クーパー(ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)、メルちゃん(ボクサー)、まめちゃん(バドが拾った黒猫)と暮らす、犬ライターが綴る犬馬鹿生活。
はっぴーばーすでぃ!パチ10歳
2007年05月30日 (水) | 編集 |
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パッちゃん、今日5月30日(大安)、10歳になりました!
パチのきょうだいの陸、ロビン、リンクもおめでとう!
そして、音信不通になってるけどルビーちゃん、マックスもおめでとう! 元気に10歳を迎えてるかな。(レナちゃんは5年前に交通事故で他界したのです……)

パチが産まれたのは10年前の大田区。そうだ、忘れもしない、東京に(ワイマラナーのポラロイド写真で有名な)ウィリアム・ウェグマンが来た日で、本当は、この日ばかりは外出させてもらおうとやる気まんまんだった5/30の午後。
予定日よりも5日も遅れてて(人間は妊娠期間十月十日あっても5日も遅れたらけっこう大変なのに、犬の妊娠期間はわずか60日、それに対して5日ってのは大きいぞ)タビィのおなかははちきれそうになり、結局おうちで破水してしまった。憧れのウェグマンに会うのは断念し、緊急で帝王切開になった。現オット(当時同居人)は、会社を早退して動物病院に駆けつけた(焦りすぎて、下車駅を間違え、私に叱られたよね。笑)。

7匹、モグラのようなのが出てきた。けっこう粒揃いで大きかった。でも1匹だけ小さめで、呼吸をせず、お口のまわり(の白い毛の部分)も紫色のまま(つまりチアノーゼですね。酸欠状態です)。中学&高校生時代、動物病院でアルバイト(というか入り浸り)だった私は、その日看護婦さんがいなかったから、タビィのお産を手伝ってて、その子を蘇生するのに必死。30分経っても蘇生しないから、先生に「もうその子はあきらめましょう」と何度か促されたのにあきらめきれず、ゴシゴシ乾いたタオルで皮膚をこすり、鼻の中の羊水を吸い、激しく上下に振り回し……を繰り返してたら、「みゃー」とついに鳴いた。奇跡が起きた。神様にすごく感謝した。生まれたてはどれがどの子かわかんなかったけど、今でも私は、その弱っちい死に損ないが、パチだったのではないかと思っている。

そして同居人との約束では子犬は残さないことになっていたが、こんなどんくさくて母乳もミルクもいつも大きな子に押しやられて飲みっぱぐれているチビスケは、もうその誕生の晩から「うちの子にする」と勝手に決定していた私。夜には、パチは判別できていた。実はパチの本名は「ペケーニョ」、スペイン語の「小さい」という意味。そして「パチ」は正式には「パッチー」。首の上のもようが茶色の布をはぎあわせたパッチワークのような感じだったから。パッチワークのパチなのよ。

あの7匹のきょうだいたちと過ごした、ミルクとウンチオシッコにまみれた2か月ちょいは、私の人生の中で、ベスト3に入る幸せな期間です。今なら、素人が安易に繁殖を手がけるのはいけないと知っている。(まあ、一応、タビィの股関節チェックや健康チェックはして、父犬は犬界の重鎮に紹介していただいたチャンピオン犬だけど。チャンピオン犬ならそれなりに健康であろうと当時は疑っていなかった。笑)だから、もう今後うちでこんな経験をさせてもらうことはないと思う。でも、あえて誤解されるのを覚悟で言おう、タビィの出産と子犬の乳母体験は、まちがいなく私の人生の中で最高レベルの経験であり、命のすごさと愛しさを、何よりも教えてもらった時間だった。パチたちは、私たちにすごい宝物をくれた。できることなら、マチュにも体験させてあげたい。そんな理由で繁殖させてはいけないと百も承知、命を生ませるのは責任重大、それでも、出産と成長を見届ける経験は、かけがえのないことだ。こんな体験をしていたら、ぜったい、人を殺したり、カッターで切ったりできなくなるよ。誰にでも生んでくれたお母さんがいるんだとわかる。そして「生きよう」とするチビスケたちのエネルギーは、どんな道徳の教材よりも勝る。

そして、それ以外のこともいろいろ学びました。ブリーダーさんって、儲かる商売じゃないなぁ、とか(笑)。だって、ミルクとトイレシーツと断尾代とワクチン代と……、まぁ、うちは帝王切開代もあったから、私の時給もでないなと実感しましたね。家も壊れたし(爆)(コーギーでこうなら、ワイマラナーなんて!)。ブリーディングって、お金のためでは本当のいい犬はつくれないね、ヨーロッパの貴族の趣味じゃないと無理、と妙に納得しました(笑)。10年前は自然保護の仕事をしていて(乳母期間中は私は理由をつけて休職していましたが。今思えばかなり強引だね)、ま、そんなこんなで、幸い今は犬の原稿を書く仕事を生業としているのだけど、ともあれ、このときのパチ誕生と育児の経験は今もしっかり生きていると思う。

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パチがかぶっているのは、マチュがこないだの運動会のために作った花笠です(笑)。
うちもこの10年間でいろいろなことが起きました。いちばんは人間の娘(4号)が加わったことかな。

でも、パチはいまもうガンに蝕まれている。たぶん11回目を祝うことはできない。
もしかして、私が10年前に、強引に、蘇生したのがいけなかったのかもしれない。
だからパチは、股関節形成不全で慢性的に痛い目にあったり、前肢も重症の神経痛だし、この若さで末期ガンなんかになったのかもしれない。耳血腫にもなり垂れ耳になったし、たぶんパチはほかの犬よりも免疫機能が低い気がする。死ぬべき運命を、自然に逆らって、私が強引にねじまげてしまったのかもしれない。

……だけど、パチは10年間、みんなにやたら愛されてる。
パチのキャラクターは、けっこういい。かなり可愛い。足は悪いが、耳も垂れたが、わりと人生楽しそうだ。
パチも、この世に生まれてよかった、と思ってるはずだ。
そう信じたい。

それに、パチ以外のきょうだいたちは、股関節もガンも発症せずに現在元気そう。それが本当に救いだ。今度の日曜日に、みんなに会えるのが心から楽しみ。

マチュが言った。「もしかすると、タビィちゃんのときみたいに、パチもガンが治るかもよ。11歳のお誕生日も、12歳にもなれるかもよ」
ほんとだね、99%ダメと言われても、1%はあるかもしれないもんね。
いや、それにしてもしかし、8歳児に慰められててどうする、母親!(苦笑)。

ともかく、いろいろなことが心をよぎる今日という日。
でも、パチ、本当に10歳おめでとう。
これからも1日1日、ハッピー・パチでいてね。
パチが毎日ハッピー・パチでいられるよう、私は最後まで頑張るよ。
パチ、大好き。


帰ってきたまめちゃん
2007年05月28日 (月) | 編集 |
まめちゃん、明け方3:50am、帰ってきました!
1階窓の外で、力なく「みゃー」とひと声。
文字通り飛び起きて窓を開けたら、でかい黒猫が!

ああ、よかった! おかえり、まめちゃん!

昨夜深夜1時すぎ、実は近所の電柱にポスターを貼って回りましたが、
今朝6時半すぎ、オットが撤収してまいりました。

まめちゃんはケガもなく、少し草の実がついてるけど、そんなに汚れてもなく、無事です。ちょっと今日はしおらしい感じ。いろいろ緊張の連続だったのかな。

大変お騒がせしました。すいません。
でもこの21時間、いろいろ考えさせられました。
パニックで迷子(まめは野性味がゼロでどんくさそう)、交通事故、誰かが保護してくれてるけど連絡先が不明……まぁ、まめちゃんは血統書つきじゃないから(笑)盗難ってことはないけど、純血種だったらそういう懸念もあるわけで。とにかくやっぱり首輪に迷子札、ぜったい必要。まめちゃんの首輪嫌いを克服させねば。それと玄関に猫の通れないゲートをつける必要があるなとか。

いやいやしかし、ただでさえ実力で老衰になるのも遠くない高齢のバドとタビィ、ガン末期のパチ……そのうえいちばん若いまめちゃんまで、このまま帰らぬ人となったら……まさかイノシシ年にみんないなくなっちゃうのか!と、夜にはだんだん悲観的になり、もうまたべーべー泣いてました。今日は顔がむくんでます。白石家、事件が多すぎ(笑)。

迷子対策、これまた新しい原稿が書けそうです(笑)。

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マチュが「あんことこしあんが揃ってよかったね」って。
ああ、ほんとよかった。まめちゃん、おかえり。

