぱがいいや

“やっぱりぼくは、海より原っぱがいいです"

そんで4時すぎに、マチュトールを浜までお迎えに行き、マチュが「マチュもお庭で犬が遊ぶとこ見たい!」と言うので(正しいぞ、その意見は)、再度、またABCのお庭に戻る。

そしたら、クパメルがやたらはしゃいで、爆走するんだよね。
なーんだ、たぶん「全員いないぞ。なんかへんだぞ。マチュたちを忘れてきたんじゃない? いいのかな、ここにいて」的な考えや不安がひっかかっていたんでしょうね。案外、可愛いな、おまえたち(笑)。

2ABCの庭で

ひゃっほー!

2ひっほー

ひゃっほーーー×2!!!

2ひっほー2

と、夏の1日を満喫したのでした。
バドが死んじゃって半月。
クパメルは、いまを生きている。
しっかり運動させてやって、たっぷり遊んであげなくちゃね。
飼い主がへたれ気味では、ますますクパがへたれになっちゃいますからね(笑)。

最後に美味しいオマケは続きで。