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2008'06.19 (Thu)

動物が子どもに教えてくれること

先日の秋葉原の事件は、とんでもない事件でした。
ビックカメラっ子のうちのオットが新宿で同じ境遇にあう可能性もなきにしもあらず、と他人事には思えない。

どんな劣等感、孤独感、不安感が長年鬱積しているにせよ、知らない人を無差別に「殺そう」と思い、本当に実行できてしまう心理が、本当に理解できない。怨恨もないのに、わざとひき殺したり、一撃で殺すほどの力で刺すなんて、どうやったらそこまで負のパワーが増幅できるのだろう。でも今の世の中、そういう事件はどんどん増えてて、ポピュラーになってる感じすらする。

昨夜も和歌山で中学2年の女子が、同級生を待ち伏せしてナイフで背中5か所、腹部1か所刺して、重傷を負わせた。私は一応、法学部卒で、犯罪心理学の授業が大好きだったんだけどね、人種を問わず古典的には精神疾患、遺伝子異常に起因する凶暴性を含め、暴力的な行動は、通常オスがほとんどだったはず。それが昨今では、メスも凶暴になっている。環境ホルモンのせいもあるのか? とにかく男の子を持つ親だけでなく、男女問わず、いつ「加害者の親」になるかわからない時代になってきた。この子どもの歪んだ心理は、なぜそう育ってしまうのか? ゲーム脳とかも言われているが、いろいろなことの複合汚染だと思うけど、ほんとこういう事件が起きるたびに、育児論、教育論を考えてしまう。

うちのマチュは、
とにかく、生命力のある子に育てたいと思ってる。
幼児や小学生のうちは、勉強よりも、心を育てること、筋肉を育てることの方が大事、というのがうちの方針。室内飼育の犬と暮らすなんて汚い、とよく赤子のときには心ない人からも言われたが、殺菌剤にまみれた環境で育つくらいなら、雑菌に負けない体になれ、と豪語してた。マチュは生後1か月からおんぶで、冬の夜の犬散歩にも同行させられた。でもおかげで気道が鍛えられたのか、うちの子は風邪もひきにくいし、たまに病気になってもすぐにケロリと治る子に育ってくれて、働くママとしては助かった。

そしてずっと前に児童心理学の先生や獣医さんを取材したことなども参考にした。
バドやタビィや故パチ、故たねやまめといった、言葉を喋らない生き物と上手に意思疎通しながら、想像力、コミュニケーション能力、弱者を思いやる心、思いやりを育んでほしいと願ったし、毎日の犬散歩に強制参加させられることにより、お外でいっぱい体を動かし、冒険心を育て、ちょっとキケンなことも体験し、また自然の虫や葉っぱや泥で遊ぶことで五感を育んでほしいと思った。自己判断で、危険を回避する本能、判断力も鍛えてほしい。

そして、たねちゃんが急死したとき(心臓なのか、具合が悪いなと思ったら1時間半ほどで亡くなった)、まだマチュは4歳になったばかりだったけど、彼女は死を現実のものとして理解した。死んだら、もう2度と会えないと知った。そしてたかが(と言われることもある)小さな猫の死で、これほどまで親が泣いて悲しむんだと、ということも感じたようだ。それも大事な経験だったと思う(と、保育園の先生に言われた。マチュは保育園で猫の死について感じたことと、ママがすごく泣いていたと先生に報告したらしい)。たまには弱い親を見せることも大事だと、先生に言われました。

パチが去年死んだとき、マチュは小3。ガン治療に必死になる親を見て、今度は「病気と闘う」という現実を目の当たりにした。そしてぎりぎりまでわりとパチは普通に見えたけど、さすがに死ぬ前の半日ほどは、激しく咳き込み、水も飲めなくなり、立てなくなった。刻々と迫る死の瞬間を肌で感じ、そしてどんなに治療を頑張っても死んじゃうときは死んでしまうという現実も、わかっただろう。

たねのときもパチのときも(そうだ、子猫のやんばるもいた)、死んだら小さな白い骨になることも、彼女は見てきた。そして、その悲しみから少しずつ少しずつ立ち直っていき、家庭内が落ち着きを取り戻し、いい思い出になる経過も、チビなりに観察していたと思う。

そして今は、すっかり足腰が弱くなり、寝ている時間が増えた老犬と暮らしながら、年老いた動物をいたわる気持ちを学んでいる。核家族なわが家にとって、これもまたかけがえのない経験となっているはず。

と、長くなりましたが、
常日頃、私はそう感じてて、犬猫などとともに暮らし、生きることは、人間の子どもの成長にかけがえのないことだと思っていて「大事なことはみなバドたちから教わった」と思うので、それを少しでも多くの人に知ってほしいし、人間の赤ちゃんが生まれたからと愛犬を手放すようなことはしないでほしいとお伝えしたい(そういえばフレンチブルさんを最近手放した人の話を聞いた。涙)。もちろん重篤な犬猫アレルギーなどの場合は考慮しないといけないケースもあるかもしれないが、ほとんどの場合、犬猫の存在は「一害あって百利あり」なのだ!

と、思っているところ、以前取材したことのある、学校飼育動物が子どもたちに与えるよい効果と、動物たちとの正しい接し方などについて普及活動を長年されている獣医さんから来たメルマガを見て、感銘を受けた。すごく賛同した。
というわけで、先生の転載許可をいただいたので、「続きを読む」のとこにご紹介いたします。
犬猫と人間の子どもと暮らす、あるいは今後暮らす予定のあるパパママにぜひ読んでいただけたら、嬉しい。
(ブログのくせに長〜くて、申し訳ない! お喋りライターゆえ、勢いにのるとついつい書いてしまうのだ! お許しを)

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