まめちゃん、失踪中!!!
2007年05月28日 (月) | 編集 |
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すいません、何かとお騒がせの白石家ですが、
5月27日(日)午前7時頃、まめちゃんがスルリと自宅(代々木4丁目)の玄関から脱走しました!(タビィがやや下痢で、パパが焦って散歩に出かけようとしたら逃げられた)
しっぽの長い、黒猫を見かけたらどうかお知らせください。

人なつこいうえ、
食いしん坊なので、ご近所の方にご迷惑をおかけしているかもしれません。
今まで完全家猫なので、迷子中にどのような行動にでているかよくわかりません。
首輪が嫌いなので、首輪をさせておりませんでした。すいません。
体重は6~7キロあります。大きめです。トイ・プードルより大きいです。
どんな情報でもよいので、
渋谷区代々木の西参道周辺~代々木4、5丁目界隈で黒猫を見かけた際はご連絡ください。
どうぞよろしくお願いします。


怖い世の中
2007年05月24日 (木) | 編集 |
ちょっと、いったい世の中どーなっての!?
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<隣家の飼い犬>「鳴き声うるさい」と殺す 長野で書類送検
5月23日20時36分配信 毎日新聞

 長野県警諏訪署は23日、隣家の飼い犬を殺したとして、諏訪市内の無職の男(62)を動物愛護法違反(愛護動物殺傷)と器物損壊の疑いで、長野地検諏訪支部に書類送検した。「鳴き声がうるさかったので殺した」と容疑を認めている。
 調べによると、男は4月15日午前3時ごろ、近所に住む自営業の男性(40)が飼っていた犬をおりから連れ出し、近くの空き地でビニール製のひもで首を絞めて殺した疑い。翌16日、男性が「犬を盗まれた」と同署に届け出た直後、男が犬を殺したことを男性に認めた。犬の死がいは殺した空き地に埋められていた。
 殺されたのは9歳の雄のラブラドールレトリバーで、同署が算定した被害額は5万円。2人は面識があり、家は100メートルほど離れている。【川崎桂吾】
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もしかすると、そのラブちゃんは事実鳴いていたのかもしれない。
でも、ラブだよ。そんなに悪党じゃないかもよ。
しかも9歳だよ。屋外飼育だったようだけど、9年間も一緒に過ごしてた家族だよ。
殺した人とは100メートル離れているというのに、これはどういうこと?
100メートルって何軒隣り?
でも、被害額はたった「5万円」。
ふざけんなっ。


9歳だから、もう高齢だから、もうじき死ぬから減価償却、という見積もり? 
人間でもそう見積もるの? まぁ、100歩譲って、犬は人間ではないけど、愛護法もあるでしょう。
人間と同じくらい家族同等に大切に想っている人はたくさんいるんだよ、
でもね、警察署なり地裁なり、こうした判断や判決されると、前例や判例になっちゃうでしょう。

この当事者の方たちがどのような状況、関係だったかは、この報道ではわからない。
本当に、その犬は、ご近所みなさんが煙たがるような迷惑をいつもかけていたのか?
それとも、その殺犬者だけが、被害者意識が増長したのか。
その飼い主さんは、注意されても改善しようとしなかったのか。
人の犬を、首締めて殺して、埋めることは許されるのか。

どうなの? 
もしもよ、隣人が、イカれている人格障害者だったら、どうなのよ。
飼い主は、泣き寝入りするしかないの? そんなのおかしいでしょう。
渋谷区に出入りする精神科医が言ってたけど、
刑務所に入る8~9割は人格障害者で、ふつうの人と価値観が違うんだよ。
アメリカの文献によると、25人に1人が“良心を感じない"人格障害者なんだよ。
これからの時代、「犬のせい」じゃないのに、こういう事件も起きるのではない?

そして同日にこんな事件が起きた。
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<主婦殺人>自宅で隣家の男に刺される 容疑者は自殺 品川
5月23日21時59分配信 毎日新聞

 23日午前11時ごろ、東京都品川区大井4の民家から「母親が刺された」と110番があった。警視庁大井署員が駆けつけたところ、この家の主婦、池末かおるさん(53)が背中を刺されて路上に倒れており、間もなく死亡した。池末さんが「隣の家の息子に刺された」と話していたため、同署は隣家の無職の男(53)の行方を捜査。同日夕に男が自殺しているのが見つかった。同署は男が池末さんを刺して自殺したと断定、被疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検する方針。
 調べでは、同日午後4時半過ぎ、現場から北約400メートルの病院の敷地内で男が逃走に使った自転車が見つかり、建物の非常階段で首をつって自殺していた。
 池末さんは夫(63)と息子と暮らしている。男は精神科に通院していたという。
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夕方までの報道では「隣人とトラブルがあった」とある。
今の世の中、隣人は何する人かわからない。
都会では、人間関係も希薄だし、
異常者かどうかもよくわからない。

うちだって、みなさんがご存知のように、じゅうぶん危ない(苦笑)。
2週間前にはマチュの自転車のカゴにぐちゅっとつぶされたケーキが入ってたしね(おいおいっ)。

なんかさ、世の中、狂ってません?

昔のように、老人や子どもや、犬猫や野鳥や、
そういう「自分よりも弱い者」「自分が守ってあげないといけない者」を
大事に守ってあげようとする心、大切なんじゃないかな。

きやーっ〆切
2007年05月23日 (水) | 編集 |
またしても大ピンチです。今日は特集〆切です。
ネットサーフィンして、「免疫療法」(ガンの新しい治療法)とか「組織球性肉腫」とか「抗ガン剤 ロムスチン」とか、検索している場合ではありません。
とにかく、書かねば! きゃー、焦る、焦る。なのに。すぐ横で。
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……おい、おまえ。幸せそうすぎ。

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ワイマラナーの威厳なさすぎ。
でも、ワイマラナーって、おうちじゃ、こういうヤツよ。
見た目でだまされてはいけません。
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犬とネコの、シンクロナイズドスイミングか。

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焦れば焦るほど、バドたちの昼寝姿を見てしまう私です。

追伸:
パチは、昨日からやたら食欲ばりばり! なぜ、そんなにおなかがすいてるのか、ちょっと心配になるほど「おなかすいたな、ごはんまだかな」という顔してます。
放射線による目覚ましい効果がまた出ているのかも! ちょっと期待。
おととい、大きめのまま鹿肉与えたら、激しく吐いてしまい、泡もいっぱい吐き、とてもつらそうで……飼い主のずぼらさをいたく反省しました。その後はミンチにするなど気を遣っていると、吐き戻すこともなく「おかわり欲しいです」という目をします。起きてるときには馬肉ジャーキーの入ったままのコングをガジガジ噛んだりしてる。

食べる意欲がある、って、ほんと嬉しいです。生きる基本。
今度、粉末山羊ミルク買わなくちゃ。

明日は、私はまだ原稿が残っているであろうし、打ち合わせが2本あるので身動きとれず、大学病院はオットが行ってくれます。電車の旅。パチはタビィよりも小柄で体重も少ないので、タビィよりはラクだと思いますが……パパ、頼みますよ。ちゃんと先生のお話、暗記して帰ってきてね。(大丈夫かなぁ)

パチのQOL向上指針
2007年05月21日 (月) | 編集 |
ご心配おかけしております。飼い主、だいぶ復活しました、腹をくくりました。
パチは、2回目の放射線照射後、けっこう調子よかったけど、今日はやや調子悪しです。でもこれは先週先生に聞いたのですが、照射直後よりも3日後くらいから2,3日具合が悪くなるのは、放射線が効いて、前回はそれこそ半分近くガンのかたまりが減ったので、そのときは体内もいろいろびっくりし、そのガンの残骸を排出しようとするだろうから、下痢したり、オシッコ量が増えたり、元気消失したりするのかも、とのこと。
そうであれば、今日元気がないのは、また今週もガンがやっつけられている最中である証しかもしれない。そう願いたい。

組織球性肉腫は、数あるガンの中でもおそらくかなりタチの悪いガンのひとつです。しかも大きさからしてパチは末期です。この悪性度の高いガンは、急激にパチの体内で増殖したのだろうということでした。飼い主がいくら愛を注いでも、気がつけないガンもあるのだね。でも、急いでCTを撮りに行ったこと、そしてその日に即断してすぐ放射線治療をしたことは、幸いでした。もし1週間伸ばしていたら、今頃パチはこの世にいなかったらしい。

こんなふうにかなりギリギリの綱渡りをしているけれど、でも、いままだパチは生きている。飼い主が泣き暮らしても、パチの病気は治らない。ならば、飼い主はパチの前で泣いててもしかたない、パチにとって百害あって一利なしだ。

某私の大好きな犬友達は、そのご夫婦はこれ以上ない愛情と時間と手間とたぶんお金を注いで、パチと似たようなガンであろう悪性組織球症と闘ったけど、2か月弱で最愛の愛犬を失っている。彼らがどんな思いで過ごしたかも、100%同じ苦しさはわからないとはいえ、その辛い思いは想像できる。パチがよりにもよってこんなタチの悪いガンになるなんて、と思ってしまうけれど、何もうちとパチだけじゃなく、犬と暮らしている人の中にはこういう事態を乗り越えてきている人がいっぱいいるのだ。犬は生き物だから、AIBOじゃないから、避けられない宿命。この私が受け入れないでどーする。

それに放射線のM先生は私が聞くと、こう答えてくれました。
「吐いて辛い思いが続くだけなら、延命治療をするつもりはない。克服できないガンなのに、治療をする意味は何なのか」
放射線治療にしろ、抗ガン剤にしろ、治療をしないと苦しむ期間が長くなる。治療をすれば、もちろん死ぬ間際の数日間は苦しいけど、その期間はずっと短縮される。最期を迎えるまではQOL(クオリティー・オブ・ライフ)の高い毎日を与えることができる。

「パチはガンだけじゃなくて、足も悪いけど、最期のときを迎えるまで、今までと同じように、犬らしく、外で遊ばせていいのか。それとも安静で、ずっとおうちで寝かせておくのか。サナトリウムの中で暮らすような生活、犬にさせるくらいなら、治療して長生きさせるのは犬にとっていいことかどうかわからない」
いいんです、今までと同じように、パチちゃんの好きなこと、楽しいことをさせてあげてください。それがQOLの向上なんです。
「キャンプに行ったり、バーベキューに行ったり、公園に行ったりしていいんですか」
いいんです、どんどん行ってください。

泣きましたよ、お話し聞きながら待合室で。



と、いうわけなので、
私、パチと今までどおり遊びます。

もちろんあまり疲れさせないように、また食べ物も飲み込みやすくミンチにするなど最低限の諸注意はありますが、でも、基本的に今までどおり遊びます。バドとタビィと同じように扱います。

だから予定どおりやりますよ、5月30日に10歳になるパッちゃんのお誕生日記念バーベキュー大会! 最後の4回目放射線治療のすぐあとだから、まだ生きてるよ!
6月頭にお台場でやるからね、来れる人はWELCOME! 自分の食べたいお肉とお酒を持って乱入してくださいませ(笑)(公園のおじさんに「人数多すぎ」とばれても「たまたま偶然出会った」ことにしませう!)。パチの病気はほかの犬にうつすものではないですから、もちろん犬連れOKよ。日時等詳細希望の方はメールちょうだいね。
そして業務連絡。うちの引っ越し等々で、パチの兄弟の連絡先がわからなくなってます。陸ちゃんはまぁいつもこのブログを見ていてくれているからOKとして、ロビンとリンクは年賀状発見したからお便りするけど、そのほかの兄弟・マックス、ルビーのおうちの方、もしももしもこのブログを見ていたら連絡ください!

犬なしの人でも、パチに会いたい人は乱入してください。
「さわれ~、撫でろ~」のパチは、ぜったい喜びます。
パチが元気なうちに、最後に、いや意外と最後じゃないかもしれないけど(!)パチに会ってやってください。
パチはみんなに触られたら至福の時なので、それだけで免疫力が上がるかもです。

ついでに業務連絡2。Eオカさん、パチが急に死なないかぎり、サーキットにも走りに行きますよ! そのときのバーベキューも楽しみにしてますとも♪

飼い主は、最期まで強くないとね。
パチはうちで生まれて、ずっとうちで過ごした、たぶん最初で最後の犬。
うちの子になってよかった、と思わせてあげるよ。
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↑ カオスんちからいただいた鹿肉と、ぼんじり(チキンのテール)を食べて体重戻そうね。

アンハッピー・ニュース
2007年05月18日 (金) | 編集 |
もうひとつのニュースは、悲しい結果報告です。
みなさん、心配のメール等々ありがとう。

パチは、胸線腫じゃなくて、悪性の「組織球性肉腫」であろうという病理検査がでました。
確定診断ができないのですが、悪性腫瘍である円形細胞腫瘍の一種であることには変わりなく、その中の種類が何か微妙に違いがあるかもしれないけど、病名にかかわらずできる処置は同じ、ということなので、ふたたび太い針を胸に突き刺し組織をとるのは別のリスクもあるのでやめました。

たぶん、もうパチの余命は、そんなに長くはありません。でももっと調べます。だけど今は、頭がストップ状態です。

だけど、よい兆候はありました。放射線治療が効いて、腫瘍の容積が1/3~1/2近く減少していました。こんなに放射線が効くとは、先生も驚いていました。そのおかげで呼吸がラクになり、咳もなく、顔色もよくなっていたのね。心臓の位置もちゃんと真ん中に戻っていました。

ただ、放射線治療は、放射線障害があるので日本の獣医療では4回まで。外科で摘出手術ができる腫瘍であれば、タビィのように取り除くことができても、パチは手術のできない胸腔内。放射線が頑張ってくれても、1%でも残ったガン細胞が、すぐに再増殖を始めるでしょう。
放射線治療後は、今のところ抗ガン剤治療になる予定ですが、昨夜少し調べたところ、このガンには化学療法(抗ガン剤)は効かないとするHPがありました。書籍を見ても、組織球性のガンは「治療への反応は乏しく、予後はきわめて不良」とあります……。

とりあえず、いま私の脳みそは使い物にならない状態です。
もう少し冷静になったらまた報告します。
コメントレスできなくて、ごめんね。
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↑ これは放射線治療後の帰り道の車の中。ややぐったり。全身麻酔のせいね。
でも昨夜は呼吸困難にはなってません。
とりあえず、麻酔の疲れが早くとれたらいいな。
パチ、いくらでも美味しいもん食わせてやる。

ハッピー・ニュース
2007年05月18日 (金) | 編集 |
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昨日5月17日(木)、A大学に行ってきました。
タビィ、寛解(かんかい)のお墨付きをいただきました!
(ガンでは完治という言葉を使わず、とりあえず再発しないようだと判断されたときには寛解と言う。獣医学の場合は約7か月がめど)
肥満細胞腫、ついに克服しました!

秋のおしりの腫瘍の発現から8か月。ついについにこの日がやってきた。
最初の頃は、もうタビィは12/13の12歳の誕生日にはこの世にはいないかと思って泣き暮らしていたけど、2007年のお正月を迎え、桜を見て、ついに現在も元気に生きている。
今は、うちの犬3頭の中ではいちばん健康そうだ(笑)。

励ましてくれた犬友達のみなさん、本当にどうもありがとうございました。
あきらめなければ、運もよければ、ガンでも助かることもある。
タビィの症例が、今も肥満細胞腫はじめとするガンと闘っている多くの犬と飼い主さんの希望の星になれれば、嬉しいです。
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A大学のみなさん、腫瘍科のドン・S先生、放射線科のMお先生、そして私が根掘り葉掘り聞いてもいつも丁寧にいっぱい説明してくれたタビィの主治医のI先生、適切な治療を施していただき、本当にありがとうございました。白石家、本当に感謝しています。

そして夕方、都内に戻るのが遅くなったとき、マチュの避難先としていつも助けてくれたM輪ちゃん、M子ちゃんもご協力ありがとうございました。それから、いつも事件のときは真っ先に駆けつけてくれて、タビィにベッドまで(そのうえケンカになるからバドベッドまで)プレゼントしてくれたBママ、本当にありがとう。

みんなのおかげで、いまタビィは生きています。

【2006年】
9月19日 :おしりにミカンほどの大きさの腫瘍発見
9月23日 :おしりの腫瘍摘出手術
9月29日 :そのおしりの腫瘍が悪性腫瘍(ガン)の「肥満細胞腫」と判明
10月2日 :右前肢に大豆ほどの腫瘍発見
10月7日:右前肢の腫瘍摘出手術
10月13日:右前肢の腫瘍は良性と判明
10月26日:A大学腫瘍科初診、治療方針を決断
11月1日 :初めての放射線治療開始(1回目)毎週1回×4週
11月24日:最後の放射線治療(4回目)完了
11月30日:初めての抗ガン剤治療開始(1回目)2週に1回~発症から7か月後まで
【2007年】
4月28日 :8回目の抗ガン剤治療完了
5月17日 :寛解のお墨付きをもらう。無事、治療卒業!
(今後:2か月毎に、経過観察のためにA大学に行く予定です)


ジョーバ人体実験中
2007年05月16日 (水) | 編集 |
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16日のパチ。ねじれていますが、けっこう体調はよさそうで、咳もほとんどないです。
ウンチも昨日からgoodです。希望の光が見えてきました。
明日はいよいよ2回目の放射線治療。全身麻酔や移動の負担で、ふたたび呼吸困難になりはしないか心配ですが、案ずるより生むが易し。とにかく前に進むしかないです。
パチ、頑張れ。
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「はーい」。ねじれパチ、逆転すると、なんだか可愛い。飛んでるみたい。

さてジョーバ報告。
通常は1回15分×1日2回と書いてあるけど、筋肉痛にならない運動なんて体を動かしたとは言えない!というミーハーな体育系ゆえ、昨日は1回30分×4回=2時間も、ニュース見たり、雑誌読んだり(ビール飲んだり)母と電話したり、オットの帰宅を待ったりしながらやってみました。
水平方向のみの「エクササイズ」、前傾の「ウエスト」、後傾の「ヒップ」と3つのコースがあり、そのうち「ウエスト」15分「ヒップ」15分を、しかも最も速いスピードで、ハードにやってみた。

しかし最初の印象は「こんなんで運動になっているのか?」という感じ。
でも、一応ポカポカはするし(オットは汗ばむと言う)、体はほぐれるので腰痛対策、気分転換にはなりそう。仕事で煮詰まっているときに、ちょっと休憩がてらやるのもいいんじゃない? 運動不足解消になるはず。ま、テレビ見ながら「ながら運動」できるのは便利。

……と、たいした敬意も払わず軽く考えておりましたが、今朝、けだる~い感じの全身緩やかな筋肉痛状態になり、朝起きるのがおっくうだった。プールのあとみたい。そういえばかつて本物の乗馬をしたあとも、泳いだ後のように眠くなったな。あなどりがたし、ロボットジョーバ。筋肉痛というほどではないが、明らかに腹筋、内股、それとなんでかふくらはぎにキテます。ニーグリップ(バイク用語かな。ひざで振り落とされないようにホールドすること)するから下半身に力が入るみたい。
うん、なかなかよいぞ、ジョーバくん。私のような下半身デブにはよろしいんじゃなくて? でもパンフレットによるとゴルフの飛距離も伸びるらしいが、なんでだろ。私はゴルフやんないけど……あ、体幹のバランスがよくなるってことかな。

でも、いきなり最速スピードで2時間もやったら、おしりがおサルさんのように赤くなり、お風呂に入るとヒリヒリしました
やはり何事も腹八分が大事らしい。マチュに「またママったら~」と注意されました。

急に体重が減るわけでなし、筋肉がつくわけではないけれど、飽きないように(バザーで放出されないように)継続して頑張りたいと思う所存でございます。
私がもしもジョーバ美人になったら、ごほうびにビールで乾杯しましょう(本末転倒!)
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追伸:黒デーンのようなジョーバがガタガタ動き出しても、犬はまったく反応なし。箱から登場したときだけまめちゃんがニオイ嗅ぎにチェックに来たけど、あとはみんなに無視されてます。ロボットと生き物は、やっぱ興味の度合いが全然違うのね。ふ~ん。でも神経質なびびりちゃんなら吠えちゃうかもね。かなり異質な物体ですもん。

それにしてもそこの2匹、なんでそんな狭いところに密集しておるんだ?

NO DOGS, NO LIFE
2007年05月15日 (火) | 編集 |
先週末から、なーんか元気がなくて、原稿が進まなかった理由がわかった。
今日やっとその原稿を入れました。
テーマは「動物医療の最先端・放射線治療」。

先週金曜から原稿に取りかかろうと資料を読むんだり、取材ノートを読み返してた。
だけど資料を読めば読むほど……パチの現況である「放射線治療以外にできることはない」(手術も無理) = 一か八か放射線をやってみるしかない、吉と出るか凶と出るかはわからない、治すためというより緩和のため、こういうケースの存命率は6か月未満……という事実を思い知らされて、つらくて、現実と原稿から逃げていた。

タビィの症例ではハッピーエンドだったし、取材時にはその気持ちだったから、そういうつもりで取材をしてきた。でも、今は、どうまとめてよいかわからず、頭の中がグルグルしてしまった。

ちょっと今週はプロ失格ですね。

でも、書くなら、ちゃんと前向きに締めたかったんですよ。読む人のためにならない原稿を書いても仕方ない。そうして難産の末、ようやく今日入稿しました。
そしたらね、担当のSっちがこんな返事をくれました。許可をいただき、引用します。
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原稿確認しました。
精神的にも大変な中、急がせてしまって申し訳ありません。
でも、この内容はかつてないほど画期的な記事ですし
読者の方に役に立つ内容だと思います。
つらいでしょうけれど、絶対に無駄にはなりません。
愛犬たちがいるから今のS石さん(ばど吉)があるんだし、
もはや犬なしのS石花絵(ばど吉)は今生では成立しなかろうと思いますよ。。。
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そうか、かつてない画期的な記事かぁ。臨場感たっぷり。写真もヤラセなし。リアリティーあり、というかノンフィクションだぞ(笑)。
よかった。ちゃんと伝わる原稿だったんだ、と安堵した。
この原稿が誰かの役に立てたら、嬉しい。
タビィとパチの闘病体験がなかったら、私はこんなに放射線治療について理解できなかった。ガンになったことは無駄にはならないんだ、と思ったら、涙がこみあげたきた。

そう簡単に、犬死にしてなるものか。なっ、タビパチ。

理解ある優しい編集Sっちに感謝です。
えーっと、この原稿は『愛犬の友』6月号(5/25発売)と7月号(6/25発売)に前編・後編で2号にわたり掲載されます。白黒ページで発見しづらいかもしれないけど、よかったら読んでみてください。私の魂のこもった原稿です。でも今は必要ないかもしれない。しかし、いつの日か愛犬が年をとり、もしかガンになってしまったときにきっと参考になるはずです。そんな日が来ないにこしたことないけどね。

それにしても「もはや犬なしのS石花絵(ばど吉)は今生では成立しなかろうと思いますよ。。。」。そっかぁ、そうだね、成立しないね(笑)。私にとって最高の誉め言葉かも。死ぬまで犬あり人生。いいね。私にとって人生でいちばん必要なものは、お金より男より、ぜったい犬だな(笑)。マチュ、ママが死んだら、ママの犬はよろしく頼む。

明日からはまた気を取り直して、頑張ります。ジョーバ報告もまた今後(笑)。

そして15日のパチ。
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なんか今日はいい感じですよ。咳も、へんな音も、ゲッと吐き戻そうとする素振りもないです。食欲もあるぞ、やる気まんまんです。
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食べるスピードも速い! ガツガツ。病犬には見えませぬ。いい感じです。
食後も、未練たらしくお茶碗舐めてました。普段なら、お行儀悪くてお恥ずかしいと思ってしまうところだけど、病気のときは、いいね、安心するね。

パチ、もしかしたら、私が原稿に書いたように放射線治療で「不可能が、可能になる」のかもしれないよ。一か八か、でも可能性が一でもあるうちは諦めないぞ。
(そういえばバドだって3歳の頃、3回胃捻転やって「一か八の手術はふつう犬ではしません」と獣医さんに言われたけど大手術をお願いして、しかも手術中に何度も心停止したけど、いま、こんなに毎日うざったく生きてるもんねっ!)
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ジョーバがうちにやってきた
2007年05月14日 (月) | 編集 |
今日は天気がいい。
バドのお布団とベッドカバーを洗濯した。中味は干してある。そしたら例のごとくアホバドが「フトンがないっ。寝られないっ」と、文句を言う。
要求されても無視していたら、すみっこで小さくなって寝てた。
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シャッターを切るとその音で起きたらしく、自分は今やや不本意であると言わんばかりに「ふふふふっんっ」と文句を言いながら寝返りをしていた。ワイマラナーはよく喋る。
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さて、本日(14日)のパチ。
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私がお昼ごはんを食べていたら、イスの横に来ていた。食欲はある。朝ごはんもよく食べた。でもまだ軟便だし、さっきは息をするたびに小さく「ぴーっ」と毎回呼吸音が鳴っていた。これも新しい、聞き慣れない音。今日は咳はないけれど、果たして気管の圧迫は減ったのか、どうなのだろう。歯茎や舌の色は、タビィに比べると白い。酸素はちゃんと足りているのか。木曜日に病院で放射線の効果のほどを調べるだろうけど、結果が知りたい反面、聞くのがコワイ気もする。
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だけど気のせいかもしれないけど、今日はちょっと目の表情に力がある気がする。
パチ、頑張れよ。

ところで、先週からの気苦労を発散するべく(?)、勢いで、昨年から欲しかった「ジョーバ」を買ってしまった!
http://national.jp/kenko/exercise/joba/
ただでさえ動物病院代で経済難だというのに、買い物依存症か、私は(汗)。
こんなもの、勢いで買うか、ふつう。
と、自らつっこみを入れたくなりますが、でも、前から欲しかったんだもーん。
万歩計、今も毎日計っているけど、1万歩に届いたのは3日くらいしかないもーん。
〆切前は、ほんと歩かない、動かないことが明白になった。1日475歩っていう、生き物として間違っている最低記録まで樹立してしまった。3ケタしか歩かない日が意外とあるんだな。風邪ひいて寝込んでいる日ではなく、実力で3ケタ。いかに自分がパソコンかじりつき症候群か、まぁ、万歩計のおかげで判明したともいえよう。でも実は、もうひとついま欲しいものがあります。MBTというマサイ族の人の歩様からヒントを得たシューズです。
http://www.mbt-evernew.com/
私は健康オタクではないですが(酒好きの刹那主義者だもん)、運動オタクかもしれません。だから、愛玩犬ではなく、筋肉バカ系の犬が好きなのだとも思います(笑)。

しかし、このジョーバちゃん。わかっていたけど、やっぱりわが家にやってきたら、すんごくデカイ。
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ダンボールを開けてびっくり、グレート・デーンくらいあるじゃないか!
いや、正確には太ったデーン、または体高の高いマスチフ!
(犬好きのみなさん。だいたいのサイズ、ご想像いただけますでしょうか)

いやー、ベスト電器で試乗はしてきたんですけどね、狭いわが家にくるとビッグさがわかりますね。早く乗りたいけど、ナナハン限定解除持ちの私でも、デーンはひとりでは2階には持ち上げられません。ちぇーっ。早くオット、帰宅してくれーっ。

でも、ま、とりあえずワクワクするお楽しみが来たので、わたくし、元気を盛り返してきました。楽しい気分で、原稿を書きましょう、そうしましょう。早く書き終えて、今夜はジョーバに乗りましょー♪
13日のパチ
2007年05月13日 (日) | 編集 |
マチュとパパは今日、前々からお友達グループと約束していたキッザニアへ(またも)。
私は原稿がたまっているし、パチが心配なので、おうちで留守番。
だけどやる気がまだ起こらず、パソコンデスクまわりを掃除しただけ(くくく)。
連休の疲れか(毎年、連休後はパワーダウンするけどね)、パチが心配なのか、自分でもよくわからないけど、とにかく昨日も今日も私があんまり元気がない。いかんな。そろそろ本気で稼働せねば。6~7月はまた大物が2つ入るので忙しくなる。早め早めに取りかかっておかないとね、パチの放射線治療も週1回通院だしね、体がひとつじゃー足りなくなる。

パチは、昨日も今日も咳があるし、下痢がまたひどくなって、元気がない。タール状の便。原因はなんだろう。まぁ、食欲はあり、さっきも生卵をぺろりと食べたので、まだ危機的な状態ではなさそうだ。それに昨日の、つぶされた気管を通るような音の咳は、今日はあまりないみたい。毎日、容態が少しずつ変わる。いい方向に転じているのか、悪くなっているのか、よくわからない。
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それにしても、妙な寝かた。上半身と下半身が逆。
股関節が悪いからこういう寝かたをするのかと思っていたが、もしやこれも肺の腫瘍に関係があるのか? 夫いはく、この寝かたをするようになったのは、ここ1年未満だという。
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ほらね、へんだよね。強引だよね。難しそうな寝姿だよね。
でもパチはこれがラクなのか。それって肺や気管が苦しいのを避けているのか?

本当のところは飼い主にはわからない。
やっぱり喋れないって、つらいね。

……と、私がブルーになっていたら「職安に相談して、次はマジシャンに挑戦することに。ただいま、マチュ、マジック特訓中!」という脳天気なメールが来た。職安もあるのか、キッザニア。楽しんでいるもようです(マチュだけでなくパパも。彼は引率初めてなので、きっと何もかもが目新しいのでしょう)。白石家、つねに前向きに行こう。

dog-wood
2007年05月12日 (土) | 編集 |
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一青窈(ひととよう)の歌で有名になったハナミズキ。
私が大学生の時分ロサンジェルスに住んでいた姉に、ハナミズキの英名は“dog-wood”だと教えてもらったときは、軽い衝撃というか小さな感動を覚えました。
なんで「犬の木」なんだろうね(笑)。
街路樹としていっぱいあって、電柱同様に犬がマーキングしやすかったから?
ともあれ、桜のあとゴールデンウィークになる頃に、いっせいに青々とした葉っぱと真っ白い花(ピンク色もあります)をつけるドッグウッド、私は大好きです。そして「犬の木」というネーミングを知ってから、いっそう愛着を持っています。
うちの玄関先にもう少しスペースがあったらね、私、わが家のシンボルツリーとして白のドッグウッドを植えたかったな。狭小住宅のため叶わぬ夢となりましたが(笑)。
この写真は5/1に代々木公園で撮ったものです。パチも一緒でした。

今日のパチは、チアノーゼはないようなのですが、
なんだか妙な音の咳をたまにします。ゼイゼイとかヒューヒュー、ゴホゴホとも違う、なんだかへんな音。初めて聞く音。なんと表現したらよいのかわからぬ、ちょっと異様な、あやしい音。心配。気管が押されているのか。大丈夫か。
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呼んでも振り向いてくれない。あまり体調は思わしくないようだ。
放射線の効果は出ているんだろうか。

でも案じてもしょうがない。神様に祈るしかできない。

そんでバドは、お日様を浴びて、のほほんと寝ています。
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スズメは明日を思い煩うことはない、と、たしか聖書に書いてあったけど、
犬も明日を思い煩うことはない。いまを生きる。これ、大事。

パチ、大丈夫です
2007年05月11日 (金) | 編集 |
ご心配おかけしております。コメントやメールやお電話をどうもありがとうございます。
こんなにみんなが心配してくれて、応援してくれて、
ほんとパチは幸せなヤツです。
まあ、これも誰にでも「撫でろ撫でろ」とワウと鳴く、「私をどうにでもして。誘拐してもいいよん」というパチの人なつこすぎる性格による人徳(犬徳)といえるかも(笑)。パチは「みんなの犬」「みんなのアイドル」という永遠の末っ子気質だもんね。

パチは、大丈夫です。今日も呼吸安定してます。
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いまはこんな感じで寝ています。
昨日の朝くらいまでは、歯茎やベロが白く、チアノーゼ寸前(酸欠を示します)で心配だったけど、だんだんピンク色になってきている気がします。
放射線の効果がでてきて、腫瘍が少しでも小さくなり、気道が確保できてきているなら、嬉しいけど。

ステロイドを飲んでいるせいで喉が渇き、よく水を飲む分、オシッコも大量。3~4回トイレに行きますが「オシッコ行きたい」とちゃんと階段の上に行って目で合図してくるし、散歩に連れて行くと昨日の夕方は、オシッコの後、白線好きはうっかり家とは反対の公園方向に歩き出した。一応散歩に行く意欲も出てきたみたいよ。そのあと咳き込んでいたから「パッちゃん、無理はいけないよ。帰ろうね」とすぐに退却したけどね。

食欲もあります。
昨日の夜は、パパが犬ごはんの準備をしていると、キッチンに移動し、フセして待ってました。具合の悪いときは、ごはん準備してても微動だにせずに寝込んでいたけど、だいぶ食べる気まんまんです。元気を取り戻している証拠でしょう。よかった。
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小腹が減ったのか、昨日夜にはコングを囓っていました(笑)。
食いしん坊コーギー、腫瘍で死にかかってても、食欲は衰えずだよ(笑)。 
食いしん坊はこういうときはありがたい。うん。

昨日、私は武蔵境で午前中から取材で、パチの容態確認のためにいったん家に戻り、そのあとすぐ別の仕事の色校正のためにダッシュで初台へ移動(ご近所だから助かった)。パチの容態が安定しているのでよかった。約束してある仕事をほっぽり投げるわけにはいかないし、放射線治療代も稼がないといけないから(笑)、ママは働きますとも。泣いてても、悩んでても、仕方ない。呼吸困難を変わってあげることはできない。飼い主ができることをまっとうせねば。(とかいいつつ「明日でいいことは明日やる」と、いろいろ後手後手になっているんですけど。ごめんね、編集Sっち!)
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↑ 昨日の夜のパチ。やはり表情が弱い。早くいつものパチの笑顔が見たい。

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↑ ちなみに、ほかの連中は……緊張感のなさすぎる、まめちゃん。

バドは、パチが苦しかった晩~翌日昼ぐらいまで、なぜかママ・ストーカーが復活。パチばかりがかまってもらっている、と思ったのか、もしくは、本能的にパチの容態の悪さがわかり、ちょくちょく様子を見に来ていたのか、わかんないけど。
タビィは、けっこうマイペースで普通。
マチュは、パチのお水チェックしたり、自分の夜ご飯のごはんを炊いたり、けっこう気を遣ってくれてます。

白石家、総出で(まめちゃんを除く。笑)頑張ってます。ま、頑張る、というより、祈るくらいしかできないけど、ね。
たぶん、今のところ急死はもうないでしょう。たぶん。
来週、また全身麻酔をしたあとが心配だけど……それまでに消化のよいものを食べさせ、少しは体重を戻し、安静にし、できるかぎりの体力をつけて臨む所存です。
腫瘍が小さくなっていますように。気道の圧迫が減りますように。

さ、さ、さ、原稿書くぞー!
パチこの2~3日が山
2007年05月09日 (水) | 編集 |
みなさん、心配のお電話、メールありがとう。
ショックと、徹夜の監視で報告が遅くなりました。
ブログを書こうとすると、心臓がドキドキしてきました。手が震えます。
でも犬ライターですから負けずに報告します。

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パチは、いま、呼吸困難にあえいでいます。
病名は、病理検査結果待ちですが「胸腺腫の疑い」です。
肺の中に、大きな腫瘍があります。

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左側から黒いトンネルを取り囲むように大きく全体に広がっている、グレイのぶよーんとしたのが、腫瘍です。
本来は、ここは肺で空気があるので、空気は黒くうつらないといけません。
その部分に全部、腫瘍があります。
上にある白いかたまりが心臓です。真ん中下にあるのが背骨、その右上にある黒いトンネルが気道です。気道は本来、背骨同様にセンターにないといけません。腫瘍が、気道や食道を圧迫しているのです。肺の奥にある心臓も腫瘍に押されています。まるでパチの心臓を包むように大きく腫瘍が覆っています。

でも肺ガンだとすると、こんなに気管や心臓を押しやることはできないそうです。肺ガンはもっとフワフワ、柔らかくて、もろいらしい。それに肺ガンだったら、この大きさになる前にとっくに湿潤したり、つまり爆発して、とっくに全身に転移し、死んでいる。
肺の腫瘍は、悪性の癌しかないとのこと。では、この腫瘍はいったい何者?

肺の奥に、縦隔(じゅうかく)というのがあります。縦隔とは「胸腔を縦に隔てる構造で、心臓や大動脈、胸腺、気管、食道、迷走神経などを囲んでいる」部位です。縦隔にできる腫瘍のほとんどは、リンパ腫か胸腺腫。

細胞針の検査ではリンパ腫の可能性よりも、胸腺腫の方が高いとのこと。
胸腺腫は、良性の腫瘍なんだって。それはよい印象ではあるんだけど……
もう腫瘍が大きすぎて、外科ではとれないって。薬でも意味がない。
あと、できることは、放射線治療だけだって。

すごくショックでした。
放射線治療は、タビィでも行い、私はとても価値がある治療法だと思うし、副作用も脱毛くらいで、食欲不振や嘔吐などタビィは全然なくて、びびる治療法ではないと知っている。
だけど「放射線治療しかできない」という状況は、かなり末期で、「他に手の施しようがない」という状況なのだということを、なまじ私は前回の取材で知っていたのです。またもや大の大人が、大学病院の玄関先で大泣きして、そのあとひとりでベンチに座り、茫然自失となっていました。

良性の腫瘍だから、転移はないとか、進行が緩やかなんだろうけど(調べる)、大きくなって気道や食道を圧迫しているから、このままではパチは、窒息死するんだって。空中にいるのに、酸欠になって、死んじゃう。

でも、今日、病院に行けてよかった。
ただの軽い咳が始まって、たった2週間。臓器ってぎりぎりまで異常がある素振りを見せないんだって。肝臓も胃も、半分くらい切りとったって、人間生きてるもんね。でも限界ラインを超えたとたん、急に悪化する。パチは、あと数週間で窒息していた。たぶん食道も圧迫され、ごはんも吐き戻すだろうし。

私が早くもっと気がつけばよかったのか、と思ったけど、表に出る症状がでたときはかなりもう遅いんだって。だからみなさん、老犬になったら、ちゃんと腕のいいお医者さんのところでレントゲン写真とって、奇妙な、不自然な陰がないか、定期検診をしてください。パチは、いつからこの腫瘍があったのだろうか。数か月前か、半年か、1年前かわからないって。でもこの間、腹痛や、背骨や、前肢後肢、何度もレントゲン撮っているけど「腫瘍がないか、調べてください」と言わないと、先生も自分の専門のところしか診ないもんだからね。それとか、かかりつけ医で、「前回と比べて、なんか変だぞ」というレベルのことも多いみたい。難しいね。

でも、腫瘍科のうまい大学病院はさすがだね。私が伝えた所見だけで、すぐにもう縦隔の腫瘍だろうと目星をつけていたよ。呼吸器の強い大学病院に行くつもりだったけど、CTが6月以降になると言われて、タビィがお世話になっている大学病院にお願いして、ほんとよかった。呼吸器じゃなくて、腫瘍科で大正解。だいたい6月だったら、パチは、なんで息が苦しくて、苦しんで、死んだのか、原因がわからないとこだった。

そして、どうせCT 撮るなら、全身麻酔するから、このまま放射線もやっちゃうことになった。全身麻酔の負担が1回ですむからね。通常の飼い主さんだったら、この診断と状況に動揺して、放射線治療するべきか、おうちに帰って考える、のだろうけど、幸か不幸か、私はインフォームドコンセント済み。先生も、普通だったら、こんなに急展開で治療はしないだろう。説明や理解を促すのに時間がかかる。お金もかかるし。
だけどパチには時間がない。
さっそく、第1回目の放射線治療をした。

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放射線をあてると、腫瘍が小さくなる症例があるそうだ。小さくなれば、呼吸ができる。手術も可能になるかもしれない。この病気は、肥満細胞腫ほどポピュラーな病気じゃないので症例数が少ないが、10頭中8頭は、腫瘍が小さくなる確率。神に祈るしかない。だって、このほかの手段がないのだから。

でもパチはすでにだいぶ弱っている。今まではときどきの咳だけだったのに、ずっと呼吸速拍でハアハアしてる。放射線の副作用だと、食欲不振、嘔吐だけど、それはない。たぶん麻酔や移動の負担で体力がないせいだ。

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心配だから、一緒のベッドで監視した。
3時間以上もハアハアしてた。よだれもでてきた。パチがめずらしく「グウ」「ング」など声を出す。寝返りばかりする。このまま死んじゃうかと思った。
夜中にネットや書籍で、呼吸困難の対処法を探した。でも決定的な方法はない。少しずつ水分補給をし、窓をあけて冷たい風を入れた。

担当医の先生にメールを入れていたら、先生が4時すぎにメールをくれて、私がすぐ状況を返信したら、先生がお電話をくれた。なんてありがたいことか。M先生、本当にどうもありがとうございます。
先生の指示で、朝ご飯のときにあげる予定の薬を与えた。
放射線の影響ではないと聞き、少し安心。放射線のせいで急に体内に何か変化が起き、苦しんでいるのかと思ったけど、ただ酸欠にあえいでいるらしい。

朝が来た。
パチは生きている。
放射線の効果で、腫瘍が小さくなれば息ができる。
また昨日の疲れがとれれば、体力も回復するはず。
2~3日が山だそうだ。

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今日は暑いね。夏日だってね。こんなときにもう。
パチはいま玄関のたたきで寝ている。昨夜はハアハアして寝られなかったからね。いっぱい寝て、体力戻せよ。呼吸も安定。でも、このままスーッと死んでしまう可能性があるので、見張っておかないと。窒息ってね、最後にバタバタ苦しむわけじゃないんだって。

でも、パチはえらいんだよ。
ごはんはちゃんと食べるんだ。
のどにつかえないように、バーフダイエットをくずして流動食っぽくしたものと、ヨーグルト、生卵をあげた。いっぺんにたくさん食べると吐き戻すから、さっき昼ごはんもあげてみた。ちゃんと、やる気で食べた。さすがコーギーだ(笑)。
食べてくれるうちは、まだ大丈夫。頑張れる。

いまの状況は、こんな感じです。
コメント返信ができないかもしれないですが、
みんな、パチのために祈ってやってください。

霞ヶ浦~房総1周キャンプ(後編)
2007年05月07日 (月) | 編集 |
引き続き、キャンプ報告。
5/5こどもの日も、爽やかなお天気。
風が強すぎて、かつ早寝しすぎて(笑)、この私が(!)5時には起床。
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↑ パパ、朝のコーヒーのため、お水を汲みに行く。爽やかな光景だね~。
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テントをちゃっちゃとたたみ、田んぼの水郷エリアを抜けて、銚子・犬吠埼を目指す。海岸が見えてきた。海の香りがわかるのか、タビィがムクッと起きて、窓の外をチェック。
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「犬が吠える」と書いて、犬吠埼。到着だーっ。
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こどもの日だから、鯉のぼりがはためいていた。
それにしても、なんで「犬が吠える」と名付けられたのか。波や風の音が強くて、犬が吠えているみたいに聞こえるのか。荒れる海なんだろうなぁ。
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岩の上でも、どこでも歩くわが家の犬たち(&猫)。マチュは磯でカニや魚を発見して、喜んでおりました。
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「まぁ、めずらしい犬ね」(バドのことでしょう)
「あ! 猫もいる! 大きい!」
「犬だよ」(男の人の声)
「猫よ、猫」(お連れの女性の声)
「犬だってば」(いいかげんにしろよ、という感じの男の人の声)
うちのせいで、夫婦喧嘩になっていなければよいのですが。

次は、九十九里を南下しまーす。
走っても走っても(約50キロ!)、左に入れば、どこでも広大な砂浜でーす。
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じーちゃんもばーちゃんも、子犬のようにはしゃぎます。
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パチも海に入ったり、波打ち際に座ったり、またもや泥だらけ、潮だらけでーす(涙)。
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マチュも波打ち際でずっと踊ってました。
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↑ お昼ごはんは漁師町で、イワシづくし。「なめろう」も食べた。私、青魚好きだから、とても気に入りました。

そんで、九十九里を過ぎたら、奇岩の海岸線。ドライブ、楽しい。断崖絶壁の「おせんころがし」(お仙さんが身代わりになって、落とされたという悲話がある。とにかくすごい絶壁。しかもすんげー風が強かった)も見て、鯛ノ浦の「誕生寺」を道すがら発見し、立ち寄る。

でもあまりに風が強いので「こりゃ、浜でキャンプは無理だ」と判断。急遽、県民の森に電話してみたが、……頭きた。私が運転中だったので、夫が電話してくれたんだけど、値段や今夜の空き状況や人数を確認、むこうは乗り気、でも最後に私が「犬も大丈夫か、確認して」と言って、夫が「犬もいます」と言ったら、「犬~!? じゃ、ダメだわ」と、一方的に急に切られたんだって!!
なんですと~!
まぁ、これがまだ日本の現状ですな。
しかし、私有地のキャンプ場なら経営者の犬好きかどうかだからともかくとして、税金の土地だろう! 私は千葉県民ではないからここには税金は納めていないので文句を言う権利はないのかもしれないが、ずいぶん犬の市民権が低い土地だなと頭にくるやら、悲しくなるやら。たしかにマナーの悪い人もいるから禁止にした方が手っ取り早いんだろうけど、それにしても口の利き方がなっとらん。「犬畜生」扱いですか、ここでは未だに。
今に見ておれ、いまは3~4家族に1家族が犬飼っているんだからね、犬をバカにしたら、お客さん来なくなって、あとで泣きを見るぞ。あ、公有地だから、売り上げとか関係ないのか。企業努力する気もないのか。なんか頭くるな~。アメリカ人みたいに訴訟好きな日本国民がいたら、もうじき愛護法を楯に訴えられるぞ。

しかしいつまでも房総の先っぽで頭にきていても仕方ない。日が落ちるまでになんとかしなくては。気を取り直して、テントを貼れるとこを探す。
神様は、私たちを見放さなかった。とっても素敵な、山あいの無料のキャンプ場を発見。しかも夕方までデイキャンプの家族がいたけど、夕刻にお帰りになって、うちだけの貸し切り状態。星、鳥やカエルの声、東京では考えられない真っ暗闇と静寂を満喫しました。

そして朝。最終日6日はお天気悪い。5時、雨がポツポツしてきたから、軍隊のようにダッシュでテントをたたむ。
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そして黒滝を散策。空気が澄んでいる感じ。
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でも、だんだんパチがくたびれてきて、元気がない。パパがずっと抱っこしていた。
なんかね、パチを抱きながら歩くトールの後ろ姿を見てると、
病気でもうすぐ死にそうな家族に、
最後に気持ちのいい海や山を見せてやってる、という感じにも思えて、
ちょっと泣きそうになりました。

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そして雨にも負けず(というか、もうマチュ的には、雨だろうが、気持ちはお花)白浜でお花摘みをする。
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帰り道、内房総の漁協直営というとってもナイスなご飯処を発見。新鮮だし、ボリュームすごいし、安い! お寿司も最高だったね~。なんとマチュはマンボウのお刺身を注文。これで1人前800円くらいでしたっけ(しかもほんとはすでに食べ始めていましたが、減ったように見えません)。1人前が10人前分くらいあるぞ(量がありすぎて、最後はややつらくなった。笑)。大人数で来て、みんなで分け合いたい気持ち。あれもこれも食べたいのに、もうおなかに入らないのが悔しい。また来るぞ! そしてアジやサンマの干物をいろいろ買って帰りました。そうそう、サンマって、東京湾にこの季節に産卵にやってくるんだって。5月下旬には、サンマの赤ちゃんが、東京湾から大洋に出て行くんだって。へ~っ。東京湾、あなどりがたし。大事な生態系の一部なんですね。
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そして、海ほたる経由で帰りました。渋滞もなく、ラッキー。海ほたるを使えば、房総は近いぞ。また来るぞ。
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犬ちゃんずと猫は、もうぐったり。なんで助手席に3匹もいるんだ? 

そして毎度のことながら、疲れていても帰宅後にはすぐみんなお風呂へ。パパ、ご苦労さん。
ほんと楽しい充実の3日間でした。
さて明日はパチのCT検査だ。

霞ヶ浦~房総1周キャンプ(前編)
2007年05月07日 (月) | 編集 |
5/4~5/6,全員(猫も)連れて、2泊3日のキャンプに行ってきました。
今日は長いので、適当に読んでね。

まず5/4、またも成田の先の、トトロの集落のようなとこにあるカイロプラクティツクの先生の施術を受けました。とても天気がよく暑いから、もう犬は車内には置けない。というわけで夫と交代で、お散歩しながら待ちました。
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いい感じの、里山でしょ~。4月上旬に行ったときは、まだあたりは休耕田だったけど、今回は田植えが終わってた。これはもうバドタビはノーリードにしたら、ご迷惑だわ。でも、足の悪いパチならゆっくり自分のペースで好きなように歩けばいいか……と、思ったら、
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ぎゃー! 水の張ってある田んぼに入ってしまったぁぁ!
まだ田植えがすんでいない泥のお池状態だったから、稲には迷惑はかからなかったが、おまえ~、いきなり泥んこかいっ!
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↑ 野生のキツネのようだ……。
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↑ でも嬉しいそうだ……。パチ、よかったね(ま、いいか。車は洗えば。涙)。

カイロのあとは、霞ヶ浦方面へ。けっこう近い。
水郷地区の、広大な田んぼ。見渡す限り、右も左も田んぼ。キラキラしてる。
すんごーく、広い。
しかし、スーパーがない。
キャンプの買い出しのため、スーパーを探しまわり、そのまま潮来~鹿島までドライブ。鹿島神宮近くにやっとジャスコを発見した。
いやぁ、このへんのみなさんは、どこでお買い物しているんでしょうか。
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霞ヶ浦に面した公園でキャンプしました。すんごく風が強かったけど、夕日がきれいで、マチュは感激してた。
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でもバドは寒そうだった(笑) ↓
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そして今回デビューの四角い切り出し七輪で、焼き鳥やニジマス、焼きおにぎりなどを堪能。香ばしくって美味い! 七輪、気に入ったぞ! 
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そうして8時半にはすべての用事が終わり、カイロの好転反応も手伝い、(この私が)9時には就寝(はやっ)。
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これまたおニューの4人用テント。バド、ジャマすぎだよ……。でも、あったかい。犬とくっついて寝ていいのは、うちはキャンプのときだけなので、ちょっと(かなり)幸せ♪

明日は
2007年05月04日 (金) | 編集 |
明日は、キャンプに行くつもりです。
マチュはやる気まんまんで早寝です(まだ宿題をやり残しているようだが)。
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毎度思いますが、ぬいぐるみ、多すぎ。
こないだプジョーのお店で、でかいライオンちゃんも、お小遣いはたいて購入。
そしたら店員さんがその心意気を認めてくれたか、ちびライオンをプレゼントしてくれた。
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彼女のプジョー好きは、かなりのもの。
もし故障したら全面的によろしく♪と全幅の信頼を寄せている「プジョーの神様」がいる原工房さんのEオカさん
http://harakoboiioka.blog74.fc2.com/
からいただいた風船(207のプレス発表会で私がもらう勇気のなかったあの銀色風船)も、けっこう何日もわが家のリビングに浮いています。(マチュは風船好きでもあり、オレンジ風船ももらってきた)
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さあ、明日のキャンプに行く場所、調べなきゃ(今からかいっ!?)。
とーぜん、まだテントも荷物も準備はしていないけどさー。
ぷらり野宿は楽しみだー。久しぶりだー。犬をたっぷり自然の中で遊ばせたいから、なるべく人のいない場所を探して行ってきまーす。

ブラボー!代々木公園ドッグラン
2007年05月03日 (木) | 編集 |
パチのこと、心配してくださり、励ましのコメントやメールいただき、
どうもありがとう。
犬友達の優しさ、身に染みます。
パチは、だいぶ咳も治まってきました。呼吸の苦しさはもうほとんどないようです。
来週、CT検査をなんとか予約できましたので、一か八か、腹をくくって行ってきます。

と、いうわけで、うちはほかの犬もいるので、フツーに楽しく、ゴールデンウィークを楽しんでいます。
話題の代々木公園ドッグランにも行ってきました。
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動物病院の帰りに行ったので、なんと、まめちゃんまで一緒です。
(猫にも予防接種ワクチンがあるんですよん)
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↑ いつも見ている、コーギー2頭と夫の後ろ姿。コーギーずの尻が、最高に可愛いんだな。2匹いるのがまたいい。並んだお尻がキュートで、幸せな気持ちになる。
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↑ なのに、まめちゃんは、最初だけやる気で、だんだんびびって、ちゃんと歩かない。これだから猫は散歩には連れて行けない。自走してくれないと困るんだな、うちはただでさえ手が足りないのだから。「まめちゃんも連れて行きたい!」と懇願したマチュが、責任を持ってまめを抱きかかえております。わが家は、震災などの緊急時は、バドと犬のごはん&水担当が私、コギ2頭担当が夫、まめはマチュ、と役割分担することになっている。ので、たまにはこうした訓練も必要か。
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↑ ドッグランに到着。芝生広場のいちばん北側です。木陰でよいです。これなら夏でも利用できます。しかも思ったよりも広い。ちゃんと小型犬用と共有(小型犬でも大型犬でも誰でもよい)と、ふたつあります。それに、全部、土です! 素晴らしい。もともとあのへんは木々のために土を肥沃にするためか、風で砂埃が飛ばないようにするためか、ふかふかの土とチップを敷いていてあったけど、そのままドッグランになってる。犬が汚れることを嫌う飼い主はどう感じるかは別として、犬の足腰のため、野生児の悦びのためには、かなりよい環境ではないでしょうか! すごいぞ、代々木公園! えらいぞ!

すいません、猫なんか、連れてきて。
フェンスの外で、ピクニックシート敷いてドッグランの様子を観察していたら、可愛いラブのミックスちゃんが、何度も「おまえ、誰? おまえ、猫?」と、のぞきに来ました。
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↑ たまたま娘の小学校のお知り合いを発見。ジャックラッセルのピットちゃんでーす。
ママは「こういうとこ初めてだから」と、最初はリードつきのまま、その後も一生懸命ピットとの後ろを真剣な顔して追いかけていました。そういう姿勢がとても素晴らしいです。犬ですから、もしかすると事件が勃発するかもしれません、100%大丈夫でないのは、どの犬も同じです。でもそうならないように一生懸命本気で努力する人には、周りの人も犬の社会化がその子に身に付くよう手助けしてあげることが、次につながると思います。
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↑ タビィがパパと一緒にドッグランに入ってみました。入口にいるボランティアの人のところで簡単な書式に記入し、名札をもらうそうです。大人1人につき、犬は1頭まで。
なので、私は病弱なパチと、はしゃぎすぎて腰を痛める危険性が高いバドと、猫のまめ(おまえはドッグランに入る資格なしっ)とフェンスの外で留守番。だけど、人間の目玉は1匹の犬しか追えませんから、このルールは妥当だと思います。大切なルールです。多頭飼育者にはちょっと人員不足になるとは思うけど、我慢しようね。
フェンスの外でビール飲んで、たっくさんいるよそのワンちゃんずを見るのもかなり楽しいぞ~。
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↑ ラフコリーちゃんだ。久しぶりに見た。
どの犬もほんと楽しそう。
多少、マウンティングしかかったりなどの小さなトラブルはあったけど、その都度ちゃんと飼い主さんがフォローしていて、大きな事件は勃発していなかった。飼い主のレベルが高いのでしょうね。素晴らしいぞ。
あ、でもフリスビーやってる人があとから登場したな。だめだよ、ボールやオモチャや食い物はケンカの引き金になっちゃうからね。
犬友達のお話しでは、小型犬スペースでは、やはりウンチを拾わない(たぶん見ていないため)飼い主さんがいたそうな。いかんですよ、自分の犬から目を離しちゃー。

でもこうしたこともこれからどんどん気持ちよくマナーアップしていけたらいいですね。
私もボランティアで協力できること、考えます。今回は私は入口方面には行かなかったので聞けなかったんだけどね。
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↑ 2時間近く遊んで、帰りました。まめちゃんは相変わらず抱っこです。と、思ったら自ら歩き出しました! 帰り道はパチが抱っこ。軟弱者が多くて、パパは大変です(笑)。
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↑ 犬ちゃんず、チョ~至福の笑顔。とくにタビィ。可愛い。
私はこの顔が見れれば、とにかく幸せ。

そんでおうちに帰ったら……
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↑ 猫、だらけすぎ。
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↑ バドも、だらけすぎ(笑)。

でも楽しかったね。
こんな場所が近くにできて、犬好きとしては、本当に幸せです。
東京都に税金払っていた甲斐がありました、ねっ(笑)。
パチ、肺の病気になる
2007年05月01日 (火) | 編集 |
パチが1~2週間前から1日に何度か咳をしていて、いっこうに減る様子もなく、ややひどくなっているので、昨日病院に行ってきた。
血液検査して、レントゲン撮って。
肺炎であることがわかった。でも肺炎くらいなら抗生物質で治るんだけど……

レントゲンで、肺に、いやな陰が2つうつった。
腫瘍(ガン)か、老化のせいで肺が硬くなっている(肺線維腫)か、それとももっと違う病気か、レントゲンやエコーでは判断できない代物で、大学病院でCTか、MRIで診断してもらわないとだめだ、ということになった。

タビィがやっと治療が終わるというのに。なんかイヤな予感はしてたけど。一難去ってまた一難。多頭飼育者の宿命ですな。

若いときに全身麻酔をするような手術を何度もすると、そうした負担があとあとでることもあり、心臓や肺などいろいろ老犬になると壊れることもあるそうな。バドとまめもワクチン打ってもらって、ついでに健康診断をしてもらったら、まめは問題なく健康だったけど(若いしね。笑)、バドも「初めて聞く、妙な心臓の雑音あり」とのこと。年とると心臓はみんなくるからね。まぁ、まだバドは空咳もしていないから様子をみることになった(老犬が夜中や明け方の安静時に空咳をするようになったら、心臓が弱っているサインのことがあるから、みんなも気をつけてあげてね)。

タビィのお尻のガンを切除してくれた、口は手厳しいが、腕は悪くない、車で5分でいける病院に行った。やっぱり近所のホームドクターは必要だね、年をとると特にね。何が起きるかわかんないし、先生も継続して変化をみないと判断しかねることもあるだろうし。連休中もやっていてくれて助かった。

私ね、もう老犬だから、ある程度覚悟はするようにしている。薬漬けで半年1年長く生きさせるよりも、アウトドアへ連れ出し、草の上を走らせ、森のにおいを嗅ぎ、海の風を感じさせてやりたいと思う。犬だから。動物だから。
基本的に延命処置をするつもりはない。でも助かる見込みがあるなら、全力で頑張る。パチはね、足は悪いけど、細くゆる~く長く生きてくれそうな気がしてるんだ。だいたいパチはわが家の犬の中じゃいちばん若いんだから。まだ死ぬには早いぞ。
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さて。転んでもタダでは起きないのがこのワタクシの唯一のとりえ。さっそく大学病院、調べましたよ。呼吸器の強い大学はどこだ? いい先生は誰だ? もしガンだったらそのまま腫瘍科もないとだめだしね。調べましたよ。業界に詳しい知人に電話もしましたよ。よし、予約の電話を入れるぞ! 負けないぞ。